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犬坊里美の冒険 (光文社文庫)
 
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犬坊里美の冒険 (光文社文庫) (文庫)

島田 荘司 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

衆人環視の総社神道宮の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体。容疑者として逮捕・起訴されたホームレスの冤罪を晴らすために、司法修習生・犬坊里美が活躍する!里美の恋と涙を描く青春小説として、津山、倉敷、総社を舞台にした旅情ミステリーとして、そして、仰天の大トリックが炸裂する島田「本格」の真髄として、おもしろさ満載の傑作司法ミステリー。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

島田 荘司
1948年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。’81年に刊行された『占星術殺人事件』で本格ミステリー復興の旗手となる。新たな才能の発掘に力を尽くしながら、常にミステリー界の最前線を走り続け、御手洗潔、吉敷竹史の両シリーズは圧倒的な人気を誇る。また、近年は「冤罪事件」や「死刑問題」に象徴される日本人論などの社会的な発言や著作でも注目を集めている。2008年には、第12回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 549ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/8/6)
  • ISBN-10: 4334746276
  • ISBN-13: 978-4334746278
  • 発売日: 2009/8/6
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 76,343位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 島田荘司の司法に対する気持ちが出ている, 2009/8/9
By voodootalk - レビューをすべて見る
(TOP 10 REVIEWER)   
オリジナルは2006年10月25日リリース。初出は女性自身2005年8月23・30日合併号から2006年9月19日号まで。女性自身に連載されていたのにちょっと驚いた。 この新シリーズ、登場人物も初顔がほとんどである。

いずれもなかなか人情味があって里美にぴったりな感じだ。それでも里美は泣いてばかりなのだが。ただ何となく思ったよりも里美のカワイさに乗っかっての文章になっているところが若干気に入らないが、まあいいだろう。弁護士の世界の実態というのも確かに書いているとおりだろうな、と思う。ほとんどが民事。ほとんどが債権支払不能から派生する出来事。厳しい世の中の実態である。その中でやっていけるのか主人公里美。 しかしながらそうは言ってもさすが島田荘司だ。地元の歴史のウンチクも披露しつつ、すごく島田荘司の司法に対する考え方が出ている。死刑囚と話した経験が里美を通して随所に感じる。言ってみれば現在の司法に対する苦言の具現といったところか。なかなか考えさせられる。

このシリーズ、里美の魅力もだが島田荘司の現在の法曹界に物申すシリーズとぼくは見た。新境地を感じる作品だ。
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