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砂漠 (Jノベル・コレクション)
 
 

砂漠 (Jノベル・コレクション) (単行本)

伊坂 幸太郎 (著)
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商品の説明

内容紹介

入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン……。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で、超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく──。進化し続ける人気作家が生み出した、青春小説の新たなスタンダード!


内容(「BOOK」データベースより)

入学、一人暮らし、新しい友人、麻雀、合コン…。学生生活を楽しむ五人の大学生が、社会という“砂漠”に囲まれた“オアシス”で超能力に遭遇し、不穏な犯罪者に翻弄され、まばたきする間に過ぎゆく日々を送っていく―。

登録情報

  • 単行本: 416ページ
  • 出版社: 実業之日本社 (2008/8/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4408535346
  • ISBN-13: 978-4408535340
  • 発売日: 2008/8/1
  • 商品の寸法: 18.2 x 12 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 13,498位 (本のベストセラーを見る)

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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 大学生感覚, 2008/10/8
社会という「砂漠」に向かう前の、大学生の青春物語。

いかにも、日本の大学生らしい会話と生活。
気の合う仲間とつるんで、麻雀をして、女の子と遊んで、ちょっと冒険をする。
「ノルウェイの森」以降の、日本の青春文学の伝統を踏襲しながらも、超能力とかが出てきたり、ちょっとした文面トリックがあったりするあたりは、やっぱり伊坂。
ああ、たしかに大学生のころは、こんな時間の流れ方だった、と思い出す。
世界への見方も、時間の流れ方も、文面も、大学生感覚。そこがおもしろい。

鳥井は「軽さ」、西嶋は「根性」、北村は「クールさ」、それぞれ青年が格好いいと評価するモチーフをキャラにうまく分配している。
男の子に比べると、女の子のキャラづけはちょっと弱いか。

軽くゆるく読める本。
題名はちょっとださいけど、そのだささもまた青年らしくていいかと。
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26 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 それでも「伊坂幸太郎らしさ」が漂う青春群像, 2008/8/5
By Wakaba-Mark - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
今回はミステリーではなく、ひとりの大学生、“僕”こと北村の視点で描かれた青春小説。舞台は著者の作品ではフランチャイズとも言うべき仙台である。

長編とはいうが、入学時の「春」から始まって、「夏」「秋」「冬」と四季の移り変わりのなかでの“僕”たちのそれぞれのエピソードを綴った4つの連作中編+掌編・卒業式の「春」で終わるという趣を持った作品のように私は感じた。

“僕”たちは、麻雀、バイト、合コン、恋愛などモラトリアムなふつうのキャンパスライフを送りながら、「ホストとのボウリング事件」や「連続空き巣事件」、「大学祭超能力対決」、「連続強盗事件(通称‘プレジデントマン’の事件)」などとかかわってゆく。よくこんなにいろいろ事件が起こるなあと思って読んでゆくと、“僕”たちの四季には伊坂幸太郎らしいある仕掛けが施されていた。

著者のいつものミステリー作品のように、摩訶不思議な設定や、いかにも人を喰ったようなキャラクター設定・ストーリー進行や、物語の終末にはすべての謎が収束する、というお話ではないので、アクロバティックな展開に対しての「やられた」という驚きは味わえない。

けれども、“僕”を始め、彼を取り巻く登場人物たちの造形には「伊坂幸太郎らしさ」が十分生かされており(特に私は西嶋くんのキャラが気に入った)、それぞれの事件とのかかわりも興味深く、浮世離れした浮遊感とでもいうのか、独特の「伊坂テイスト」を味わうことができた。
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15 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なんてことはまるでない、はずだ, 2009/2/8
By voodootalk - レビューをすべて見る
(TOP 10 REVIEWER)   
2005年12月15日リリース、書き下ろし。内容的には、伊坂幸太郎が東北大学の法学部に在籍していた頃のことを題材にしている感じだ。麻雀が出てきて、1970年代生まれでも大学で麻雀したんだ、と意外だった。ぼくの大学生時代はもっとぐっと古いので麻雀一色だった。ちなみにぼくは九蓮宝燈をあがったことがあるくらいやった、ということで読んでいてやたら懐かしかった。

この中に出てくる西嶋みたいな奴も確かにいた。莞爾のような奴はたくさんいたし、鳥井やぼくのような奴もいたし、南のような女の子もいた。そういった彼等が大学生活というもっと貴重な時間を生きる様子に、思わず微笑んでしまうステキさがこの作品にはある。ゆっくりゆっくりそのステキさをなぞるように、思い出すように読む。

この作品より小説として優れている作品は確かに伊坂幸太郎にはある。しかしながらぼくはまちがいなくこの作品が一番好きだ。
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来年から働くという人、砂漠に出る前にこの本を一度読んでみて下さい ♭
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