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水木しげるのラバウル戦記 (ちくま文庫)
 
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水木しげるのラバウル戦記 (ちくま文庫) (文庫)

by 水木 しげる (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

太平洋戦争の激戦地ラバウル。水木二等兵は、その戦闘に一兵卒として送り込まれた。彼は上官に殴られ続ける日々を、それでも楽天的な気持ちで過ごしていた。ある日、部隊は敵の奇襲にあい全滅する。彼は、九死に一生をえるが、片腕を失ってしまう。この強烈な体験が鮮明な時期に描いた絵に、後に文章を添えて完成したのが、この戦記である。終戦直後、ラバウルの原住民と交流しながら、その地で描いた貴重なデッサン二十点もあわせて公開する。


内容(「MARC」データベースより)

ぼくは「第一線」という感じはぜんぜんしなかった。とにかく毎日面白いのだ。もったいないほど幸福な話だ。終戦後描いた絵物語風の戦記など未発表の絵と書下した戦争と南方の人間味溢れるドキュメント。〈ソフトカバー〉* --This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.

Product Details

  • 文庫: 232 pages
  • Publisher: 筑摩書房 (1997/07)
  • ISBN-10: 448003286X
  • ISBN-13: 978-4480032867
  • Release Date: 1997/07
  • Product Dimensions: 5.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.6 out of 5 stars  See all reviews (12 customer reviews)
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20 of 21 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 戦争という毎日, 2003/12/3
内容は内地からラバウルに向う所から始まります。実際の中身は絵日記風の構成で、一ページの上半分がイラストそして下半分が文章になっています。

戦争という非日常的な状態の中での毎日の生活が淡々とかかれています。個人的には、軍隊のキャンプを抜け出し原住民の村に通っていたのが見つかり怒られる、というエピソードが水木しげるらしくとても気に入っています。いわゆるお涙ちょうだい的な感動的なクライマックスなど無いこの本ですが戦争の記録として大変貴重なものである事は確かだと思います。たくさんの人に読んで欲しい一冊です。

水木しげるの絵の方が主に見たいという方へ:

中身は大きく3部構成になっていてイラストのタッチがそれぞれ全く違います。一部目のイラストは著者自身が戦後まもなく日本に帰ってから書き残したもの、二部目はカバーの絵の様ないわゆる漫画風のイラスト、第三部のイラストは終戦後日本へ送還されるのを待つ間現地の士官から貰った紙と鉛筆で書いた貴重なものです。

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36 of 39 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 「必ず希望を持て、けっして悲観するな」という事を教わった..., 2005/7/11
By 新宿系歌舞伎町 (東京都) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
漫画ではなく,ほとんどのページは上半分が絵、その下半分がその絵の水木先生の解説となっている.この解説がとてもおもしろく,他のレビュアーの方も仰っているが,引き込まれる一気に読めてしまう.不思議な本だ.
これは「水木マジック」と呼ぶべきものかもしれない。
同先生の戦記作品「総員玉砕せよっ!」と舞台は同じだが,あちらは若干の脚色がある.こちらは全く真実のみだそうだ.戦争の無意味さが迫る様に伝わってくるのは両作品とも同じだが,私はこちらの「ラバウル戦記」はそれより,水木氏のタフさに畏敬の念を覚えた.絶望的な状況でも決して絶望しない精神力.片腕を失ってもそれにめげる事無く回りの自然に目を輝かせスケッチせずにはおれぬ活力,生命力,芸術家としての魂の叫び.
特に最後の「トーマの日々」の章で使用されている,実際に当時,現地でわら半紙にスケッチしたという絵の素晴らしさは恐れ入るばかりである.
この本を読むと,自分も含め,現代人はなんとせせこましい事で悩んでいる事だろうか?水木先生の芸術の源泉は~もちろん才能もあるだろうが~何よりそのタフな精神力があってこそではないかと思った.そして,いまやそういう人は少なく成りつつある...お金ができたらハードカバー製本の方を買い直して座右の書籍としたいと思った.素晴らしい一冊だ。
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8 of 8 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 飄々と生きる水木二等兵, 2003/10/3
軍隊で毎日殴られながら、今日も水木二等兵は現地人(水木氏は尊敬を込めて‘土人’と呼ぶ)と交流しに行くのであった。

九死に一生をえた人にしか分からない、生死を分ける運命のあや。そして、命からがら逃げてきた兵士をむかえるのは・・・。軍隊の理不尽や戦争の過酷な状況、それらと対照的な現地の人達との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いています。

絵に文章を付けているので絵がメインという感じで、もっと詳しい話が知りたい!と思ってしまいました。

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