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技術経営の挑戦 (ちくま新書)
 
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技術経営の挑戦 (ちくま新書) (新書)

寺本 義也 (著), 山本 尚利 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

九〇年代、日本の製造業は凋落し、代わって米国の製造業が復活を遂げた。その推進力となったのが米国型の技術経営(MOT)である。だが、ネットバブル崩壊を機にMOTは限界を示しつつあり、いま世界の企業はMOTを超えた経営モデルを模索している―。本書では、八〇年代以降の技術経営の変化をフォローしながら、トヨタ、キヤノン、サムスン、デルなど、不況下でも高収益を続ける優秀企業を検証し、技術力によって競争優位を確保するための新たな「技術経営」を探る。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

寺本 義也
1942年生まれ。早稲田大学ビジネススクール教授。MOT専修主任。専門は、経営戦略論、組織論、知識社会システム構築論

山本 尚利
1947年生まれ。東京大学工学部卒業。石川島播磨重工業(株)入社後、(株)SRIコンサルティングを経て、SRIグループ技術経営コンサルタント勤務。現在、早稲田大学ビジネススクールMOT客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 技術経営の入門書としては最適, 2006/3/18
この本は、早稲田大学のMOT教官2名によって書かれた、技術経営の本である。記述も易しく、楽しんで読めた。
内容は、「技術経営」といっても、企業の技術戦略について書かれてはいない。むしろ、技術の移り変わりとその特徴について大きな視点から書かれたものである。
現在は第三世代の技術経営が求められ、いわゆる「非技術要素」が鍵を握るとされる。つまりは、純粋な技術競争ではなく、技術を取り巻く制度や習慣などにももっと注意を払うべきだとしている。
確かに、現在は、純粋な開発競争では、企業が過当競争に陥り、価格が下がり、結局、収益が出ない。そういった製品のコモディティ化に対して、「経験経済」「マス・カスタマイゼーション」「ブランド」などさまざまな戦略が生まれている。
こうした視点を技術の流れから理解しておくのも悪くないだろう。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 MOT入門書でなく、巨視的な経営パラダイムの考察, 2004/11/18
By 佐倉ごるふ - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
題名から受ける印象とはちょっと違って、読後の感想は「これは、MOTの入門書ではない。巨視的に考察した、大きな経済文明の考察と、今後のパラダイムの考察」という内容だという印象でした。

つまり、「技術経営」というテーマ真ん中にして、論理を展開しながら、その実、内容としては、日本的経営の栄光と挫折、米国型技術経営の栄光と陰りを、歴史的な考察と、多数の企業の実例、東洋と西洋、民族論、文化論、風俗習慣、さらに経済環境、経済的な歴史、企業戦略、経営戦略、ビジネス教育などを駆使して、驚くほど様々な観点と具体例を交えながら、次にくる技術経営、または、ビジネスモデルの枠組みを考察した良書です。両著者の博識には驚嘆してしまいました。

新書というコンパクトな顔をしていますが、盛り込まれている内容と課題は、おなかいっぱいになります。

巨視的な話を展開し、最終章では、日本の経営のあるべき姿、経営者のあるべき姿、さらに、プロフェッショナル人材に関する提言、人材育成、キャリアパスの革新など、日本が元気になるための提言で締めています。

各章の最後には、参考文献も掲載されており、今後の勉強に役に立つのですが、MOTの勉強か?といえば、そういう参考文献ではなく、もっと巨視的な考え方を学ぶための文献と思ったほうがいいと思います。

本書には、中国語の入力システムにまつわる話がでてきますが、これもおもしろい。また「現場」の代表として本田宗一郎の手の話も出てきますが、こういった話が、大所高所の話に混じって、随時紹介されるところも、本書の魅力です。

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9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 第三次技術経営は日本の強み、現場力の再確認?, 2004/12/30
 「強靱な足腰」である、優れた現場力を競争力の源泉とする日本型の第一次技術経営システムに対抗すべく、90年代から21世紀初頭の米国を支えたハイリスクハイリターンの第二次技術経営が世界を席巻したが、今日では、巨大な所得格差と一獲千金のみを目指した投機的経営(モラルの低下)を引き起こし翳りを見せ始めている。本書では、日本が競争力を取り戻すには、これらとは異なる第三次技術経営モデルの構築が必要であると主張している。

 第三次技術経営のヒントとして、非技術要素の重要性を提起している。つまり、社会環境や習慣などの技術を取り巻く要素や、歴史、文化や伝統などの要素が技術に価値や意味を与えており、それらの文脈の中で技術を捉え直す事が重要である。

 例示されているものは、職人の巧の技や伝統工芸の技術などの、かつての日本の製造技術、現場力を支えていたものと、基本的には同じモノであり、中国語ワープロのキー配列のようなものは、同じように日本が大事にしてきた工夫や改善の結果、生まれたものと見なす事ができると思う。つまり、日本の強みをきちんと理解して、本当に意味のある技術に経営資源を投入することが、著者の提起する第三次技術経営だと言う事ができるのではないだろうか?

 また、今後の日本において求められる人材は、自らの責任においてあえてリスクに挑戦する、自立型プロフェッショナル人材であると述べている。言い換えると、先の見通しが難しい状況において、自らの見識によって、信念をもって技術開発を推進できる人材が求められているのである。

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5つ星のうち 3.0 技術経営の成果重視経営への挑戦
70~80年代に日本はどのようにして発展したか,その間アメリカはなぜ停滞したのか,そして90年代アメリカはどのようにして復活を果たしたのか,この失われた10年と... 続きを読む
投稿日: 2004/12/8 投稿者: wave115

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投稿日: 2004/10/10 投稿者: 中村

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分量が少ないだけに、やはり物足りなさを感じます。
ですが、最初の本としては適切ではないでしょうか。
投稿日: 2004/10/9 投稿者: やまね

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早稲田大学で、MOTのビジネススクールを立ちあげた寺本教授の執筆だであって、読みやすく入門編としてはよく出来ています。MOTの背景だけでなく、いろんな角度から技... 続きを読む
投稿日: 2004/9/19 投稿者: 夢ねこ

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技術経営の本はあふれていますが、米国発祥のMOTと日本型MOTのどちらかの類型のものがほとんど。この本は今後の進むべき進む道を示している点ですばらしい。内容が濃... 続きを読む
投稿日: 2004/9/19

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投稿日: 2004/9/16 投稿者: マトスン

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