商品の説明
木を見る西洋人森を見る東洋人 西洋人が“壁”という対象物を見ている時、東洋人はコンクリートという実体を見ている。米国人は場面の背景の変化に気づきにくく、日本人は前面にあるものの変化に気づきにくい。物事の本質を見る基本的な信念において、両者には驚くほど明白な違いがあることを、米国の心理学者が証明していく。その源流はアリストテレスと孔子にまでさかのぼると言い、哲学的な見地からも差異を分析する。
両者のギャップは、法律家を重用するか否か、取締役会で討論を好むか否かなどの日常的な行為から人権や宗教観にまで及ぶ。それらが、国際社会で生じる諸問題の一因であることは否めない。著者は、両者に優劣はないと釘を刺したうえで、対立ではなく補完の関係を築くべきであると語る。
(日経ビジネス 2004/08/30 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
出版社/著者からの内容紹介
なぜ世界観がこんなにも違うのか? 文化によって世界観が変わっても、人間がものを考えるために用いる道具は同じだと誰もが思っている。肌の色や国籍、宗教が違っても、ものごとを知覚したり、記憶したり、推論したりするために用いる道具は同じ。論理的に正しい文章は、日本語であれ英語であれヒンズー語であれ、正しいことに変わりはない。同じ絵を見ている中国人とアメリカ人がいれば、彼らの脳裏に映る画像は当然同じもの、これらはみな誰もが知っていることである。 だが、もし、すべてが間違っているとしたら? 本書は、東洋人と西洋人のものの見方・考え方が文化によっていかに違うのか、なぜ違うのかを科学的に解明し、サイエンティフィック・アメリカン誌、ニューヨーク・タイムズ紙、ウォールストリート・ジャーナル紙が絶賛した第一級の書である。