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本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々
 
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本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々 (単行本(ソフトカバー))

三橋貴明 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

円安が国を破綻させる、輸出産業だけを優遇しても、国は栄えない、じつは内需が大きく、外需依存が小さな日本などなど、「日本経済破綻」論のデタラメが今、暴かれる。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

三橋 貴明
1994年、東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒。外資系IT企業をはじめNEC、日本IBMなどに勤務後、2004年、中小企業診断士の国家資格を取得。07年ごろ、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上での韓国経済に対する分析、予測が反響を呼ぶ。掲示板内で書籍化の計画が発案され、その経緯もネット上で報告される珍しいプロセスを経て、同年6月『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を刊行。企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータをもとに国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」が注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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5つ星のうち 5.0 日本経済の実態とマスコミ, 2009/4/26
インターネット育ちの著者に触発されて。
一時、「韓国に学べ」「韓国経済は日本を追い抜いた」等の言説が流行した時ある種のいかがわしさ(韓流も同じ)を感じていたが、現在の韓国をみれば新自由主義者のポジショントーク(従って金儲け)にマスコミが踊らされた若しくは無意識的な共犯ではなかったかとの思いがある。
マスコミはハイレバリッジ・ハイリターンのビジネスモデルについても持て囃した。数値主義・効率主義についても同じで、分野によっては惨憺たる状況が顕れている。
又、輸出依存国家という標語は国民に染み付いている感があるが、実際ドイツ・中国・韓国と較べれば輸出対GDP比率はそれらの国の半分以下である。現在の輸出減少は円高のせいでなく輸入側の需要の縮小にある。
衝撃的なのは輸入対CDP比率がアメリカを下回っているという事実である。これは内需拡大より輸出を重視した政策の誤りの可能性がある。(その結果、為替介入でアメリカ短期証券を買いまくっていた)
最近では、IMFへの1000億ドルの緊急融資の評価については無知としかいいようのない記事を掲載しているが、IMFが今世紀最大の貢献と感謝した事については口をつぐんだ。
又、国民一人当たりの借金という表現をするが、国民でなく政府の借金であり正しくは国民一人当たりの資産というべきものである。無知も極まれリである。
これらは何故であろうか。すぐに思いつくのは現実感の欠如である。国民は二者択一の単純な結論を好むと一方的に思っているのだろうか。マスというビジネスモデルはインターネットの出現に引導を渡されつつあるのではないだろうか。
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183 人中、161人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 軽妙な筆運びでややこしい経済の話を明快に説明しています, 2009/5/7
感想はタイトルの通りなのですが、

この本で読んだ面白いと思った数ある事柄の中から一点だけ、ここで書きます。

マスコミで一時期よく言われていた「日本は輸出依存度が高いので、円高で輸出がダメになって破綻」という説がいかにウソ八百か、ということを説明しているところで、

輸出のGDP比は

日本は高々17%くらいですが、
シンガポールはなんと200%以上で、GDPよりも輸出の方がずっと大きいという話が書いてありました。

これは、びっくりしました。

これを知って思いましたが、
上記の「円高で輸出×→日本破綻」説を心配をするのは、シンガポールが破綻してからでも全く遅くはないですね。

なお、これは自分で調べましたが、シンガポールドルは円に対しては過去2年で2割安くなっていました。しかし、これは米ドルやユーロと同じくらい。つまり対米ドルや対ユーロではシンガポールドルは安くなっておらず、他の通貨(英ポンド、韓国ウォン、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドルなど)に対しては相対的に高くなっています。つまり、シンガポールドル高ですから、これだけ輸出依存度の高いシンガポールは、「輸出依存度が高い国は通貨高で破綻」が正しいなら既に破綻しているべきですね。

でも、そんな気配は一切ありません!

マスコミで垂れ流されている情報が、いかにウソが多いか、この本を読んで改めて思い直しました。スルスルっと読める、経済のことが良く分かる、オススメの一冊です!
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147 人中、129人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 絶好調です, 2009/5/2
By 至高の豚 (激怒と爆笑の間) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
「外需依存国家である日本は円高の影響で輸出企業が壊滅、経済破綻する」
著者はこの一文の中で4重にあやまリがあると言います。
第一に、日本の外需依存度は17.5%であり、中国はもとよりドイツ、イギリス等の
ヨーロッパ諸国よりも低く、先進国の中ではアメリカに次ぐ外需依存度の低い国家という
ことを明らかにします。
これ以上はネタばれになるかもしれませんので控えますが、私たちは戦後復興期、高度成長期
を通じて、資源のない日本は輸出(加工貿易)しか道はない。という固定観念に縛られて
しまっているようです。
また、第3章のSWOT分析(内部環境、外部環境の変化のメリット、デメリット比較)
では、日本のマスコミ、さらには、高名な経済学者たちがいかに、物事においてデメリット
のみを強調しているかを論じています。
著者はブログ出身でいわゆる経済学者たちには縁遠い方のようですが、それだけに学者たちの
欠点もよくみえているようです。
静学的な分析が主体ですが、結構なるほどな〜と思うことが多い本でした。
恐慌本ばかり読んでいる方(私もですが)にお勧めいたします。
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