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世界経済危機 日本の罪と罰
 
 

世界経済危機 日本の罪と罰 (単行本)

野口 悠紀雄 (著)
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商品の説明

内容紹介

なぜ、日本の株価はアメリカ以上に下落するのか。なぜ、円はこれほど高騰するのか。誰もが抱く疑問を氷解させ、「日本は被害者」ではなく「世界経済危機の共犯者」であることを指摘。そして、これから日本を未曾有の経済危機が襲うことの必然性を説く。冷静な現状分析から、今後なすべき対策までを野口教授が緊急提言する!

サブプライム・ローン問題に端を発し、いまや世界中を覆う経済危機。しかし、この事態に対する日本での基本認識は「これはアメリカ発の金融危機」であり「日本は巻き添えを食らっている」というものではないでしょうか。
本書では、そうした被害者的な考えを真っ向から否定し、

●今回の危機を招くうえで日本は極めて大きな役割を担っていた

ことを解き明かします。そのうえで、

●今後、アメリカ以上に厳しい大不況が日本を襲う

と警告を発しています。
大不況の規模は、年間の経済成長率でマイナス数%というこれまでにない未曾有のレベルに達する可能性さえあると著者の野口氏は指摘します。
なぜ、そこまでの危機が予想されるのでしょうか。理由は戦後の日本経済を支えて
きた「輸出立国モデル」が明確に崩壊したと考えられるからです。トヨタ、キヤノン、ソニーなど日本を代表する企業の急激な業績ダウンがそのことを端的に表しています。
一見すると、極端で過激な主張に思えるかもしれませんう。しかし、著者は極めて正統的な経済学の知見を駆使して論を展開します。その正確な分析は過去にも多くの経済情勢を見事に解き明かしてきました。
いま、日本が置かれている危機的状況を正確に理解し、今後に向けて正しい対策を立てることが喫緊の課題となっています。そのためにも、一人でも多くの方に本書をお読みいただきたいと思います。


内容(「BOOK」データベースより)

主犯アメリカに資金を供給し続けた“共犯者”日本。その結果として、この国を未曾有の大不況が襲う。100年に1度とされる経済危機の本質は何か。その分析、今後の行方、そして今なすべき対策までを野口悠紀雄が緊急提言。

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37 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 アイルランドを絶賛していたのに・・・・。, 2009/2/2
 以前に書かれていた本の中で、「日本はものづくりから脱却しないといけない、金融とIT立国で経済成長を遂げたアイルランドが参考になる」と力説されていた野口先生。いったいサブプライム危機以降のアイルランド、英国経済の急衰退を受けて、どう軌道修正しているか興味深かったですが、ほとんど軌道修正していないのに驚きました。
 私も野口先生がおっしゃるように輸出型製造業立国では日本は永らえないと思いますし、この間の円安が欧米のバブルをあおった部分はあると思います。しかし、輸出型製造業立国から果たしてIT立国できるものなのか? 最大にIT企業がライブドアだったことを思うにつけ、道のりは遠いと思いました。
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31 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 おっしゃる通りなのですが・・・, 2009/2/1
野口氏の頭脳の明晰性と物書きとしての才能は、常々敬意を表しています。ただ最近お書きになる本は、タイトルが違うだけで、中身はどれも同じなので一杯食わされたという感想をお持ちの読者も少なくでしょうか。ただでさえご多忙なうえに、さまざまな出版社から出版の話を持ちかけられると啓蒙精神が頭をもたげて話に乗ってしまう、という印象です。したがって、ある程度まで経済のメカニズムを知る読者には失望感を与えることにもなりかねない。しかし、学生などがこうした本を読むと、経済学を学ぶと世界が見えるようになる、という意欲を湧かせる効果はかなりあります。経済学者でありながら、並みの経済学者が書けない本を書く、このあたりが野口先生の見事なばかりの力量です。
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14 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 アメリカに資金を供給したのは日本だけではない, 2009/7/7
アメリカ発の世界経済危機について、日本も資金供給しており、コインの表・裏の関係にある
としていますが、アメリカに資金供給したのは日本だけではなく、BRICs、産油国等、
多くの国によるものです。
また、サブプライム危機は金融工学の失敗ではなく金融工学の使用方法が適切ではなかった。
とする意見には相当無理があるように感じます。いつもながら美しい野口先生の本ですが、
世界経済危機の本質は金融工学であり、日本の経済政策ではないのは明らかではないでしょうか。
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