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月の裏側 (幻冬舎文庫)
 
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月の裏側 (幻冬舎文庫) (文庫)

恩田 陸 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは〈人間もどき〉の存在に気づく……。

内容(「BOOK」データベースより)

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは“人間もどき”の存在に気づく…。

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5つ星のうち 5.0 名伏し難い感覚を描ける作家, 2002/8/8
By chimabook - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
この本をホラーと呼ぶのか、SFと呼ぶのか、あるいは心理小説と呼ぶのか、、、それはわかりません。
しかし、いつもながら、この恩田陸という人が、
言葉を縦横無尽に使って、
人間の中に埋もれている、しかも、「名づける」ことのむずかしい
漠然とした感覚を描くことのできる作家だということがこの本を読むとよくわかります。

逆にいえば、ストーリーやプロットは完璧に仕上げられた外箱のようなもので、
本当においしいのは中身のお菓子、つまり、彼女の言葉によって織り上げられる、私たち人間の心や体、特に、皮膚に近いところにある感覚をともに共感する楽しみなのです。

私たちの記憶の中に、切れ切れに残っている小さな不安や、頼りなさ、孤独感、そんなものを、まるで、繊細な夏の和菓子のように透明に甘く可憐に手のひらに載せて見せてくれる、、、そんな作品です。

先入観は禁物ですが、ただ、この本を読むとき季節だけはよく選んで。
ベストなのは、梅雨時です。

世界中が、湿気をたっぷり含んで、ぬれているようなときに読むと、、、
ぞくぞくっとしますよ。

残念ながら、私は夏に読みましたが、
ちょうど、どんよりと湿気が高い一日を過ごし、夜半から激しい雨が降り始めた中で読みました。
グッド!でしたよ。

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5つ星のうち 3.0 惜しい。。。, 2006/10/25
叙景詩としては全く素晴らしい。このような空気感を持つ作品は滅多に無い。ただ、その素晴らしい叙景にストーリーが上質に絡み合ってるとは言えず、通俗的に例えると「麺が全くダメな素晴らしいスープのラーメン」。一読の損はないが。
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5つ星のうち 4.0 怖いのがお好き・・・ですか?, 2004/5/2
ゾクッとします。
僕がこれを読んだのは台風で豪雨と風が窓を叩く真夜中でした。最悪なんだか最高なんだか、この本を読むシチュエーションとしてはおあつらえ向きです。ザアザアと降る音の中に何かが近づいてくる音がしないか?誰かがベッドの後ろにいないか?雨の、水の気配がしないか?誰かの吐息が――
怖すぎです。

「六番目の小夜子」然り「球形の季節」然り、「形容しがたい感情」を描かせたら恩田陸さんに敵う人はそうそういないのではないでしょうか。それを味わうためにでもこれは読むに値する作品だと思います。読むうちに皮膚がジットリと濡れてきて、背筋を汗が走るのがなんとも。

しかし終わり方は上記の作品よりもまたはっきりしていません。ともすれば無責任とも取れるような終わり方です。初めて恩田陸作品を読む人にはおすすめできません。
台風一過、といったような爽やかな読後感ではないですね。
月の裏側は表と違ってのっぺりとしたお顔らしく。

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5つ星のうち 3.0 思い出すと怖い
 九州の箭納倉という地方都市に現れる穏やかな恐怖。失踪した人物がある日戻ってくる……ところが、その人物はどうもおかしい。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: があ

5つ星のうち 5.0 ぞくぞくっと!
この小説を読んでいたときに、九州にいたので余計にぞくぞくってしました。終わり方はいつもの恩田陸パターンでちょっと残念でしたが・・・。
投稿日: 17か月前 投稿者: 匿名

5つ星のうち 1.0 ちょっとひどいんじゃないですか?
途中までは、水路に囲まれた街の雰囲気や登場人物たちの描写の面白さでそこそこ楽しく読めましたが、いざ核心たる「盗まれた街」の部分に差し掛かるなり、一気に物語のポテ... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: ソールドアウト

5つ星のうち 5.0 恩田陸の傑作の中でも最高峰の作品
 恩田陸の古めの作品ながら、機会があって読み返しました。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/6 投稿者: 樽井

5つ星のうち 4.0 楽しく読めるホラー
だいぶ前に読んだスティーブン・キング氏の「IT」をちらっと思い出しました。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/3 投稿者: ぴか

5つ星のうち 3.0 月の裏側とは
相変わらず魅力的なタイトルです。
思わず読みたくなりました。

しかし、なんと言うじっとりと湿った息苦しさ。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/21 投稿者: ずんだぱんだ

5つ星のうち 1.0 思いつきだけで突っ走ったらいけません
何かありがちなパターンです。
とりあえず惰性で最後まで読みました。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/7 投稿者: それゆけ!!残飯マン

5つ星のうち 4.0 街の軌跡
初期恩田ホラーのなかでもぴかいちの作品。
水郷の町で起きる失踪事件に共通するのは、ぬらぬらとしたあの存在。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/31 投稿者: life

5つ星のうち 5.0 よくできているじゃないか
 どこか寂しさの残る作品です。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/16 投稿者: するめいか

5つ星のうち 2.0 あれ?
 読み終えて最初に、恩田陸さんが昔書かれた『球形の季節』の大人版みたいだなって思いました。テーマといい、設定といい、どこか『球形の季節』に似ているのですよね。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/15 投稿者: 空船

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