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心理諜報戦 (ちくま新書)
 
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心理諜報戦 (ちくま新書) (新書)

野田 敬生 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

国際政治の裏側で、今この瞬間も繰り広げられている世論誘導や謀略の数々。対象の心理を操作し、偽情報で攪乱するのが心理・欺瞞工作だ。情報の捏造、歪曲、宣伝により、敵は疑心暗鬼に陥り、やがて自壊する―。映画顔負けの権謀術数の実際例から、各国機関の研究内容、そして私たちが誤情報に踊らされないための対抗手段まで。知られざる「認知操作」の実態を明かす。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

野田 敬生
1970年生まれ。東京大学文学部言語学科中退。国家1種試験に合格し94年、公安調査庁に入庁。98年夏、米国中央情報局(CIA)情報分析研修に派遣。現在は、ジャーナリストとして、主に週刊誌や月刊誌で執筆。調査能力の高さと分析の綿密さは定評があり、数数のスクープをものにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 230ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/02)
  • ISBN-10: 4480064117
  • ISBN-13: 978-4480064110
  • 発売日: 2008/02
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By vatmideo (大阪府) - レビューをすべて見る
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外交は騙し合いであり、政治には世論の形成が必要ですが、そのためには噂、流言も含めたマスコミの利用も一手段となります。そういった心理作戦について、主として米国の文献を参考にまとめています。
相手が述べる虚偽に対し、反対意見を述べると却ってその嘘が広まってしまうこともあるし、黙っていたら認めたことになるなど、そういった対応方法についての記述などは、職場での様々な問題にも応用できます。
読了後、「何を信じればよいのだ」という気がしないでもありませんでしたが、うまくまとめられた「あとがき」に救われた気分になりました。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 世界はプロパガンダに満ちている, 2008/2/20
By 革命人士 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
本書を読んでいると、世界のあらゆる発言、出来事はプロパガンダではないかと穿った見方をしたくなってくる。とにかく、自分に都合がよくなるように情報機関は情報を発信する。事実であれ、欺瞞情報であれ、工作対象の中に自分にとって都合のいいストーリーを組み上げてくれることが重要なのだ。映画「ラストサムライ」すら日本政府が民族精神を鼓舞するプロパガンダとして活用し、実際に効果があったと著者は見る。

本書は多くの記述で出典を示し、正確さを強調している。しかし、本書は微に入り、細を穿つ内容も多く、読みにくさがあったのも事実。また、心理諜報が主題なのに、だまされた人間たちの話がなく、どのように悪影響が出たかも記述がほしかった。
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24 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 現在の政治の本質, 2008/2/10
By recluse - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
最近のインテリジェンス・ブームに触発された作品なんでしょうが、本書は読みにくいですね。アメリカのインテリジェンスの教科書の方法論がそのままのっていたりします。たしかに対象を概念的に整理するという意味では、それもひとつのアプローチです。特に歴史的なアプローチの真偽に潜む本質的な陥穽に気がついたものにとっては。しかしその結果は新書という狙いとはずれた仕上がりになってしまったようです。中身は当たり前のことしか書いていません。むしろ当たり前のことが、逆に教科書流のアプローチを使ったためにわかりにくくなってしまったようです。つまるところは、インテリジェンスと心理戦は人間存在の認識という哲学的な命題に関わってくる奥の深い題材です。それをアメリカ流の解剖的なアプローチで整理しようとしても、漏れてしまう部分が大きくなるのは仕方がないのでしょう。だって、この問題考え始めたら、終わりがなく、原因と結果の迷路に落ち込んでしまうのは必至ですから。本書にも取り上げられているように、jim angletonほどの知性ですら最後は真偽の区別がつかなくなったというほどですから。郵政民営化・構造改革なるものも、どの程度agent of influenceの仕業なのかは不明のままです。ただひとついえることは、アメリカ商工会議所なるものが、「日本国民の利益にもなるのですよ。」とソフトムードで押し付けてくる「改革」なるものが、典型的な諜報戦そのものであるというです。私たちにできるのは、せいぜい、外国が「日本のためですよ」といってくることは、まず疑って否定することからはじめるという至極当然の処世術だけでしょうね。
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