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日本経済は本当に復活したのか
 
 

日本経済は本当に復活したのか (単行本)

by 野口 悠紀雄 (著)
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Product Description

日本経済は本当に復活したのか
好調な企業収益や上昇する株価、不良債権処理が一段落した状況を見る限り、日本経済は回復したと言える。しかし、『「超」整理法』などの著書で知られる野口悠紀雄・早稲田大学大学院教授は、一連の小泉改革は欺瞞と一時しのぎの策に満ちており、経済の基本構造においては将来に明るい兆しはないと論じる。本書は「週刊ダイヤモンド」誌上に昨年から今年にかけて連載されたコラムから、日本経済の現状分析と今後への提言をまとめたもの。

企業収益の回復については、上辺の数字ではなくその実を見よと言う。利益が回復したのは自動車や家電を中心とする旧来型産業であり、また利益率を世界の企業と比較した場合、一部を除いては低位をさまよっていると指摘する。旧来型産業や金融機関が何とか生き残った裏には、国民の家計の多大なる犠牲があったと言い、独自の分析でそれらを示していく。

さらに、郵便貯金事業の民営化によって「資金の流れが官から民へ移行する」という物言いはまやかしだと断言。構造改革の御旗の下に行われた施策の多くは、旧来型の仕組みの延命措置にすぎなかったと厳しく批判する。こうした視座から税制や人口減少、地方自治の問題にも言及し、日本経済が世界水準で生き残っていく条件を提示する。


(日経ビジネス 2006/09/25 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)



内容(「BOOK」データベースより)

資金が「官から民へ」はまやかし。消費税の目的税化は欺瞞。問題はライブドアだけではない。改革は一歩も進んでいない。

Product Details

  • 単行本: 256 pages
  • Publisher: ダイヤモンド社 (2006/8/25)
  • ISBN-10: 4478942293
  • ISBN-13: 978-4478942291
  • Release Date: 2006/8/25
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.4 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 4.3 out of 5 stars  See all reviews (7 customer reviews)
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20 of 27 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars やっぱり凄いね、この人は。でも..., 2006/10/20
日本経済、日本企業に関する記述はさすがといったところ。冷静沈着かつ慎重にといった感じで、この人の非凡さを表します。でも米国企業に関する記述はちょっと疑問。例えば、エンロンやアーサーアンダーセンの記述は間違いだとおもいます。僕はエンロンや旧アーサーアンダーセンにいた人を知っているから、ずばり言うけど、彼らは「不正を見抜けなかった」のではなく数々の違法プロジェクトや粉飾決算に積極的に参加していたんです。日本とかアメリカとか関係なくバブルってそういうものですから。また、米国のIT企業をべた褒めするなら、ワールドコムのことにも触れないと。全米市場最大の倒産劇を演じたあの企業ですね。あと、韓国のサムスンは携帯電話の基幹部品のほとんどを日本から潤入しており、韓国自身も経済の構造的に日本に巨額の貿易黒字を許している状況なので追い抜くというのは間違いです。また、この方のいう新しい産業がなぜ、米国にとどまり続けるのかという点も不明瞭。
僕自身思うには、この本では日本経済がなぜ弱くなったのかという視点が欠けていると思います。この人がべた褒めするIT企業の黎明期を支えたのは間違いなく日本の金であり、それは無能な日本政府が傲慢な米国政府の怒りを静めるために謙譲した金であることを完全に無視しています。米国って怖いんですよ。米国のIT革命はある種のデキレースで日本が活躍する余地は20年前から剥奪されていたんですよ。
まあ、日本が破綻すれば一番困るのが米国ですから、それはそれでかまわないですけど。
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10 of 21 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars もちろん、「復活していない」, 2006/8/29
本書は1ヶ月間集中して単行本を書き上げようとして書いた単行本ではなく、
週刊ダイヤモンドでの1年間の連載を、順番を入れ替え、加筆修正して、
単行本化したもの。
単行本化第11弾、ということは、もう10年超の長期人気連載ということ。

著者・野口悠紀雄教授は映画、音楽、文学にも造詣深く、
もともと理系(東大工学部卒)で、数字数学にも強く、星も大好きな経済学者。

「超整理日誌」の過去の単行本では、すなわち、過去の連載では、
経済のみならず、映画、音楽、文学、等々、様々な話題が論じられていましたが、
今回の「日本経済は本当に復活したのか」は日本経済の話題オンリー。
著者自身も語っていますが、この1年間の連載期間中、
日本経済について語るべき事があり過ぎたとのこと。

著書名は「復活したのか」という疑問文になっていますが、
もちろん、「復活していない」という反語であり、
なぜ、そう思うのか、
では、どうしたらいいのか、などなどが論じられています。

最初から単行本という場合に比べると同じフレーズが繰り返される頻度が
やや高いように思われますが、気になるほどではありません。

昨年(2005年)刊行された「日本経済改造論」とも重なる部分が多いですが、
それもこれも、著者の強烈な問題意識が単行本にも連載にも
繰り返し書かれているからでありましょう。

私が最も感じ入ったのは「教育に投資するべし」というご主張。
その通り。未来を作っていくのは人材であり、現役サラリーマンの我々も、
学生さんも、とにかく勉強して優れた人材になるべし。
それが本人のため、日本のため、世界のため。
そういうわけで、お父さん・お母さん。お子さんの教育には投資してあげてください。
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2 of 4 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars  少なくとも、本書で提示されているような議論が、日本を変える力につながっていくことを期待したい。, 2007/4/14
 本書は「週刊ダイヤモンド」掲載の「超整理日誌」を項目ごとに章立てして再構成したものである。
 全編にわたって野口悠紀雄節とでもいうべき、独自の視点での今の日本を巡る経済問題について、歯に衣着せぬ論理展開をしていて実に気持ちよい。

 あまりに過激でついていけないところや、異論を感じるところもあるが、通説とは異なるものの見方がとても参考になる。

 残念ながら本書の表題「日本経済は本当に復活したのか」に対する回答は、否定的なものである。
 これからの我々のあるべき姿として、アイルランドを例に挙げ、今やものづくりではなく、ソフトウェアを生かす小さな国がリードする時代であり、日本も独自の徴税権を持った小さな国に分割すべきと論じている。

 少なくとも、本書で提示されているような議論が、日本を変える力につながっていくことを期待したい。
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Published 9 months ago by Mr.BBQ

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Published on 2007/10/14 by ads03527@nifty.com

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Published on 2006/10/12 by バリバリKUN

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内容はいつも通りの、辛口野口ワールド展開なのであるが、気になったのはあとがきの部分。
学問分野へもテロ(?)のようなことが起きているのか?... 続きを読む
Published on 2006/8/25 by mikeexpo

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