by J.K. ガルブレイス
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by ロナルド ドーア
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by ジェームス・C・アベグレン
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by ジョン・ケネス・ガルブレイス
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by ジョン・ケネス ガルブレイス
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現代社会における企業の支配的な役割は、そうした「罪なき欺瞞」のひとつの形式であり、一般にイメージされるように消費者や株主ではなく、経営者がどのようにして実質的な権力を維持しているのかを説明している。「所有者にふさわしい外見」にもかかわらず、資本主義は企業官僚主義に道を譲った。「それは、課題と報酬をコントロールする官僚主義だ。報酬は窃盗にも等しい」とガルブレイスは指摘する。
彼はまた、どのようにして、公共部門が民間部門によってコントロールされるのかを説明している。「国防総省が依然として公的部門であるにもかかわらず、その意思決定に対する企業の影響力について疑いを抱く人は少ない」。さらに金融界は、「大規模で活動的で見返りの大きなコミュニティーであり、強制的であると同時に巧妙に仕組まれた無視の上に成り立っている」という。そして、とくに連邦準備制度については、「もっとも権威ある欺瞞の形式であり、『もっとも優雅な現実逃避』である」としている。基本的には、連邦準備銀行は大きな権力と地位を有しているが、実際に効果の上がることはなにもしていないとガルブレイスは言う。そして、この点についてはささいな問題だと考えている。「彼らの効果のない役割が受け入れられ許しを得られるようにしよう」ということだ。
現在のガイドであると同時に、未来を形作るための助けでもある、この薄くて内容の濃い本には、人生の幕引きを迎えようとしている尊敬すべき年配者の知恵にあふれている。(Shawn Carkonen, Amazon.com) --This text refers to the ハードカバー edition.
「消費者が何を買うかの選択こそが、資本主義経済を動かす根本的な動力源である」という「消費者主権」の考え方は、今でも経済学の教育で正当性を維持している。だが、実際には、企業は広告や販売促進など、お金をかけた手の込んだ方法で、大衆の反応を操作することができる。消費者をうまく管理し、誘導しない限り、誰も財やサービスを売ることはできないのであり、消費者主権という考え方は、広く行き渡った欺瞞だと著者は指摘する。
かつて、企業の権限は資本家に集中していた。だが、企業の規模が大きくなり、事業が複雑化した今日では、経営者の影響力が大きくなっている。彼らは、自らの仕事と報酬を自分勝手に決めることのできる官僚である。資本主義は、経営者兼官僚の支配する制度に道を譲った。にもかかわらず、見かけ上、オーナーや株主、投資家の重要性を誇張し、「株主主権」を装っている。これもまた欺瞞だという。
企業と企業経営者が現代経済社会を統治しているという実態を描き出し、厳しく批判している。
(日経ビジネス 2004/11/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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