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カラヤンとフルトヴェングラー (幻冬舎新書)
 
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カラヤンとフルトヴェングラー (幻冬舎新書) (新書)

中川 右介 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

クラシック界最高の名声と金そして権力が集中するベルリン・フィル首席指揮者の座。ナチス時代、その三代目に君臨する巨匠フルトヴェングラー。彼は誠実な音楽の僕でありさえすればよかった、比類なき才能と野心をもった青年カラヤンが現れるまでは―。嫉妬の炎を執拗に燃やし詐略をめぐらす巨匠、巧みに抗うカラヤン、そこに巨匠を慕う無名の田舎音楽家チェリビダッケが加わり、争いはさらに複雑になる。クラシック黄金時代の美と欲望のドラマ。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中川 右介
1960年生まれ。早稲田大学第二文学部卒。カメラ雑誌編集長等を経て、現在「クラシックジャーナル」編集長。出版社「アルファベータ」代表取締役。ドイツ、イタリア、アメリカなど海外の出版社と共同・提携し、二十世紀に偉大な足跡を残した芸術家や文学者の評伝の翻訳本を出版する傍ら、自らもクラシック関係の著書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 チェリビダッケがベルリンフィルに残らなかった訳, 2009/9/26
By kaizen (愛知県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
チェリビダッケがベルリンフィルに残らなかった訳を知りました。
はずかしながら、チェリビダッケという名前を初めて読みました。
もっとはずかしながら、フルトヴェングラー も意識したのは初めてです。

ベルリンフィルのまわり、カラヤンのまわりの事柄を知ることができました。
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28 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 素人マニアの労作, 2007/12/6
By kewpie - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
カラヤンとフルトヴェングラーとの確執の物語。事実関係は、おおむね合っていると思われるが、プロローグの4行目には早くも誤りがあるし、その後もときどき気になる誤謬がある。それはまあ誤差の範囲内としよう。

しかし、内容は偏見に満ちていると言わざるを得ない。人物把握は実に単純で、権力志向のカラヤン、優柔不断でナイーヴなフルトヴェングラー、狂言回しのような奇人チェリビダッケは、自身の役柄に応じた思考・行動をとり続けることになっている。そして著者の評価は、カラヤンに厳しく、フルトヴェングラーに甘い。典型的な日本人クラシックマニアの思考形態から一歩も出ていないと思われる。また、登場人物の気持ちを勝手に忖度して自身の解釈を補強するような記述方法は、著者自身がエピローグで断っているものの、本書のあるべき性格になじまない。

立て続けに重量級の評伝を読んできた目からは、些かお粗末な筋書きの芝居のようにみえる。わかりやすい文章なので読みやすいが、文体はぶつ切りの蕎麦のようで、味わいはない。素人マニアの労作、といったところだろうか。
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27 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 クラシック業界の裏側をのぞいちゃおう, 2007/2/3
By のいのい (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
世界最高のオーケストラであるベルリンフィルを巡る、大指揮者たち(フルトヴェングラー・カラヤン・チェリビダッケなど)の権力闘争の物語。

音楽家だって芸術家だって結局は人の子。
カネと権力のためならなんだってやります。

 猜疑心と嫉妬心の塊、フルトヴェングラー。
 全てを欲しがるわがまま帝王、カラヤン。
 オケとの衝突を繰り返す暴君、チェリビダッケ。

伝説の巨匠たちが目も当てられないほど「人間的」に描かれている本書は、はっきり言って読者を選ぶと思います。
特に心の純粋なフルトヴェングラーファンは読んではいけません。

 音楽的にも人間的にも人類史上最高の芸術表現者、フルトヴェングラー。

なんて思ってる人は、その幻想を根底からひっくり返されます。
この本はフルトヴェングラー批判のために書かれたのか、と思うほど悪者に仕立て上げられているので、ショックはかなり大きいと思います。
よっぽどの覚悟がなければ、読んではいけません。

でも・・・
こういう特殊な世界の裏側をのぞくのは、何よりも面白いんですよね〜♪
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