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パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書)
 
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パラサイト・シングルの時代 (ちくま新書) (新書)

by 山田 昌弘 (著)
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Product Description

日経ビジネス

親に寄生する未婚者の問題
「パラサイト」とは英語で「寄生」の意。「パラサイト・シングル」とは、「寄生している未婚者」。つまり、親の生活圏から自立できない独身の若者たちを指す。

親との同居で、衣・食・住に何ら不自由しないのをいいことに、自ら稼いだ金は、レジャーやブランド商品など、娯楽、趣味に費やす生活を送る。そんな男女が、今や約1000万人に達しており、社会に病巣を形成しつつあると分析するのは、著者である学芸大学教育学部の山田昌弘助教授だ。

「パラサイト・シングル」の増殖は、日本に景気下降や社会モラルの低下をもたらした一因だとも指摘。その根拠を解説する。

例えば、経済に及ぼす影響として、住宅や電化製品などの需要低下がある。「パラサイト・シングル」はそれらを親と共有しているため、世帯数そのものが伸びていかないのだ。彼らが唯一貢献するブランド商品などの付加的需要の伸びも、焼け石に水だと言う。

「生活水準が落ちるのが嫌だ」という甘えが、彼らが親に寄生し続ける理由の根底にある。彼らに自立を促すことは、もはや一家庭の問題ではないという事実を痛感させられる。


(日経ビジネス1999/11/22号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)



内容(「BOOK」データベースより)

三〇歳を過ぎても親元に同居して、レジャー旅行にブランドものに、リッチな生活を謳歌する気ままな独身男女―パラサイト・シングル。今の日本には、こんな連中が一〇〇〇万人もいる!いったいなぜ、こうした人種があらわれ増殖したのか?そして、自立と苦労を厭い現状維持を望む彼らがになう日本社会の未来像とは?パラサイト・シングルの生態を分析することで、未婚化・少子化現象、さらには経済不況まで、今の日本が抱える数々の問題を、すっきり理解することができる。精緻な社会調査をもとに、いつのまにか一大勢力となっているパラサイト・シングルの実態を探り、変わりゆく現代日本人の生活とその未来を鋭く洞察する。

Product Details

  • 新書: 204 pages
  • Publisher: 筑摩書房 (1999/10)
  • ISBN-10: 4480058184
  • ISBN-13: 978-4480058188
  • Release Date: 1999/10
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.5 inches
  • Average Customer Review: 2.8 out of 5 stars  See all reviews (21 customer reviews)
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24 of 25 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 若者が嫌いなのでしょうか・・・, 2007/12/31
不況も少年犯罪の増加も、晩婚化・少子化もなんでもかんでも
パラサイト・シングルのせいにして、とにかく若者を批判しています。

「一人暮らし=自立」だとして、家を出ることばかりを主張しますが、
それで諸問題が解決すると本気で思っているのでしょうか?
仮に全ての未婚者が一人暮らしをしたとすると、
それこそワーキング・プアだらけになって
さらに不況・晩婚化・少子化が進むことになるのは明らかです。
そもそも「一人暮らし=自立」という公式が成り立つかどうかも疑問ですが。

1000万人の若者が「甘え」で親と同居しているはずがない。
お金さえあれば、一人暮らしして自由気ままに過ごし、
恋人と半同棲的な生活を送りたいに決まっているじゃないですか。

著者には、一人暮らしではとてもやっていけない低収入の人がいる、
という発想がないのかもしれません。
経済・社会問題は、まず経済・社会構造にその原因を探してください。
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51 of 58 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 笑わせてくれる, 2006/3/21
この二十年近く、女性を正社員として採用しないとハッキリ宣言している上場企業は山とある。
採っている会社にしても、親のコネで採用試験の道があるという現実。
その企業が使うのはアルバイトと派遣社員である。
彼らの年収は二百万円そこそこ。
仕事はほとんど社員と変らない。それで家賃、光熱費、すべてを払って、正社員と同じ生活を
しろと言う。

パラサイトに日本は蝕まれていると勘違いしているようだが、
企業を倒産させないで支えているのは、アルバイトと派遣の低賃金層である。
彼らが一人頭年間百万円以上の人件費を削ってくれているからだ。

そしてパラサイトの生活を支えている彼らの親たちとは、高度成長期に働き続けて一財産を
築いた現在60歳前後以上の日本人たちだ。
つまり何のことはない、今の企業は自社の正社員をヒエラルキーのてっぺんに置いて保護し、
コネを持つ子息に価値を置いている。

高度成長期に財産をつくった日本人達にパラサイトしているのは企業そのもの。
日本を危ぶむのであれば、賃金格差を無くす提言をせよ。
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81 of 99 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 「好きで親と同居しているのじゃない!」の悲鳴に答えられるのか, 2004/6/7
私はまず第一に、経済的に自立できる立場にありながら親と同居する者たちをパラサイト(寄生)とひとくくりに定義づけてよいものか疑問をもつ。親と自営業をいとなんで休日には家事を手伝う者は除外されなければならない。また、介護が必要な家族がいて世話を前提にされている者も、同様に労働力を家族に提供しているのだから除かれるべきだ。つまり、労働力の提供および心的援助というものも含めて、数値では換算できない親への貢献度をまったく無視している論説には説得力が欠ける。ゆえに、パラサイト・シングルと総称すること自体がそもそも無意味なのである。

若者の未婚化、晩婚化の原因になっているとの指摘。独身のまま親と同居して働く男女が、居心地の良い家を離れたくないがために婚期を遅らせているのだろうか。必ずしもそいではない。それ以上に、働く女性が結婚をして出産をするのが今の日本の社会では圧倒的なハンディーになるからこそ、かつてのような結婚願望が希薄になってきたのである。男性の未婚者の場合はどうか。残業につぐ残業で、会社から過重労働を強いられている者にとっては、自分の身の回りの家事を親に頼らざるえない事実を無視できない。

著者の最大の誤謬は、日本社会で独自に形成された相互扶助にもとづく家族の同居形態をパラサイト、つまり一方的な寄生としか判断できなかったことだ。親と子の両者にとって同居が合理的だと意をともにするならば、他人に寄生虫よばわりされるいわれはないわけであり、あえて別居して経済的に苦労せよと誰が何のために言う必要があろうか。本書の影響はおおきく、パラサイトする者への理不尽なバッシングがおこなわれている。まず、それぞれのライフスタイルを尊重することが先決ではないだろうか。

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ほらほら若い人って寄生してばかりでしょって指摘して面白いのかねえ。それにネーミングつけて評判になったからと、マスコミに出て喜んでいるこの人の脳の中を一度見てみた... 続きを読む
Published 5 months ago by 無味無臭

1.0 out of 5 stars パラサイト・シングルは甘え
結局それかよ!

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Published 6 months ago by 8人目

4.0 out of 5 stars ポストモダン的問題
もはや古典ともいえる本を買って読む。
パラサイトシングルが増えた理由は至極明快。なぜならそれがきわめて合理的で理性的な彼ら自身による選択だからだ。... 続きを読む
Published on 2007/8/29 by 倒錯委員長

4.0 out of 5 stars 必読の書の1つ。
パラサイトシングルの言葉は知ってたが、どんな内容なのかは詳しくは知らなかった。本書を読んで山田先生が言うことが少しは理解できたように思う。パラサイトシングルが基... 続きを読む
Published on 2007/8/11 by アイリッシュ

2.0 out of 5 stars 今さらな内容
著者が本書の後に出した書籍で、本書にある内容から時代は変わっている、と述べている。(パラサイト・シングルの状況は変わっていると)... 続きを読む
Published on 2006/3/23 by まのの

1.0 out of 5 stars 若者を一方的に悪と決め付けた上での主張(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ この作者は若者が嫌いなやうです(笑)... 続きを読む
Published on 2006/2/21 by ホッカルさん(改)

1.0 out of 5 stars 独身主義者の反論。擬似封建主義!
 まあ!同居がそんなに罪悪かね!むしろ同居してもらうことにより、精神的安定を得ることもあるのでは?... 続きを読む
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5.0 out of 5 stars パラサイト現象を社会経済的に読み解く
一時流行語にもなった「パラサイトシングル」。立派な大人の年齢になりながらも、親と同居し生活費を親に依存しつつ、自分の収入はお小遣いとして豪勢な消費を楽しむ、現代... 続きを読む
Published on 2005/8/4 by ぷりうす

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