月刊マックパワー(第161号)
この手の本は(と言っては失礼だけれども)書店に行けばいくらでも並んでいるが、とやかく言う前にとりあえず何冊かは読んでみたほうがいい。私も含めて企画を商品にしている職種の人たちは、ある程度の質のアイデアを、決められた時間内に、どれだけたくさん発想できるかが勝負となる。そのためには、“企画の神様”が降臨してくるのを待っているようじゃダメなわけで、自分の中に企画の醸造システムを作らなければいけない。
かと言って、そうした装置があればいくらでも優れたアイデアが浮かぶのかというと……そう簡単にはいかないんだな、これが。いい企画はどうしたってアクシデント的な要素を含む。故にいい企画屋とは、アクシデントが発生しやすい場を自分の中にすぐ生成できる人のことを言う。本書の著者は広告代理店・博報堂に勤務する現役のサラリーマン。若手クリエーター向けのアイデア本としてはもちろん、管理職の人などには下手なビジネス本より役に立つかも。戦略だって企画のひとつですから。(編集部・高橋幸治、2003年6月号)
内容紹介
考えるための道具、持ってますか?
丸腰で、仕事はできない。
あなたのアタマとカラダを『アイデア工場』に変える
とっておきのシンキング・ツール教えます!
『カラーバス』、『フォトリーディング』、『アイデアスケッチ』、
『ポストイット』、『マンダラート』、『マインドマップ』、
『アイデアスケッチ』、『ブレーンストーミング』、『5W1Hフォーマット』等
すぐに使える「考具」が満載!
【序文より】
あなたは「考えること」「企画すること」が仕事ですか?
今や、ありとあらゆるビジネスマン&ウーマンには
「考えること」が求められている時代になりました。
おそらくあなたも何かを考えなきゃいけないなあ・・・と焦って、
あるいは困っておられるのかもしれません。
もう一つ質問です。あなたは考えるための『道具』を持っていますか?
えっ、持っていない・・・・・・?それはなぜですか?
常日頃思うのですが、考えることが仕事なのに、
そのための道具を持っていない人があまりに多い気がします。
わたしたちは毎日何かアイデアを考え、企画にして、
実行することで対価を得ているのです。
しかしそのためのインフラ=道具の充実度はあまりに酷い。
最新鋭機種のパソコンの前にずっと座っていても、
何も浮かんできません。
考えるためにどうすればいいのか??
誰も教えてくれなかった。
本当なら電話やパソコンと同じように、
考えるための道具もあってしかるべきです。
考えるための道具、あります。
考えるための道具、それを『考具』と呼んでみましょう。
『考具』はあなたをアイデアに溢れた、企画型の人間にします。
『考具』を手にすれば、あなたのアタマとカラダが「アイデアの貯蔵庫」「企画の工場」に変わります。
今までは考えろ!と言われたことはあっても、
誰もやり方なんか教えてくれなかったですよね。
うーむと悩んであれこれ頭の中で“考えて”、パソコンでまとめる。
そんな作業を繰り返してきたのではないでしょうか?
そのやり方、間違いではないです。
でもシステマチックとは言い難いののは事実。
ちょっとしたノウハウやツールを使うことで、
それがものすごく楽になります。