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アンコール・ワットの魅力―クメール建築の味わい方
  

アンコール・ワットの魅力―クメール建築の味わい方 (単行本(ソフトカバー))

重枝 豊 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)
「東洋のパルテノン」といわれるアンコール・ワット。カンボジアに残るこの遺跡は、9世紀から13世紀にかけて築かれたクメール文明最大の墳墓建築である。ヒンドゥー教の宇宙を表現した浮彫りや彫刻、複雑かつ巧みに組み合わされた回廊や祠堂…荘厳な雰囲気をかもしだすこの遺跡には一体、どんな魅力が隠されているのか。本書ではこれまで取り上げられてこなかったアンコール・ワットの建築的魅力を解明するとともに、その周辺を取り巻く遺跡群についてダイナミックかつエネルギッシュに紹介。誰も書かなかつたクメール建築の見方や楽しみ方、クメール文化特有の造形感覚解読術を指南する。

内容(「MARC」データベースより)
「東洋のパルテノン」アンコールワットの建築的魅力を解明するとともに、その周辺を取り巻く遺跡群についてダイナミック、かつエネルギッシュに紹介。クメール建築の見方や楽しみ方、クメール文化特有の造形感覚解読術を指南する。〈ソフトカバー〉

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 旅行に役立ちました, 2002/4/13
アンコールワットは、最近観光する人が多くなり、私が今年いったときも、日本人とフランス人の団体でにぎわっていました。治安が安定したこと、プノンペンに寄らず、バンコクやホーチミンから直接飛行機でいけるようになったことが大きいと思います。

この本は、アンコールワットを、かっこいい建築として、よりよく楽しむためのメソードも紹介されています。参道をゆっくり歩き、その都度変化する光景を楽しむというやりかたは、この本を読まなければ気がつかなかったでしょう。旅行前に読んでいてよかったと思いました。

また、プラサート=クラバンという遺跡もこの本で「カンボジアにいくと必ず訪ねる」と書いてあったので、ガイドに頼んで短時間鑑賞しましたが、チャーミングないい遺跡でした。「プレ=ループ」については、あまり書いていなかったので見損なったのは残念でした。こういう副作用もありました。

現地で発掘・修理にたずさわった経験が4章1、6に書いてあり、ここは特に興味深いものでした。
基本的に建築の解説中心ですから、浮き彫りや、彫像はあまり議論されていません。もっとも彫像については、盗難防止のため博物館や遺跡保存所へ移してしまっていて、現地には少なくなっていますので、観光では特に読まなくてもいいかもしれません。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 アンコール遺跡を建築の分野から, 2003/8/1
By アジアの息吹 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
アンコール遺跡群は、アジアの遺跡の中でも日本で一、二を争うほど有名な遺跡だろう。密林の中で発見されたという逸話(実はそうではないのだが)に歴史のロマンを感じて専攻を志した方が多いからだと想像するが、アンコール遺跡群研究家は考古学者や歴史学者、アジアの地域研究家が多い。そのためともすればアンコール遺跡群へのアプローチは歴史的アプローチがベースとなりやすい。

しかし実際に遺跡を目の前にすると、必ずしも歴史的知識だけで事足りるとは言いがたい。どんな王が建立した、という知識だけではその背景は理解できても、遺跡そのものを楽しむまでいかないからだ。その点本書は、アンコール遺跡という建築そのものの見方・楽しみ方を解説してくれる稀有な書である。

筆者は上智大学アンコール遺跡国際調査団の建築班を担当している研究者である。現場に長く携わる方の言葉には説得力がある。

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