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たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
 
 

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する (単行本)

by レナード・ムロディナウ (著), 田中 三彦 (翻訳)
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Product Description

内容紹介

●なぜヒトは、「偶然(たまたま)」を「必然(やっぱり)」と勘違いしてしまうのか?


「我々の日常が、いかに偶然の働きに影響されているか」、これが本書の主題。

たとえば、

・空前の大ヒット映画が誕生する
・ひいきのチームが20連敗する
・宝くじで連続当選する

……などなど、「偶然」が支配するこのランダムな世界では、こんなことは当たり前。

でも、われわれ人間は、こういう出来事に出会うと、
・すごい映画を作った人は、すごい才能を持っている
・監督が悪いから20連敗なんてするのだ
・連続で当たるなんて、今私はツイている!

……ついついこう考えてしまう。
でも確率などの力を借りてよく考えると、
監督の力に関係なく20連敗することは、十分起こりうることなのだ。

では、こんな不確かな世界で、まっとうに生きていくためには何が必要なのか?
本書では、行動経済学、心理学、確率、統計学、物理学……と、
「ランダムネス」や「偶然」にかかわる知識なら何でも扱って、
この世の根底にある「偶然」の働きを明らかにし、
それを認識できない人間のためにツール(確率・統計的な考え方)を提供してくれる。
知的興奮必至の1冊だ。


●著者ムロディナウ、その数奇な人生

このランダムネスへの旅を導いてくれるのは、
あのファインマンさんから教えを受けた物理学者でありながら
「スタートレック」等のTVドラマ脚本を書いたり、
ワールドトレードセンターの倒壊から生還したりと、
自身の生い立ちにも「偶然」の影響を強く感じている物理学者、ムロディナウ。
科学書でありながら人生のあり方まで論じきった本書は、
このムロディナウだからこそなせた傑作と言える。


●全米で賞賛の嵐!

「理論家たちの人間像をちりばめながら、
眼からウロコの確率の話をムロディナウが軽やかなタッチで書く
……これはランダムネスのわかりやすい特別授業である」
――ニューヨークタイムズ紙・ブックレビュー

「たとえこの『たまたま』をうさんくさい思いで読み始めるとしても、
最後の頁にくるころには、確率がこの世の不確かさの成り行きに影響を与える、
という直観的には信じられない話を――たとえ受け入れがたくとも――理解しているだろう」
――バロンズ誌

「あるときはヒストリカル(歴史的)、あるときはヒステリカル(笑いが止まらない)、とことん軽妙で滑稽。
この世はこんなものと思っているあなたの常識一つひとつを、本書が問い直す」
――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授)

「確率理論についての歴史、解説、そして「大興奮」が、ここにはある」
――フォーチュン誌


内容(「BOOK」データベースより)

なぜヒトは「偶然(たまたま)」を「必然(やっぱり)」と勘違いしてしまうのか?確率、統計をうまく用え、日常に潜む「たまたま」の働きを理解する。

Product Details

  • 単行本: 368 pages
  • Publisher: ダイヤモンド社 (2009/9/18)
  • Language: 日本語
  • ISBN-10: 4478004528
  • ISBN-13: 978-4478004524
  • Release Date: 2009/9/18
  • Product Dimensions: 7.5 x 5 x 1.2 inches
  • Average Customer Review: 4.2 out of 5 stars  See all reviews (5 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #155 in 本 (See Bestsellers in 本)

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30 of 37 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 世界は「必然」ではなく「偶然」によって支配されるのだろうか?酔っ払いの次の一歩のように予想出来ないのだろうか?読んでみるのは面白い!, 2009/10/28
By Dr.Shigeharu Mutoh - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
昔、高校時代に眠くなった”確率・統計“のレベルをやや上回る話をなんとかクリアしながら、Pascal、Bernoulli, Laplace等のなした偉大なアイデアを理解してしまえば、後は、著者の話が面白くなります。サンプル調査を支える考え、潜在的な確率を推定する技術・測定というものの本質的な不確かさなどを、ギャンブルの理論化、宝くじで利益を上げた男などの読者にも面白いエピソードで説明される。カオスの話には触れるだけですが、測定誤差というものが本質的に効いてくることが分かる。この本の数学的記述の部分が一般読者には抵抗感あるいは歯ごたえを感じるであろうが、我々の直感、認識などにBIAS(偏り)があることのみならず、偶然がもつ本質的な影響力を知る上でも読む価値は充分ある。必然と思っていたことも偶然であるという事を知れば、我々の世界観も変わるであろう。自然に関する法則は非必然的事象が無視できる範囲に対してのみ妥当性をもつものであるから、その必然性は条件付きのものである。実際には、非必然性的事象は無視できる場合が多い。INTERESTING BOOK!
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18 of 22 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars この世は偶然が支配している, 2009/10/7
By たけ (埼玉県) - See all my reviews
著者によれば、ビル・ゲイツが大富豪になったのも、ブルース・ウィルスが大スターになったのも偶然の産物である。もちろん、彼らの才能や努力を否定するわけではないが、IBMがマイクロソフトと契約しなかったら、ブルース・ウィルスがたまたまカリフォルニアに行き、たまたまテレビのオーディションを受け、たまたまプロデューサーに気に入られなければ、果たしてどうなっていたか。でも、人はそうした成功を偶然ととは考えずに、理由があるはずだと考える。逆に、貧乏な人は努力しないやつだと見下しがちだ。実際、そういうケースもあるだろうけれど、うまくいかない人たちもやはり偶然の影響を受けている。このことを知れば人をわずかな結果だけで評価することがどれだけ間違っているかがわかると思う。成果主義とか能力主義とかというのが定着しつつあるけれど、もしそれをやるなら評価は毎回、過去と切り離してなされなければならない。人は過去に成功した人を高く評価しがちだし、過去ダメだったと人は過小評価する傾向があるからである。これは偶然のできごとに意味を見いださないと気がすまない人間の性質による。確率や統計の本であると同時に、この世の出来事を正しく見定めるための参考になる本である。人事部の人や管理職はぜひ読むべきだと思う。
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13 of 16 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 統計学やそれにまつわる歴史や具体例, 2009/10/6
結構、読みにくい文章が目立つけど内容そのものは面白い。
統計学やそれにまつわる歴史や具体例を紹介している。

得に面白かった具体例はこの二つ。
1、ヴァージニア州の宝くじ大儲けした投資集団
2、ジョセフジャガーとカジノのルーレットの対決

ルーレットなんて運否天賦すぎて、親である胴元のカジノ側が100%有利で子である客は勝ちようがない。
宝くじは一枚当たりの賞金額から当選本数を割った期待値は1を大きく下回っている。
そんな、当たり前だと思うことが当たり前でないケースも紹介されている。
助手を雇ってルーレットを見張らせて非ランダム性を発見したり、宝くじの1枚当たりの期待値が3.95だったなど。

歴史の話ではフランシス ゴールトンが印象的だった。
進化論のダーウィンの従弟で相関係数を作った人物だ。
その人間の行動がどのような結果をもたらすのか?という因果的解釈を初めて定量化した人物。聖職者の寿命を測って一般人と変わらないのがわかると祈りは何の益ももたらさないと発表したり、どの地域に美人が多いのか?というのを測量した。
ゴールトンによると、ある分野で例外的な才能を発揮する人物というのは100万人いたら250人だけらしい。

統計学の歴史に興味がある人は特におススメ。
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