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女の絶望
 
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女の絶望 (単行本)

伊藤比呂美 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

生まれてこのかた女です。苦労しどおしの人生ですがおばさんになったら楽になりました。文学と実用書のハイブリッド本。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊藤 比呂美
詩人。1955年東京生まれ。カリフォルニア在住。青山学院大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 280ページ
  • 出版社: 光文社; 改版版 (2008/9/20)
  • ISBN-10: 4334975488
  • ISBN-13: 978-4334975487
  • 発売日: 2008/9/20
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 これを読んで、おかぁちゃんに、優しくなりました, 2009/1/9
自分は「男」です
いろいろと考えさせられながら読みました。
これを読んで、なんか、おかぁちゃんに、優しくなりました。
やさしいっていうか、今まで以上に、感謝を込めて、接するようになったのかな。

おかぁちゃんは、まだ読んでいません
おかぁちゃんが読むと、もっと共鳴するのかなぁ
と考えると、今の自分の立場を考えると、少し怖い気もしますが・・・
でも、是非、読ませたい。
彼女の、友達たちにも、是非々々、読んでもらいたい

おかぁちゃんは、口も堅いし、まじめなので、よく相談を受けている様子
(当然、まじめで、口の堅い夫には、話して聞かせます)
同じような、悩みを持っている人たちがいるもので、
この本を読んで、男の自分の視点からは、思いもつかないような考え方もあるんだなぁとつくづく思いました。

人生相談、本当に難しいことだと思うけど、
作者のばっさりした回答を見て、おおくの「しと」が救われていると思います
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 めんどくさいが諸悪の根源!, 2009/4/7
By cobo "コボ" (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
詩人で人生相談を長く勤められた方、その道では有名な方なのでしょうが、私は初めて読みます。高橋 源一郎さんのエッセイにはよく名前のい出て来る方で、いつか読みたいと思っていたのですが、つい手に取ることなく。何処かで誰かがこの本が面白い、と言っていたので読んだのですが、誰が何処で言ったのかを、忘れてしまいました。


物凄く直球な表現の続く、それでいてシビアなテーマを扱った本です。基本的に女の人の老化とセックスと離婚と介護の話しです。シビアで重いテーマなのですが、すらすら面白く(と無邪気に書いてしまうのを少し躊躇う内容ではあるのですが)読めます。伊藤 しろみ(著者は伊藤 比呂美さん)というキャラクターが(もちろん著者の分身でありましょうけれど)面白いからと、ためらわずにどんな話題も直球で勝負してくるからだと思います。言葉もちゃきちゃきの江戸っ子です(”ひ”は全部”し”という発音のようにルビがふってあります)しね、少々のオヤジギャグが私にはきつかったですけれど。


どれも比較的当然といいますか、当たり前の相談内容で、解決策も当然ですが、目を見張るような全く思いもつかなかったもの、というものはありません。至極最も、というものばかりですが、しろみさんに言われるのと、誰だか知らない人に言われるのでは説得力が違うでしょう。もちろん気に入ったフレーズである「めんどくさいが諸悪の根源」、「あたしはあたし、人は人」などなど、他にもいっぱいありますが、この言い切り方にきっと皆さん魅力を感じられると思います。



ただ、私がオトコだからなのかもしれませんけれど、とりわけ特別に「女の絶望」と女限定じゃなくても良いのではないか?と思います。作中も散々オトコからもオンナからも細かい、しかし重たい相談が来ますけれど、どれも性別的差はなく、需要と供給のズレだったり、慣れと諦めが原因であったり、身体的老化であったりだと思います。身体的性差のある事ではありますが、老化は男にも女にも等しくやってきますし、厄も性差なく来ます、また不倫関係に陥るのも性差は無いのではないか?と私は思うからです。もちろん経済的なものに専業主婦とすれば格差を感じる部分はでてくるのでしょうけれど、それは結婚した最初に自分たちで決められることであったはずでしょうし。


身の上相談の可笑しみ(可笑しさではなく、可笑しみ)、自分自身の身の上でなら重大な悩みであったとしても、客観的にみるとそれまでの自分に原因の一端があることを認識できるようになっている部分に好感を持ち、可笑しみを憶えました。


それでも、わが身にもいつか訪れる老いと厄とセックスと、そして何よりもそれら全ての事柄を含んだ人間関係の決算が表れる未来を考える人にオススメ致します。本当の自分はいつもの自分の積み重ねであることの確認としても。
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5つ星のうち 4.0 しろみさんにリクエスト。, 2009/11/6
「いっぱいのお運びでありがとうございます」の文句で始まる本書。
卯月から弥生まで、12ヶ月の月の名前が章タイトルにつけられています。
語り手は伊藤しろみ。詩人で身の上相談者という肩書きです。
口調は古風な口語体。ぶっちゃけトークに絶妙のユニークが交わり、それでいて気品は保っている。飽きることなく読み進められ、徐々にしろみさんに対して愛着が湧いてきます。さるきちも人生相談したいな、と思うほど。

相談者は10代から50、60代まで幅広く、お悩みも様々。
夫婦のセックスレス、子育て、恋愛、不倫や離婚、さらに更年期、閉経の悩み、介護の問題などなど。

例えば、自傷行為を行う若い子たちに対してはこう諭している。
「今どきの若い女の子で、まともに、食べたいときに食べたいだけ、そして必要なだけ食べられて、太らずに、やせ細らずに自分が太ってるなんてぜんぜん思わずに、すくすくと育ってェる若い女の子がいましたらね、そういう子は、ええ、馬鹿なんじゃないか」

くすっと笑えちゃいますよね。なんだか気持ちいいですよね。
ずばっとね、切り込んでいくのが、心地よい。
全般的にセックスの話題が多いかな。それだけ、悩みを抱えているヒトが
多いってことかな。もちろん、フィクションなんですけどね。

すごく楽しめて読めました。しろみさんの今後の活躍に期待(笑)。
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