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サムライとヤクザ―「男」の来た道 (ちくま新書)
 
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サムライとヤクザ―「男」の来た道 (ちくま新書) (新書)

氏家 幹人 (著)
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ政治家も企業家もヤクザに引け目を感じるのか。「ヤクザは武士道の継承者」説が浸透しているのは何故か。本書は武士と任侠の関係を「男らしさ」の来歴という観点から読み解いていく。戦国の世から徳川の泰平の世への転換と軌を一にして、戦士の作法だった「男道」は色あせ、役人の心得である「武士道」へと様変わりする。江戸前期に鳴らした「かぶき者」が幕府から弾圧されると、「男」を継承したのは江戸の藩邸が雇い入れた駕篭かきなど町の男達だった。武士が武威を彼ら荒くれ男に肩代わりさせた帰結が、幕府のあっけない倒壊…。武士道神話・任侠神話を排し史料の博捜により明らかにする「男」の江戸時代史。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

氏家 幹人
1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 259ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/09)
  • ISBN-10: 4480063811
  • ISBN-13: 978-4480063816
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 28,955位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 3.0 あんまり、面白くない。, 2008/1/22
By コンタナトス (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
再読は多分しない。

類書は思いつかないが、それは本書のオリジナリティーが高いからか、あるいはテーマがつまらないかが原因かは不明。私見では後者。

書架の飾りにはなるようなならないような。

何かを学ぼうとしてではなく、潰す暇があるときに良書かもしれない。
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7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 「サムライ」「ヤクザ」も結局は「組織」の問題から逃れられない, 2007/10/29
 この本が語っていることは、エピローグの次の一文が簡潔に示している。
 「武威の外部委託と、武士における“男としての引け目”が、明治以降たぶん現代に至るまで、サムライを自負する政治家や企業戦士が、アンダーワールドの男たちを毅然と排除できないばかりか、ややもすれば彼らと“共存”し、その力を“活用”する慣習を生んだ歴史的素地だったのではないか」
 その通りなんだろうね。銀行が総会屋に250億も融資しちゃうなんてのは、そこだけ切り取っちゃうと腑に落ちないけど、背後には歴史的スパンのぶっとい文脈がある。
 それとは別に、「サムライ」「ヤクザ」っていうと、ちょっとかっこいいな、憧れちゃうな、って思うのは、一般社会に従属していない、はぐれ者、一匹狼ってイメージに因ってだと思うけど、実際の「サムライ」「ヤクザ」は一般社会とはまた別の社会、組織に従属しているんであってね。本書でも「任侠の精神も武士道も本質的には閉鎖的集団の中の内輪の倫理であり美学に過ぎないのでしょう」って書いているけど。ヤクザ映画だって、ヒーローはたいがい一匹狼で、そこに客人分が加勢して、組織に立ち向かうってパターンだ(まぁ「仁義なき戦い」以降はリアルで生臭い組織論で美学の世界じゃない訳だけど)。つまりヤクザ映画の魅力ってのは、ヤクザ社会を一般社会のミニチュアとして置き、その中で個として生きる一匹狼ヤクザに観客は感情移入するっていう構図。組織としてのヤクザは暴力団でしかないわけで、そこには誰も憧憬を抱かないっていう。この、社会のはぐれ者達も結局ヤクザ社会を組織するように、反体制の活動家たちがセクショナリズムに絡めとられるように、一般的な趨勢である資本主義から零れ落ちた社会主義国が独裁国家の罠に陥るように、っていう「組織」の問題、「個」として生きるって一体どういうことよ問題ってのが結局どこまでいってもついて回る大命題なんだよなぁ。
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9 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 奇妙な本, 2007/9/23
By vatmideo (大阪府) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
読みながら、サムライとヤクザを一冊の本にまとめるのは無理だなと感じていたら、著者自身もエピローグで「奇妙な本」と評していたのは笑えました。
とはいうものの、面白い切り口で江戸時代の男たちの風俗や思考の変遷を教えてくれるし、昔東映の映画で感動したことのある任侠の起源にも触れることができ、全体としてはちぐはぐですが、個々の史実に関しては面白く読めました。
面白く読めた原因としては、この種の本では古文がそのまま引用されていることが多いのですが、それを極力避けて現代文で意訳して紹介していることにあると思います。
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投稿日: 2007/10/14 投稿者: 紫陽花

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