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狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) (単行本)

大沢 在昌 (著)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「理想を頭にもたない警察官など、ただの権力者だ。俺たちが何のためにこれだけの権限を与えられているか、一日も忘れてはいけないんだ」理想と現実のはざまで、なお、求めつづける「正義」とは何か? 男の信念と絶望、女の愛と靭さ、国境を越えた個人と国家権力……さまざまな角度から日本を、現代社会を、「われわれ」を、深く鮮烈に描き出す渾身の傑作長編。


内容(「BOOK」データベースより)

地獄を覗かされ、日本を捨てた国際犯罪者・仙田。外国人犯罪を撲滅するため、限界を超えようとするエリート警官・香田。どん底からすべてを手に入れようとする不法滞在の中国人女性・明蘭。自ら退路を断ち突き進む男女の思惑と野望が一気に発火点に到達した時、孤高の刑事・鮫島が選ばざるを得ない「究極の決断」とは?理想と現実、信念と絶望、個人と社会、正義の意味、そしてこの国のありようが、骨太かつスピーディな物語に溶解していく。ターニングポイントとなるシリーズ最大の問題傑作、光文社初のハードカバーで登場。

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5つ星のうち 2.0 なんか、物足りない, 2006/10/1
ハードカバーになって最初の作品だが、正直言って、登場人物の魅力が乏しく、美しい装丁が浮いてしまっている感じがした。
これまでは、香田をはじめとする体制側の人間も暴力団側の人間も、必ずしも正しい道ではないもののそれぞれの役割を活き活きと動き回っていた。また女性陣も、晶や杉田江見里などがいることにより、鮫島が単なる「職務と信念に忠実な警察官」だけでなく、「私」の部分もあり、そこで迷うこともある「普通の人間なのだ」ということを演出したり、或いは敵役を、「単なる悪人ではなく、普通の感情もある人間なのだ」と演出していたのに。
今回は、毛利は有力暴力団の経済派という上辺だけで、明蘭がどこに惹かれたのか理解しがたかった。また、明蘭も中国から来た、目利きとしての能力があるホステス上がりの、という程度の肉付けしか読み取れず、何故仙田ほどの人が目をかけたのか理解しづらかった。
それ以上に、香田という人物が、単なるキレ易いエキセントリックな人物にされてしまったのが惜しい。もしもこの人物像にするのならば、きっかけの事件をもっと掘り下げないと、これまでの魅力が台無しである。
8作までがとても良かったので、次回作に期待したい。
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5つ星のうち 3.0 主役は誰?, 2006/9/26
5年半もの長きにわたり、待ちに待った新作だったのに、という感じ。
飢餓感が頂点に達していたが故に、期待が膨らみすぎていたのかもしれない。
読了して、ハードカバーを一冊読んだという満足感は、残念ながら感じられなかった。
満を持して登場したはずの仙田の扱いにも不満が残るが、あまりにも明蘭に重きを置きすぎたせいで、肝心の鮫島の存在感までが薄れてしまっていたのが何よりも残念だった。
せっかく、鮫島と香田が正面切ってぶつかる設定になっているのに、それすらおざなり感が否めなかった。
もっと、鮫島を中心にした、仙田、香田の三つどもえの話を読んでみたかったと思う。
これまでのシリーズでは、読んでいて敵役にもかなり感情移入することができたし、だからこそ鮫島との対決を手に汗握って読み進めることができたのだが、今回は最後まで明蘭に好感が持てなかった。
今回の作品で、これまでの敵役には全てケリをつけたと作者は語っているようだが、仙田はともかく香田に関しては、ぜひともがっぷり四つに組んだリベンジ作を書いてもらいたいと切に願ってやまない。
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5つ星のうち 2.0 性急すぎる, 2006/9/27
By 像石 (三重県伊勢市) - レビューをすべて見る
著者本人が、シリーズのひとつの区切りというようなことを言っていたが、
ここまで性急にまとめなくても良いのではないか?と思わざるをえなかった。

得たいのしれない国際犯罪者、仙田。
警察内部でのライバル、香田。

主人公と敵対しながらも、男としては互いに一目を置かざるを得なかったこの二人をこうもあっさり片付けるとは・・・・。

次回作では桃井や藪もこんな扱いをうけてしまうのか・・・。

明蘭に、女としての、人間としての魅力がそこまであるとは到底思えなかった。
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投稿日: 19か月前 投稿者: REVEL

5つ星のうち 4.0 もっとタイトに出来たかも
今回も鮫島の行動は大胆で、読んでいて思わず応援したくなるくらい、魅力的。
相変わらず一気に読める位スピード感のある展開だが、もっと簡略に描写しても... 続きを読む
投稿日: 2007/11/22 投稿者: prehis

5つ星のうち 4.0 テーマと人物描写
今回は、テーマが大きくて、その分人物描写が薄くなった感がある。とりわけ、仙田と香田については、シリーズを通じて重要な人物であっただけに残念だ。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/12 投稿者: shon

5つ星のうち 4.0 水準は高い
久しぶりの新宿鮫シリーズ.
相変わらず水準は高い.
しかし,雑誌連載だったためか文章にくどさが目立つ.... 続きを読む
投稿日: 2007/9/1 投稿者: しがない・・・

5つ星のうち 5.0 長いこと待ってよかった……!
新宿署のアウトロー刑事鮫島が活躍する「新宿鮫」シリーズ。
ファンにとってはまさに待ってましたの9冊目が本書だ。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/23 投稿者: 桑の実からできた泡

5つ星のうち 5.0 一区切りですかね
今回はいきなりナイジェリア人の運び屋が登場するので、
アフリカがテーマかと思ったら、資料が少ないのか、話のつかみだけでした。... 続きを読む
投稿日: 2007/4/14 投稿者: スリードッグ

5つ星のうち 4.0 晶との関係が・・・
この本は完全に事件に絞った感じのある本です。当初の本では晶との恋愛も含めた感のアルシリーズであったのが、それがなくなっています。著者は今回は扱うテーマが大きく取... 続きを読む
投稿日: 2007/3/14 投稿者: kobrin

5つ星のうち 4.0 やっぱり、このシリーズがいい!
5年ぶり、9作目の「新宿鮫」です。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/3 投稿者: アガタ

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