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回廊亭殺人事件 (光文社文庫)
 
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回廊亭殺人事件 (光文社文庫) (文庫)

東野 圭吾 (著)
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内容(「BOOK」データベースより)

一代で財を成した一ケ原高顕が死んだ。妻子を持たない高顕の莫大な財産の相続にあたり、彼の遺言状が一族の前で公開されることになった。公開場所は旅館“回廊亭”。一族の他には、菊代という老婆が招待されていた。だが、菊代の真の目的は、半年前に回廊亭で起きた心中事件の真相を探ることだった…。その夜、第一の殺人が。斬新な趣向を凝らした傑作長編推理。

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5つ星のうち 4.0 2つのトリック, 2002/5/27
この小説の舞台となるのはタイトル通り、特殊な構造の建物「回廊亭」。
もちろんお約束の建物見取り図は巻頭に載せてあるし、復讐が目的の
犯人は、それを遂げるために大胆不敵なトリックを使って作中の人物たちを
だまし通す。
ここまで書けば本作が、推理小説の定石を踏まえた型どおりの作品だと
思われるかもしれない。が、それらのお約束を破る新機軸の作品を多数
世に送り出したり、「名探偵の掟」では徹底的に推理小説をパロってみせた
東野圭吾氏のこと。
そんじょそこらのものとは、ひと味違う味付けを施している。

ところで。
叙述トリックの古典、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」が発表された
当時、そのトリックが「フェアか、はたまたアンフェアか」で!論争が
巻き起こったという。
密室、アリバイ工作や変装など、推理小説中で犯人が仕掛けるトリックは、
「犯人が作中に登場する、他の人物をあざむくため」のものだ。
ところが、叙述トリックは、
「作者が読者をあざむくため」に仕掛けられる。

だからこそ、それに見事に引っかかった読者は「アクロイド殺し」の時の
ように、「恐れ入りました!」と賛辞を贈るか、「そりゃないだろ!」と
怒り心頭に達するか、どちらか極端な反応を示す場合がある。

本作品にはその2つのトリックが、大胆にそして鮮やかに用いられている。
作中の人物たちは、その犯人のトリックで見事にだまされる。

そしてそのことを知っている「神の視点」を持ち、ほくそ笑みながら読んで
いた我々読者は、作者の仕掛ち?叙述トリックで見事に足下をすくわれる。
どちらもクライマックスまで見破られることのない、完璧なトリックだ。
(この叙述トリックを「見破った」という人がいたら、ぜひお目にかかりたい(^_^;))

しかし、尊敬する東野圭吾様>

あの叙述トリック・・・、ちょっとだけ「そりゃないよ」と思いましたよ!(笑)

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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 うーん 星3つ, 2004/5/18
東野氏の作品は好きだ。人物の描写が細かくて、犯人の動機にも何だか納得させられてしまう。人を殺してしまうって大変なことだけど、それなりに理由があるんだな、と思わされてしまう。自分は出来れば一生そんな理由を持ちたくないし、他人にそんな理由を持たせる原因にもなりたくないな、と思います。

以前読んだ「白馬山荘殺人事件」と似たような錯覚を登場人物の名前に関して感じるところがありました。
この人こんな名前で、周りのリアクションはこうなのに、実は…だったのね、みたいな。

そんな訳で星は3つです。

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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 昼ドラ化希望, 2009/4/7
一ヶ原家の遺産を巡り、
恋人を奪われ、自らも殺されかけた主人公が老婆に化け、
一家に対し復讐を図る・・・

と、どこかで聞いた事のある内容。
あの「犬○家の一族」に似ているのかなと。
(特に後半、○○の正体が明らかになる辺りは特に)

復讐劇と探偵モノがミックスされた内容ですが、
あくまでも復讐劇がメインの為、
推理小説として見る分には物足りない気がします。

とにかく主人公の扱いが酷く、不憫に思えてならない作品。
彼女に幸あれ。

結構ヒドイ事やっているんで、自業自得って気もしますけどねw
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投稿日: 4か月前 投稿者: manekikuneco

5つ星のうち 4.0 最後は切ないね
一ケ原高顕の遺言状が旅館“回廊亭”にて、一族の前で公開されることになった。一族の他には、本間菊代という老婆が招待されていた。だが、菊代の真の目的は、半年前に回廊... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: itchy1976

5つ星のうち 4.0 犯人を狙う殺人計画者
遺産相続の場を借りて復讐を近い老婆に化けた
女性が主人公のお話。
私は東野先生のこういった... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: とり

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