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鹿男あをによし (単行本)

万城目 学 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。二学期限定で奈良の女子高に赴任した「おれ」。ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令!?「並みの天才じゃない」と金原瑞人氏激賞!

登録情報

  • 単行本: 394ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2007/04)
  • ISBN-10: 434401314X
  • ISBN-13: 978-4344013148
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (66件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 『鴨川ホルモー』の進化形, 2007/4/21
『鹿男あをによし』。前作『鴨川ホルモー』と同様、「なんじゃそりゃ?」と、思わず書店で手を伸ばさずにはいられない、奇妙なタイトルと、可愛らしい表紙絵の組み合わせが素晴らしい。
自意識過剰な主人公が、古都を舞台に、神様(に近い存在)の気まぐれに翻弄されながら奮闘する。そして、第一印象はパッとしないけど、一皮剥けば輝くツンデレなヒロインが、思わぬ形で主人公の行動に絡んできて大活躍―――。
前作の基本的な構造を踏襲しつつも、脇役たちの作りこみ、物語のテンポなど、いたるところに進歩が見受けられる良質な青春ファンタジー小説です。巧みな風景描写で実在する土地の魅力や雰囲気を引き出しつつ、マニアックになり過ぎない程度に歴史ネタや神話ネタを物語に落とし込むのが、この作者は本当に巧い。

ただ、これは『鴨川ホルモー』の時もそうだったのですが、少し穿った読み方をしてしまうと、周囲とのコミュニケーションの軋轢に苦しみ、そのくせ原因を自分に追求することが出来ず、ひとり悶々と燻っているような男のための(レビューを書いている私自身、少なからずそういう部分がある人間です)、ドリーム小説に思えてしまう一面も。
すかした口調で物語を進め、自己中心的なきらいさえある主人公が、新天地ではいわゆる「選ばれし者」となり、(その性格のわりに)理解者や協力者に恵まれ、自分からは特にアプローチせずとも、素敵な女の子の方から好意を寄せてくれる展開が、少し出来すぎているというか、うらやましいというか………。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ラストも好きです, 2008/3/11
非常に読みやすく、漱石の『坊ちゃん』を彷彿とさせる各種設定や文体に、にやにや。
先の読めない展開に飽きずに一気に読め、大和杯のシーンでは、
なんだか感動して涙腺が緩みました。
そしてイトちゃんはじめ、マドンナ、宿のばあさんに至るまで、
女性がみんな凛としていてたいへん素敵。
また奈良の風景がとても美しく表現されていて、行ってみたくなります。

読後感もさわやか。
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94 人中、86人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ちょっとユルめの歴史青春ファンタジー?, 2007/4/12
「鴨川ホルモー」が面白かったことと、舞台が奈良であったこと。
この2つの要素により発売前からいつ出るんだーと首を長くして待った次第。

早速買って1日で読み終えてしまいました。楽しい時間は長くは続きませんね…。
この作品も前作同様、その土地に由来する悠久の歴史をエッセンスとして抽出し、
筆者ご自慢の構成力を駆使して、そつなくまとめた内容となっています。

なんとなく、バックグランドが似ている森見さんと比べてしまうと、文章に
パンチ力が欠けるなぁと思う反面、読む人を選ばない点ではこちらのほうが、
万人受けするのかもしれません。

肝心の内容のほうは、私自身が奈良出身なためローカルなネタが出るたびに、
ニヤニヤしてしまうのですが、それを抜きにしても十二分に楽しめます。
とにかく、鹿最高。ポッキーを食べる渋い親父声の雌鹿って…。
おまけに、奈良の鹿がお辞儀をする理由までストーリーと絡めて説明してくれます。
全体としては、奈良の独特なのほほんとした雰囲気(情景描写+鹿)と、
個性的なキャラ、そして、奈良の歴史をうまく絡めてちょっと
ユルい感じのファンタジーに仕上がっているように思われます。
とりあえず、奈良県の指定図書に推薦しておこう。
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5つ星のうち 4.0 こんな世界の住人を主人公にしてくれたことに感謝
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5つ星のうち 5.0 TVとは違った面白さがあった
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投稿日: 17か月前 投稿者: 夢追い虫

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