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萌える男 (ちくま新書)
 
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萌える男 (ちくま新書) (新書)

by 本田 透 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

いまや、数千億円ともいわれる「オタク」市場。経済界も一般メディアも、もはや無視できない存在となった「萌え」の世界。ではなぜ、オタク男たちは二次元のキャラクターに「萌え」るのか。そもそも「萌える」という行為にはどういう意味があるのか。「萌える」男に純愛を求める者が多いのはなぜなのか。こうした疑問に、現代社会論とジェンダー論、そして実存の観点から答える、本邦初の明快な解説書。


内容(「MARC」データベースより)

なぜオタク男たちは2次元キャラクターに「萌え」るのか。「萌える」という行為にはどういう意味があるのか。「萌える」男に純愛を求める者が多いのはなぜか。現代社会論とジェンダー論、実存の観点から答える明快な解説書。

Product Details

  • 新書: 218 pages
  • Publisher: 筑摩書房 (2005/11/7)
  • ISBN-10: 4480062718
  • ISBN-13: 978-4480062710
  • Release Date: 2005/11/7
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.3 x 0.4 inches
  • Average Customer Review: 3.5 out of 5 stars  See all reviews (28 customer reviews)
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9 of 9 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 本書は大手マスメディアに対するアンチテーゼである, 2008/5/7
人間長生きをするようになった。他人にあまり干渉しなくなった。家族や家制度、終身雇用が崩壊した。しかも持つべき宗教や哲学もない。その中で自分の想像力を駆使してオタク趣味に没頭できるのは素晴らしいと思う。恋愛や友情など他人との関係性が苦手な者は仮想現実などに喜びを求めるのは現実的な選択である。宗教だって現実には存在しない神を自分の頭の中に求めているだけなのだから。本書でも触れているがマスメディアは恋愛、友情、家族の素晴らしさ、地域社会の大切さ、仕事を通しての成長等他人との関係性を重視しすぎである。
それらを得られない人間は疎外感を持つだけではないか。本書はそのアンチテーゼであると思う。
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21 of 23 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 恋愛からの逃走, 2007/10/13
By hsatoh (北海道函館市) - See all my reviews
オタクの出現理由を理論的に解説したなかなかの力作。ときどき勢い余って余計な
ことを言ってしまっているが、内容は充分評価に値する。恋愛の否定という発想は
かなり衝撃的である。

昔は結婚するのは自分の意思ではなく家や世間からの強制だったのだろう。それが
恋愛と結婚を結びつけることによって本人の自由意志で決められる時代になり、
恋愛結婚のシステムに変わった。そうなると結婚出来るかどうかは本人の恋愛能力に
依存することになり、もてる人ともてない人とに二極化することになった。そして
表面化したのが恋愛を拒否する人々である。以前から恋愛を嫌う人はいたはずだが
最近になって表沙汰になったのである。多くの人はまさか恋愛を嫌う人はいない
だろうと考えるが、恋愛力に個人差がある以上それを忌避する人がいるのは当然である。

何もこういう忌避構造は恋愛に限ったことではなく、いろいろな場面で現れる。
酒・タバコ・ギャンブル・車・出世など、以前ではみんなが嗜好していたものから
当然のように逃走しだしている。個人の行動が本人の自由選択によるものであれば
こうした構造は普遍的に見られるはずである。世間が好ましいと考える規範を嫌う人は
常に存在し、それが社会問題化することも多いだろう。自由選択は必ずマイノリティを
生み出す構造を示した点で本書の意義は大きいと思う。
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41 of 47 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars タイトルで判断すると損する本, 2005/11/8
実は現代社会論の本です。最近、『電車男』などでオタクと呼ばれる男性層、「萌え」というジャンルがよく見られるようになりましたが、「オタク(萌え)男」は日本社会の中では一種の差別対象となっています。
では、なぜ差別されるのでしょうか?この本はそこを突っ込んで、バブル期に構築された「恋愛資本主義社会(男性は女性のために消費活動を行うことが正しい)」の価値観には、自分自身のために消費活動を行う男性は異端児・異教徒であるため述べています。
萌え市場は恋愛資本主義市場とは対立するため、批判を浴びるのだ、と筆者は主張します。「自分らしさ」がこれだけ吹聴される中、自分らしさを追求する最先端の萌え男が批判されがちな現状は少し皮肉でもあります。
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4.0 out of 5 stars 「萌え」原理主義者の信仰告白
このレビューを記している時点(2009年2月22日)で27のレビューがありました... 続きを読む
Published 9 months ago by 真田真二

4.0 out of 5 stars 楽しめました
物事をオタク的視点から再解釈してみせる面白さでは、最近能力の衰えを感じさせる岡田斗司夫を上回っていました。
えっ?学術書じゃない?... 続きを読む
Published 17 months ago by かず

3.0 out of 5 stars 意欲作である事は否定しないが
「萌え」という言葉が一世を風靡し、現在もそれは廃れることなく息づいている。... 続きを読む
Published on 2007/7/15 by おみおつけ

3.0 out of 5 stars まあ、いいんでないの…。
オタクによるオタク分析・擁護の本。著者によると、萌える男の対極にいるのは、「萌えない男」(=現実的・能動的で女性を性の道具として見る傾向がある)だそうだ。また、... 続きを読む
Published on 2007/4/29 by 山科@芳

5.0 out of 5 stars おもしろい
著者自身を含めて非モテをなんとか「救いたい」という気持ちがにじみ出ており、特殊な意味で著者の愛情を感じました。... 続きを読む
Published on 2007/1/26 by pp-tang

5.0 out of 5 stars 私たちは悲しみを知って、青年にならなければならない。
本書の感想には、読者の人生経験上の問題意識が率直に立ち現れるだろう。それは何故か。... 続きを読む
Published on 2006/11/27 by 悲しみを知った青年

1.0 out of 5 stars 「萌える男こそは男女平等論者」説はトンデモ説
やっぱり嘆かわしいことは、最近のちくま新書の質の低下だ。もちろん、すべてとはいわない。相変わらず良書も多いのが筑摩書房の性格だからだ。しかし、新書版に限って言え... 続きを読む
Published on 2006/9/3 by mana777

4.0 out of 5 stars 「現実を直視しろ。俺たちにはもう仮想現実しかないんだ」
... 続きを読む
Published on 2006/8/30 by モチヅキ

4.0 out of 5 stars 裏切られはしなかった
 『電波男』があんまり面白かったんで、逆に本書に警戒感を抱いてた。率直に言って、「馬脚を現したら嫌だナァ…」と。... 続きを読む
Published on 2006/8/2 by モワノンプリュ

2.0 out of 5 stars 萌えや恋愛を近代思想家などの名前の列挙で語る、少々難のある本。
2005年流行語大賞の10位に「萌え」が入賞して以来、社会的に注目を浴びているが、「萌え」=名詞に加え、「萌える」=動詞としても使うため、適用範囲が広範となり、... 続きを読む
Published on 2006/7/30 by Cun

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