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名もなき毒
 
 

名もなき毒 (単行本)

宮部 みゆき (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

内容(「MARC」データベースより)

あらゆる場所に「毒」は潜む-。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎が、私立探偵・北見を訪れて出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。現代ミステリー。

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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 シリーズ次作に注目したいです, 2007/1/31
元々、宮部さんは一見小物なようで実はかえってそこがたちが悪い、
という悪を描くのが上手いよな、と思っていました。
たとえば「今夜は眠れない」で
誰からも愛されるよい子ちゃんの見本のようだった女の子の
ジコチューぶりが最後に暴露されたときは喝采ものでした。

私は「誰か」よりこちらが好きでした。「誰か」のときは
杉村一家がちょっとリアリティがないぐらい
メルヘンチックに描かれていたのと、依頼人の姉妹がさいごまで
どちらも好きになれなかったので、あまり感情移入できないのがちょっと、だったのですが、
今回、ついに杉村家も怪しくなってきたので逆に興味をそそられています。

途中購入した家の環境調査に
躊躇なく大金を使う菜穂子に違和感を感じる場面からはじまり、
結局その家を今度はなんの躊躇もなく手放すという菜穂子に
夫の杉村一郎が引っかかっている、という箇所が詳細に語られているので
これは今後(絶対続編がまたあると思いますが)
伏線になるのだろうな、と思いました。

それにしてもこの作品での「困ったちゃん」女性はこわかったです。
一応毒殺事件の話なのに毒殺犯人は
ぜんぜんどうでも良く、この女性のインパクトが強かった。
名もない毒ではありますが、この種の毒はたしかに
世の中に増えていってると思います。
ただ、宮部さんが上手いのは、杉村一郎の「逆玉」状況に対して
大なり小なり毒のある発言をせずにいられない人々も
また「毒」なのだ、ということもちゃんと表現していることですね。

「火車」「理由」みたいに一気に読ませる力はないのですが、通勤の時など細切れな時間につらつら読むには適している良品だと思います。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 後味は悪くない。, 2008/3/3
先が早く知りたくなる展開のうえ、読みやすいため、2日程度で読了した。
良い意味でも悪い意味でも後味の悪くない小説。
人によっては爽やかな読後感を与えるだろう。
人によってはやや物足りなさを感じさせるだろう。
自分には物足りなさの方が強く感じられた。
事件を経て、傷を負ったのは、自分のせいでもないのに毒に冒された人々だけ。
恵まれた環境にいる主人公達は、ちょっとしたスリルを経験できただけ。
結局、土壌汚染を自力で改良できるか、できないかの違いというだけか。
それだけでは、あまりにも毒に冒された人達に救いがないような気がしてしまった。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 毒!, 2006/10/2
本屋でさんざまよった挙句購入。(ハードカバーはめったに買わないので)
しかし買ってよかった。通勤中に読もうと思っていたけれどとまらず、最後は結局会社のトイレでこそこそ読みきってしまった。ごめんなさい、会社。

大筋は毒物混入無差別殺人事件が軸になるのだけれど、さまざまな毒、さまざまな事件が絡みあって話は進んでいく。各々のエピソードが興味深く、それだけでじゅうぶんおもしろかった。
けれど、それらを最後にまとめあげる手腕はさすが宮部さん!あーー、こういうことが言いたいがための話でしたか、と最後迄きて深く考えさせられた。

世の中には名もなき毒がたくさんある。それは誰もが持っている。誰もがその毒にさらされて生きている・・・。
生まれながらに不平等な世の中。北見さんの言葉を借りるなら「生きにくく、生かしづらい」か。
深く考えさせられた。ああ、人間こそが毒。

惜しむらくは、いろいろなエピソードが絡まりすぎて、各々が若干薄くなってしまっていることか。
もう少しそのへん聞かしてくれんかい!?と思う個所がちらほら。それは欲張りってもんですか?

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5つ星のうち 4.0 人間がもつ毒とは
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5つ星のうち 1.0 もう限界
宮部みゆきの作品は好きだった。

過去形である。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: サト

5つ星のうち 4.0 主人公家族の魅力で。。
今までのパワー溢れる宮部みゆき作品とは趣を異にしていますが
私はとても好きになりました。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: ポン酢

5つ星のうち 4.0 誰もが持っている「毒」
杉村さんのキャラクターのせいもあるのか、
なんだか全体的にのんびりした印象で、キレがない。... 続きを読む
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5つ星のうち 3.0 珍しく好きになれない作品です。
これは、あまり面白くなかった。
宮部みゆきの作品に、「面白くなかった」と言うのは
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