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エンロン 内部告発者
 
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エンロン 内部告発者 (単行本)

ミミ シュワルツ (著), シェロン ワトキンス (著), Mimi Swartz (原著), Sherron Watkins (原著), 酒井 泰介 (翻訳)
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商品の説明

日経BP企画

エンロン 内部告発者
 2001年、粉飾会計操作によって米国史上最大規模の破綻劇を演じた総合エネルギー企業エンロン。その負債額は400億ドル(約4兆4000億円)に及ぶとされる。著者は、破綻以前に会計の不正操作を修正するよう同社トップに求めるなど、「内部告発者」として名を馳せたシェロン・ワトキンス氏(当時副社長)。彼女の目に映った“狂宴と凋落の社史”である。

 1990年代はエンロンの黄金期だった。株価は急騰し、米国経済界はそのビジネスモデルを「最強」と呼んで賛辞を惜しまなかった。ワトキンス氏が監査法人の旧アーサー・アンダーセンからエンロンに転職したのは93年。以後、同社トップの1人であったアンディ・ファストウ氏の下で主要部門を渡り歩くことになる。彼女はファストウ氏をはじめ、ケン・レイ氏やジェフ・スキリング氏ら事件の主役となる同社トップたちとの出会いやその人物像、仕事のやり口などを細部に至るまで回顧しつつ、破綻の真相に迫る。

 「エンロンでは凡庸は“死の接吻”と呼ばれ馬鹿にされ、スターでいること――リッチ、スマートこそすべて」だったと語る。社員を王侯貴族のごとく厚遇するなど、日本のバブル期にも似た異様なムードが社内を支配していた様子についても赤裸々に告白する。


(日経ビジネス 2003/12/08 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)



出版社/著者からの内容紹介

エンロンのシェロン・ワトキンス元副社長が、エンロン崩壊の過程を内部から克明に記した問題の書。類書に見られない衝撃の内容。


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5つ星のうち 5.0 Power Failure: The Inside Story of the Collapse of Enron, 2003/5/7
企業経営におけるコーポレート・ガバナンスは極めて重要なのである。しかし、難しい。かくあるべし、という書物から学ぼうとしても、なかなかそうはいかない。困難ばかりにぶち当たる。

むしろ、かくあってはならない。絶対にならない。さもないと会社だけでなく、個人としても破滅を迎える。そのことを心底学ぶうえで、この一冊は欠かせない。

内部告発者であったワトキンス氏と、エンロン社の地元であるヒューストンの新聞社のライターとのコンビは、極めて高い質、そして確かな事実検証に基づく、かくあってはならないというケース・スタディとなる一冊を世に残した。

取締役会と執行幹部との関係。CEOとCFOとの関係。経営陣と監査法人、顧問法律事務所との関係。そして、極端に高額のボーナス。巨額??ディールとそのディール額にリンクしたボーナスに釣られて、最優秀のビジネスパーソンたちが策を巡らし、暴走する。

このような一冊が残るあたりに、アメリカの企業社会の健全さを敢えて見て取るのは強引だろうか。

いち早く邦訳が出され、そして、多くの企業経営に携わる人々が、そこから学ぶべきを学ぶという状況が、日本にも現出してほしいものだと思う。

企業は公器である。

当たり前過ぎるが、この本を一読した後で、たどり着くのはこのあたりである。そこから企業の在り方を設計しなおすということなのだ。多分。

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