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希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学
 
 

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学 (単行本)

by 池田 信夫 (著)
4.6 out of 5 stars  See all reviews (15 customer reviews)
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Product Description

内容紹介

本書は、気鋭の論客が語る日本経済「再起動」のための処方箋です。著者独自の鋭い語り口で、日本経済の現状を分析して、どうしたら展望が開けるかを解説します。小泉改革は本当に悪かったのか? 派遣労働は禁止すべきなのか? といった話題なども取り上げつつ「常識のウソ」を正します。「失われた20年」はなぜ生じたのか? この閉塞感は、いったいどこからきているのか? がわかる一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

日本経済の「失われた20年」はなぜ生じたのか?この閉塞感は、いったいどこからきているのか?気鋭の経済学者、ブロガーの著者による日本経済「再起動」のための処方箋。

Product Details

  • 単行本: 243 pages
  • Publisher: ダイヤモンド社 (2009/10/9)
  • ISBN-10: 4478011923
  • ISBN-13: 978-4478011928
  • Release Date: 2009/10/9
  • Product Dimensions: 7.4 x 5.2 x 0.8 inches
  • Average Customer Review: 4.6 out of 5 stars  See all reviews (15 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #1,488 in 本 (See Bestsellers in 本)

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199 of 223 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 不愉快な良書, 2009/10/21
結論としては読んでおく本だと思う。
世にあまたあるやっつけ経済本とは本質的に違うと強く感じた。

一冊を通じてポピュリズムが皆無である。“人を大事にしよう”とも“良い世の中にしよう”とも言わない。徹頭徹尾“日本の効率を改善するには何が問題で、何をすべきか”を論じている。池田信夫は世間に良い人だと思われなくても構わないらしい。だから一切ためらいながない。

しかしながら「俺の言うことが分からないヤツは馬鹿」と言わんばかりの文章には何度もイラッとさせられる。まあ確かにボクとはデキが違うのは事実なのだが、人は馬鹿扱いされると、しかもそれが事実であるほどムッとするのだ。

このレビューを読んでいる人はおそらく池田信夫のブログも愛読しているだろうが、実はあのブログでは情報が断片で与えられるがゆえに、余計にそういうイライラは強かった。むしろこの本で、弱者を放置していいと考えているわけではないことが分かって少し安心した。問題にしていたのは“やり方”だったらしい。

さて、不愉快な本である。がしかしボクは多分池田信夫の次回作を買うだろう。気分は悪いが頭の良い人間が時間をかけて集めた情報を整理して開陳してくれるのだから意味は大いにある。感情を理性で乗り越えて読むだけの価値がある本なんてそうあるものではない。

ボクは著者に以前からひとつ問いたかったことがある。とある高校の野球部で「どんなことをしてでも甲子園で優勝しよう」とチーム全員で誓ったとする。優勝のために結局全メンバーを入れ替えて目的を果たした場合、これを成功というのだろうか? 何というか彼の話はとれも理路整然としているのだけれど、そういう閾値みたいなものが欠落しているような気がする。マクロの話は人が生きる話とは永遠に整合しないのだろうか?
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70 of 90 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 日本が「ダメになった」理由が明確に。数回読みこめる内容。, 2009/10/15
200ページ程度の厚さながら無駄なページがほとんどない。非常に読み応えがある。日本がダメになった理由として主に以下のような側面から語られている。
1「雇用制度・慣習(正社員への過剰な保護)」
2「金融制度(潰れるべき金融機関が公的な支援で生き残って、お金が回るべきビジネスにたどりつかない)」
3「ものづくり優位性の衰退(モジュール化と国際分業時代で”すりあわせ”が無力化」
4「日本の産業構造の老朽化→労働生産性の低下(ITゼネコン、建設業などが公的支援でゾンビ化)」

きっちりとした数字と事実をもとに語られていて納得度が高く概ね賛同できる。

ただ、個人的には「雇用」に関しては「社員同士の濃密なコミュニケーション」は「モジュール化、国際分業」が進め世の中でもはや大勢とはなりえないというスタンスはまだ自分の中で消化しきれない。「深いコミュニケーション」から「全く新しいアイデア」や「繊細なすり合わせ」によるイノベーションが生まれるというのも事実であると思う。「過剰な正社員保護」の弊害は私も同意するところなので、それに頼らずにして、いかに「濃密なコミュニケーションのある職場をつくり、イノベーションを生み出すか」、これからの日本の人事に課せられた最大の課題であると思う。

上記のような「ダメになった理由」とともに「では、どうするべきか」も分かりやすく提示されており、とにかく大変読みごたえのある本。何度も読み返したい。
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48 of 70 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 特殊法人の安定を捨てた著者の志を盛大に称えたい、北欧型経済の分析には不満あり, 2009/10/18
完成度は兎も角、日本経済の喫緊の課題をほぼすべて網羅しており、経済学と政治学専攻の学生は全員読むべきだと考える。民主党と自民党の幹部クラスは最低でもこの本レヴェルの経済リテラシーを身につけて欲しいのだが。。

強欲資本主義への批判(というより白昼夢)が喧しい昨今だが、日本は一部の集団が政治力を振り回して自らのテリトリーを守る「放埒資本主義」「縁故資本主義」であり(例:退職金や年金の税制優遇は大企業・公務員OBにとって露骨に有利)、他人のことを批判している場合ではない。当書をじっくり読み返して反省して欲しい。

1991年を起点とした日米欧のGDPの比較は、何よりも我々の最大の課題を明瞭に示すものである。暢気に高額年金を受給している議員・高給公務員OBや、どう考えても一般の水準より高い年金を受給しながら血走った眼で1円たりとも減額させまいと怒号する人々、腐るほど資産を貯めながら現役世代より安い医療費を享受している人々は何も疑問を感じないのだろうか。理解し難い話だ。

残念なのは、北欧型経済の研究が足りないと思われる点だ。人口規模がどうであろうが、賢い政策は見習うべき(道州制という選択肢もある)。北欧経済を語りながら一人当たりGDPの話では欧州全体の数値を用いるのは作為的なすり替えだ。高齢化の進む日本では介護・医療産業(雇用吸収力が高い)の拡大は必至、一人当たりGDPの高い北欧諸国から学ぶのは当然である。

また、ターゲティング政策に否定的なのはセルフ・コンフィデンス・バイアスではないのか。著者に限らず如何なる論者も、実際の政策立案に責任を持って関与しなければ、いつまでも専門知と云う空虚な無敵の防壁の陰から論敵を狙撃できる安全地帯で、高慢な自己を腐らせるしかない。現在主流の研究成果は未来を制約しないものであり、評者はターゲティング政策にも良し悪しの別はあると考える。(例:デンマークの風車製造産業)

尚、当書に加え以下の2冊が揃えば経済リテラシーが一気に跳ね上がる。
経済成長って何で必要なんだろう?
大貧困社会(角川SSC新書)
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3.0 out of 5 stars 絶望後の“希望”が疑問も、やはりここからしか始まらないようだ・・・
三橋某とかの2チャンネルネタをそのまま単行本化したような無根拠楽観的な「日本経済論」が高評されるなか(「マスゴミ」揶揄のマスゴミから出した本もあったなあ)、その... 続きを読む
Published 17 days ago by 野火止林太郎

4.0 out of 5 stars 絶望から、はじめよう。

著者は、ブログをほぼ毎日更新していて
その内容はけっこう辛口。
かつ経済学的知見がないと理解が難しい話も少なくない。... 続きを読む
Published 22 days ago by カンパニーT

4.0 out of 5 stars 日本の構造的問題を的確に分析
現在日本社会の構造が抱擁している主要な問題をするどく分析している。その原因を私の言葉で書くと、利権でがんじがらめであり変わりたくとも怖くて変われない硬直化したシ... 続きを読む
Published 23 days ago by 納豆巻き

4.0 out of 5 stars 池田信夫blog未読の方にはお勧め
著者も前書きで断っているが、本書は氏のblog等での記事を大幅に改編し日本経済論としてまとめた読み物だ。blogの読者にとってはあまり新味の無い内容となっている... 続きを読む
Published 1 month ago by mikeexpo

4.0 out of 5 stars タイトルは釣り
「希望を捨てる勇気」について読みたかったのだが、書かれていたのはあとがきの最後の文だけ。釣られた。ひどすぐる。目的はかなわなかったが、うまく整理されているので★... 続きを読む
Published 1 month ago by バブル入社

5.0 out of 5 stars 日本人の一人でも多くが今すぐ読むべき書。
最初から最後まで非常に濃い内容。
サブプライム後の日本が抱える問題まで深く鋭く切り込んでいる。... 続きを読む
Published 2 months ago by アマゾン太郎ちゃん

5.0 out of 5 stars タイトルに主旨が凝縮された超良書!!
レビューを見た感じだと、みなさんどうもこの本の主旨が理解できてないようですね。... 続きを読む
Published 2 months ago by mkw

5.0 out of 5 stars 良い本だと思います
著者の考えの根本は、斉藤誠教授の「成長信仰の桎梏 消費重視のマクロ経済学」と
あまり変わらないように思います。... 続きを読む
Published 2 months ago by Zaan

5.0 out of 5 stars 知的中流以下のみなさんにおすすめ
現在の閉塞した世の中を経済学を通じて見える化したといってもいい良著。... 続きを読む
Published 2 months ago by UKUF

5.0 out of 5 stars 素人でも理解できる良書
著者は経済学者であるが、著者のブログで「ニートが立ち読みしていた」とあったことから、専門的で難しくないと判断し、買って読んでみた。半信半疑で読んでみたが、少し専... 続きを読む
Published 3 months ago by 名称未定の犬

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