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陰日向に咲く
 
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陰日向に咲く (単行本)

劇団ひとり (著)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

お笑い芸人・劇団ひとり、衝撃の小説デビュー! 「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」ほか全5篇を収録。落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説集。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

劇団ひとり
1977年千葉県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をアラスカで過ごす。1992年デビュー。コンビ「スープレックス」を結成するが2000年解散。ピン芸人として再出発後、総勢十名のキャラクターを演じる一人芝居で注目される。映画「嫌われ松子の一生」やTVドラマ「電車男」等で俳優としても活躍。『陰日向に咲く』が初の著作であり、処女小説となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2006/01)
  • ISBN-10: 4344011023
  • ISBN-13: 978-4344011021
  • 発売日: 2006/01
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (218件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 94,641位 (本のベストセラーを見る)

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38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 悪くは無いが・・・, 2007/2/14
私は劇団ひとりのコントが好きで、彼が出演する番組は大体チェックしています。
そこで私がなぜ彼のコントに心惹かれるのかと考察してみたところ、それは彼の人物造型の巧みさにあるのではないかという結論に達しました。劇団ひとりの造るキャラクターには人間味があり、その人物のバックグラウンドを見ている私たちに想像させる力があります。それは彼の演技力のなせる業かもしれませんが、他人を演ずるには自身の頭の中で別の人格を明瞭に確立させ、それを把握しなければなりません。これは大変困難な作業だと思われます。
私は常々、この人が小説を書いたらとんでもない傑作が出来上がるのではないかと期待していました。そして、この小説が発売され、私は購入した書店から寄り道もせず家に帰り、嬉々として最初のページをめくり、1時間ほどで本を読み終えました。読了した感想は、もったいないの一言に尽きました。なぜ残念に思ったかというと、直球で登場人物の内面に光を当てるのではなく小説の構造を利用することで、人間の心の機微を描写することから逃げているように思えたからです。しかも、この系統の小説の技巧は、伊坂幸太郎、佐藤友哉、など多くの作家が用いたもので、それらと比べると本書はどうしても力不足に感じられます。
文量のせいもあるかもしれませんが、私にはこの本から普段、劇団ひとりが演ずる生き生きとしたキャラクターの気配は感じられませんでした。次にもし彼が小説を書くのであれば、最低でもこの倍の文量を期待したいところです。
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 最初から順番に, 2007/5/14
短編小説でオムニバスなので、どれから読んでもいいのかなと、テレビや本で絶賛されている「over run」から読んだのですが、ぜひ最初から順番に読んで下さい。

全般的になんか落語っぽくもある。調子がよくて読み易く、1主人公としてその世界に入り込めて共感したり、ふと読み手としての立場に引き戻される瞬間もあります。
それで終わり..?みたいな取り残され感もなく1話1話にきちんと答え・決着みたいなものがあります。
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31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 意外な感じのまっとうな小説, 2006/7/11
 意外に面白いといううわさと、朝のテレビドラマで見たことある人なので読んでみる事にしたのだ。意外に面白いと聞いて読んだのだから意外に感じるのはおかしな話のような気もするけれど、まさかここまでとは思わなかった。はっきり言ってこういう言い方も失礼なようだけれど、物凄くまっとうな小説で、実に上手い展開だ。これは小説家が読んでも上手い小説だと認識するのではないか。あるいはやられたと思うのではないか。いいや、そんなことはないよ、こんなの小説じゃないよ、という小説家がいるかもしれないが、そんなこといっても、たぶんこの小説は勝手に上手い小説として市民権を得るだろう。よくできているけれど、垣根を越えて小説という手法の普及まで果たすのではないか。そんな可能性まで感じさせられるほど、実に上手い。それでいて話は面白い。なんだか不思議な気持ちになった。
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