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人体 失敗の進化史 (光文社新書)
 
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人体 失敗の進化史 (光文社新書) (新書)

by 遠藤 秀紀 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

■地球史上最大の改造作は、どう生まれ、運命やいかに。「ぼろぼろの設計図」を読む。
[ヒトの過去・現在・未来を知る一冊]

「私たちヒトとは、地球の生き物として、一体何をしでかした存在なのか」二足歩行という、ある意味とんでもない移動様式を生み出した私たちヒトは、そのために身体全体にわたって、「設計図」をたくさん描き換えなくてはならなかった。そうして得た最大の“目玉”は、巨大で飛び切り優秀な脳だったといえるだろう。
ホモ・サピエンスの短い歴史に残されたのは、何度も消しゴムと修正液で描き換えられた、ぼろぼろになった設計図の山だ。その描き換えられた設計図の未来にはどういう運命が待っているのだろうか。引き続き、描き換えに描き換えを続けながら、私たちは進化を続けていくのだろうか。



内容(「BOOK」データベースより)

地球史上最大の改造作は、どう生まれ、運命やいかに。「ぼろぼろの設計図」を読む。

Product Details

  • 新書: 251 pages
  • Publisher: 光文社 (2006/6/16)
  • ISBN-10: 433403358X
  • ISBN-13: 978-4334033583
  • Release Date: 2006/6/16
  • Product Dimensions: 6.7 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.4 out of 5 stars  See all reviews (21 customer reviews)
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11 of 12 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 遺体解剖学者の思いがほとばしる, 2007/5/30
By ティアル (新しい世界) - See all my reviews
(TOP 1000 REVIEWER)   
ナメクジウオからはじまって、人間の体が今の形に
なんとか「落ち着いた」軌跡をたどっています。

失敗の進化史なんてタイトルなので、どんな欠陥がこの体に残っているの?と
思ったらそんなに大変なことでもない。やや大げさなタイトルだと思います。

骨格標本や、夕食のサンマさんなどを用いて、分かりやすく進化の道筋を語ってくれます。
知的満足度でいえば、大学の講義1年分にも匹敵するでしょう。

それだけではなく、なかなか熱い箇所もあります。
「いつ遺体が提供されてもいいように、イメージを膨らませておかなければならない」
というメッセージには、ものすごいプロ意識を感じました。
このようなプロにかかれば、遺体も情報の宝庫となるのでしょう。
さらに動物の構造の謎が解明されることを願いながら、あとがきを読みました。
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9 of 10 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 面白い!, 2007/7/8
By ask (東京都) - See all my reviews
動物解剖学者が語る、ナメクジウオから人間への進化の歴史、そこにある「設計変更」の累積の夥しさ。
 最初は、あまりにも持って回った「文学」的表現、自己陶酔的レトリックの過剰さにウンザリしかけたが、内容的には非常に興味深い。脊椎動物の進化は、常に、既存のものを無理やり新たな機能に振り向けるために変形することの繰り返しだ、と言うことがよくわかった。その無理っぽさは、直立二足歩行という進化の頂点たる人体において、極点に達する。全てを既存組織のモデルチェンジでまかなった人体の奇形的な不自然さが活写されている。
 最後に付け加えられた遺体科学のマニフェストは、拝金主義に毒された学問の世界に対して雄弁なプロテストである。そこには、この本の面白さを感得して初めて持ちえる説得力がある。
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8 of 9 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 失敗の進化史, 2007/2/1
 著者は,同じ起源を持つ器官が形や働きを異にするものに変わるさまを,設計図の書き換えや設計変更という言葉で説明している。ユニークで面白い表現であるが,この表現では,生物が自分の意思で進化を起こしたようにも読める。進化を生じさせた機構については,まだ解明途中なので,この表現は進化に対する解釈のひとつとしてイメージできればいいのではないか。
 人間の進化を失敗作とする文脈は,重力との関係や骨の配置などから考察したものであり,面白かった。なるほどと目から鱗が落ちる感じである。しかし一方では,人間は欠陥商品である割にそれなりに発展できているのだから,なかなか大したものだという見方もできるだろう。
 最後に,著者は専門的な事柄だけではなく,現在の研究者や学会が抱える問題を,解剖学者の立場から浮き彫りにする。それまでの軽快な文章とは反対に,著者の地道な研究暦に裏打ちされた重たい文章だ。基礎研究の大切さは,全ての学問分野に係るものである。行政に関わる人たちに認識してもらいたい問題だと思った。実は,著者が一番訴えたいのは,この最後の部分だったのかもしれない。日本という国の科学に対する考え方こそ,失敗の進化をしてしまったかのようだ。
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まず読み物として実に面白い。
そして行間からにじみ出てくる作者の、学究者的情熱がいい。... 続きを読む
Published 18 months ago by アマゾン次郎

3.0 out of 5 stars 素材は抜群に面白い
素材はものすごく面白い。一般に神の最高の創造物(キリスト教徒でなくとも、人体が素晴らしい造りであるとは思っているだろう)と考えられているヒトや他の脊椎動物が、進... 続きを読む
Published 20 months ago by shibchin

5.0 out of 5 stars 様々な観点から面白い
タイトルから期待したのとは異なっていたが、期待以上におもしろかった。読み方としては、@解剖学者の考え方、日常、A動物の体の進化史、B人間の進化、人体の成功... 続きを読む
Published 22 months ago by 拳骨

3.0 out of 5 stars 読みやすく面白いが
... 続きを読む
Published 22 months ago by MMA

4.0 out of 5 stars 生物学、解剖学に興味のある方にお勧め
人類の歴史というより、人体がこのような身体をもつに至った種を超えた生物の歴史について書かれた本。... 続きを読む
Published on 2007/9/28 by とり2号

4.0 out of 5 stars ペンギンの教訓
書店でタイトルが気になって開いたのがたまたま「ペンギンの教訓」のページ(P128)。そこは著者の個人的な失敗談で、その失敗から学ぶ姿勢で購入を決定。内容からふさ... 続きを読む
Published on 2007/6/2 by dddo

4.0 out of 5 stars タイトルに偽り有り
... 続きを読む
Published on 2007/2/27 by 鞘町流市

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