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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
 
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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書) (新書)

城 繁幸 (著)
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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書) + 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)
すでに平成二〇年。いまだに、多くの会社で、昭和の時代から続く風習や決まりごと、働き方が支配している。『若者はなぜ3年で辞めるのか?』でその状況を描いた著者が、辞めた後の、いわば「平成的な生き方」とは何なのかを指南する。“完全実力主義の企業で数千万円稼ぐ若者”“建築現場から人事部長に転身した若者”など、アウトサイダーたちの挑戦と本音が語られる。自分がいかに昭和的価値観にとらわれているか、そして、時代が本当に変わりつつあることを実感できる。

内容(「MARC」データベースより)
すでに平成20年。いまだに多くの会社で、昭和の時代から続く風習や決まりごと、働き方が支配している。「若者はなぜ3年で辞めるのか?」でその状況を描いた著者が、辞めた後の、いわば「平成的な生き方」とは何かを説く。

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5つ星のうち 2.0 若者たちがどこへ行ったのかいまいち読めない, 2008/7/8
期待していたのは、高度成長期的な従来の日本の企業体質に馴染めず、新しい道を模索することになった若者たちのその後。本書のタイトルもズバリそのもの。しかし、著者の主張が表に出過ぎて、肝心な若者たちのその後に焦点がまったく合っていない。取り上げられている若者たちは色々と多様なのだが、彼ら彼女ら自身の人間性やその後が、あまり見えてこない書き方なのが、非常に残念。著者の言いたいことの裏付けに使われただけ、という印象が、どうしても拭えない。著者の主張より、彼らが本当に何処へ行ったのか、という点により興味があった自分としては、星評価は、その点低くさせていただく。

しかしながら、一連の著者の主張には、基本的に共感する。著者は、安定を捨て自分の生き方を見付けろと、若者を単に煽っている訳ではない。つまるところ、日本が、奇跡的なレベルでの経済的発展をとげていた頃に出来上がり、その結果異常に豊かだった昭和的な年功序列というシステムや理不尽な日本企業体質は、斜陽の先進国としての典型的な問題を抱える「普通」の国へのスムーズな移行を妨げているだけでなく、格差社会という新しい問題を生みだしている。この著に取り上げられた人達のように、既存のシステムに疑問を感じてから抜け出して、満足な生活を得る人もいるが、非正規雇用者など、同じシステムによって搾取されている人々もいる。元凶は、日本の雇用形態である。

最大の弊害は、新卒男子を定年まで飼い殺しすることにこだわる、日本的な雇用システムであり、数十年後、膨大な数の団塊世代のお年寄と、若い頃に将来に向けた蓄えをすることを阻まれた、これまた膨大な数のロスジェネを支えるような国家的体力を維持するためには、年齢でなく、能力に見合った雇用を促進できるような抜本的改革が必要。そうすれば、若者の絶対数が減るなか、女性やフリーターの労働力を無駄にせず、移民に頼らずとも、将来の日本を支えられる可能性がある、ということ。

著者は、もっともな意見を主張しているのだけ。日本には大局的にことを捉えられる人間が現状を変えられるような社会的な位置に就かない(就けない)傾向があるらしいが、日本が手遅れにならぬよう、今後の著者の活動には、さらに期待したい。
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76 人中、63人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 混迷の時代に「働く」ということを真剣に考えた取材・考察の書, 2008/3/20
「年功序列と終身雇用は今後崩壊する」と言われて、もうずいぶん時間がたつ。だが、それらの制度は頑強で、かなりほころびが現れているにもかかわらず、多くの日本企業の土台を支えているように思える。

かつて多くの評論家や学者が年功序列・終身雇用の崩壊を予想したのは、「能力主義に移行していかないと日本企業自体がもたない」と考えたからである。だが、バブル期から日本が大胆な開放政策をとり、「経済」が「政治」を飲み込んでいく時代になって市場のボーダレス化が現実化するのに反して、日本企業の体質は根本的にはさほど変化しなかった。

考えてみれば、企業を動かしている経営陣や管理職は年功序列・終身雇用の恩恵を受けてきた世代であり、企業内で荒波をかぶることが少ない彼ら自身に変化を求めるのは無理なのかもしれない。著者が「昭和的価値」と名付ける価値観が相変わらず日本企業を支配しているのは、結局は、年功序列によって出世した者が企業を支配しているからにほかならない。

その弊害が、まさに若年層の収入の低下やフリーターの増加として表れている。本書では優秀な若手ほど日本企業に絶望し、これまでの枠組みにしばられない生き方を試みようとしている現実が描かれている。本書を読むと、これからは、「どの会社に入るか」ではなく、「自分にどれくらいの市場価値があるか」が大切になってくることがわかる。また、年長者に若者の「わがまま」と見えるものが、実は古い価値と新しい価値とのぶつかり合いであることがわかる。

企業関係者は、本書を読んで、自分がいかに既得権益に守られてきて、そのために若者がいかに割を食っているかを知るべきである。企業が生き残っていくために本当にこのままでいいのかを考える契機になるだろう。「トヨタ」を年功序列や終身雇用の正当化に使うのはもう止めるべきだ。著者の益々の活躍を期待する。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 若者よわがままに、そして主張せよ, 2008/10/29
By dream4ever "鎌倉おやじ" (鎌倉) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
若者はなぜ3年で辞めるのか?の続編

読んでいて思ったのは基本的に考え方は大竹文雄氏の「格差と希望」の論調であり、それを過激に若者社会に向かって綴っている。
昭和的価値観と平成的価値観のぶつかり合い。そして既得権益者としての老人と団塊の世代、彼らの絶対的な存在感はもはや右と左といったイデオロギーを超えた障壁であり、若者の夢も希望も確実に大型戦車で踏み潰している様に見える。

労働組合は正規社員の給与維持だけを目指し、そのために新規正社員の数は減り、派遣社員や非正規社員との格差は開いていてく、そしてその格差は技能の差ではなく単なる正か非と言うだけの括りなのだ。
こんな会社と言う制度を補償する国家に対する不満がいわゆるロストジェネレーション世代に蔓延するのは至極当たり前なのである。
著者はひとつの解決策として1982年のオランダにおけるワッセナー合意を示している。これは正規と非正規との格差解消のため政府、労組、経営者との合意に基づくものだそうだ。そして現在オランダでは正規と非正規の格差はほぼ完全に消滅したと言う。そして筆者は言う、年功序列のシステムは実は一つの致命的な矛盾を含んでいる。それは「若者の権利を否定する一方で、その若者の力無しには生き延びれない」と。
若者達は我がままに、もっと主張すべきなのである。現在の老人や団塊の世代のために年金を払うのならば、それ相当の自由と給料が無ければならないのだ。
一つだけ指摘しておきたいのは、本書はあくまで日本の市場経済システムの話であり、サラリーマンと言う会社制度での話しなのだ。農業や漁業と言った能力や技の裏打ちが大きい職業とは少し文脈が違う。
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5つ星のうち 3.0 紹介された事例の若者の生き方が、特にうらやましいとも思えない
帯に「もっとワガママに生きろ!」とある。年功序列をはじめとする昭和時代から続く会社内での決まり事ややり方、働き方といった昭和的価値観と対比して、平成的生き方を選... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ねぼすけ2004

5つ星のうち 2.0 途中でやめてしまいました
前著、若者はなぜ三年で辞めるのかは、後世に残る名著です。

が、この本は駄作です... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ていげんのこうしょうの

5つ星のうち 5.0 古い価値観に埋没するな
現実を冷静に見るには、まず疑問に思うことが必要。

しかし、当たり前と思われていることほど疑うのが難しい。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: Takahiro

5つ星のうち 4.0 いまの職場に疑問があるのなら
自分がこの本を読んだ結論から言いますと
「無理して働く先には何があるのかというのか」と言うことです。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: そと

5つ星のうち 3.0 前作はよかったが、今回は事例集でそこまでのインパクトはない
... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: だん

5つ星のうち 4.0 「昭和的価値観」も無下に捨てない方がよい
1.長所
(1)厳密に読んでいないので、全員が「3年で辞めた」のかは確認していないが、年功序列・終身雇用とは別の生き方が提示されているところ。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 清高

5つ星のうち 3.0 すごい人もいたものだと・・・
前著「若者はなぜ3年で辞めるのか?」がとても印象に残り、その続編となるこの本を読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: miyama

5つ星のうち 4.0 外資の迎合
前半部は転職するにはスペシャリストでなくてはならないことを具体例に沿って解説。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: エリエール

5つ星のうち 5.0 「若者は為されるがままでいるな。わがままになれ」
タイトルにもつけましたが、この本の一番に言いたい事は
「日本は若者の権利を否定する一方で、若者なしではやっていけない」... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: sinpost2

5つ星のうち 4.0 多様性という平成的価値観
終身雇用は既に崩壊した。
大企業に就職すれば一生安泰という考え方はもはや通用しない。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 糸音

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