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駅伝がマラソンをダメにした (光文社新書)
 
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駅伝がマラソンをダメにした (光文社新書) (新書)

生島 淳 (編集)
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出版社 / 著者からの内容紹介

駅伝がマラソンをダメにしている。
これは陸上界では長く考えられてきた問題である。しかしあまり一般の人に触れられることはない。それはなぜか? 答えは簡単である。新聞、テレビといった報道機関が駅伝、マラソンを主催しているからだ。(略)
それでも私は駅伝を否定する気は毛頭ない。駅伝は極めて魅力的な競技だ。なかでも箱根に関しては、この機会に自分なりにその魅力を徹底的に考えてみるつもりだ。加えて、テレビが駅伝をいかに変化させたかを、各大学の特色を通して考えてみたいと思う。(「はじめに」より)


内容(「BOOK」データベースより)

新聞・TVが報道しない裏側。本邦初!観戦者のための駅伝・マラソン批評。

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5つ星のうち 4.0 それでもやっぱり正月は箱根駅伝, 2005/12/24
 筆者は、駅伝のなかでも箱根駅伝に重点を置きすぎて、優秀な中長距離ランナーが伸びずに日本の男子マラソンが弱くなってしまったと主張する。

 たしかに正月の番組のなかでも最も高視聴率であり、注目されすぎという側面があることも事実である。したがって、高校生ランナーたちからみて箱根が甲子園のようになり、箱根に向けて燃え、卒業時には燃え尽き症候群のようになってしまうのも事実かもしれない。

 おそらく箱根には観る者だけでなく走る者にもそうさせてしまう魔力があるのだろう。
 また、箱根だけが原因ではなく、最近の男子マラソンが日本人ランナーでは不可能なほどのスピードマラソンになってしまったことも原因ではなかろうか。

 しかし、駅伝がマラソンをだめにしたという主張だけでなく、各校の分析も興味深いし、特に各校の髪の長さの分析は面白い。
 この分析も踏まえて楽しくまた箱根を見たいものです。
 
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 駅伝とマラソンを深く愛する著者の思いを熱く語る, 2006/2/14
By くろやぎ (神奈川県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 題名を見ると駅伝に批判的な人が書いた本のように見えますが、この本は駅伝とマラソンを深く愛する著者の思いを熱く語った本なのでした。
何しろ、著者は、箱根駅伝がテレビ中継されるずっーと前からの駅伝ファンで、1984年に早稲田大学が優勝したときには、「感謝、とにかく感謝」と震える声で語る中村監督の優勝インタビューのロジオ放送を録音するほどのマニアです。

そんな著者が指摘しているのは、日本テレビが中継するようになって、箱根の注目度がぐっと高くなったことです。おかげで高校の有力選手が関東の大学へ進学するようになり、関西の大学から長距離の強豪チームが消えました。同じ陸上トラック競技の中でも、学生の人気が20キロ区間偏重になったため、1万メートルの中距離選手も、42キロのマラソン選手も育たない状況が続いています。
また、箱根で目立つと入学試験受験者が増えることに大学当局が目をつけました。学校名をテレビでアピールしたいばかりに一区、二区にエースランナーを投入するように監督にやんわり圧力をかけることも十分考えられます。まぁ、監督も同じ思惑なら問題にはならないのですが……。

本書で初めて知ったのが、オリンピックのマラソン選考レースのジレンマです。
アメリカのように、選考レースを一発勝負で実施している国もありますが、ご存知の通り、日本陸連は複数回のレースを経て出場選手を選んでいます。
こういう慣習ができたのは、1988年のソウル・オリンピックの男子マラソン選考がきっかけです。瀬古選手のために選考レースを増やしたような不透明な決定のおかげで、複数の選考レースというあいまいな方式が定着してしまいました。
アテネの選手選考にも様々な思惑を招き、高橋直子の悲劇を生みました。きっと、北京、ロンドンの選考でも誰かが傷つくことになるだろう、という重苦しい著者の予言が心に残りました。
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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 箱根駅伝の入門書あるいは観戦ガイド, 2006/2/22
 箱根駅伝の視聴率は25%を超えているそうである。私も25%の一人である。しかし、箱根駅伝について知っている情報はテレビから得るものばかりであるので、ごく普通の駅伝ファンの一人であると思う。
 そういう人にとって本書は箱根駅伝をより楽しく観戦するための入門書あるいは観戦ガイドといえるかもしれない。
 本書では、1章で箱根駅伝の大まかな歴史を、2章で1987年に始まる日本テレビの完全生中継によっておこった変化を、3、4章で新興校・伝統校の分析・紹介を、そして5,6章で「駅伝がマラソンをダメにした」というまとめを行っているが、その内容は表面的であり多角的な分析もあまりなく正直物足りなさを感じた。特に題名でもある「駅伝が…」の論が述べられている5章は、80ページも割いている3、4章に埋没してしまっている感は否めない。
 とはいえ、本書の帯には『「観戦者」のための駅伝・マラソン批評』と書いてある。批評本としての出来はさておき、ごく普通の駅伝観戦者である私にとって、箱根駅伝の大まかな歴史や各大学の特色を知ることができた楽しめた作品である。
 
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投稿日: 2006/12/4 投稿者: モンティ

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投稿日: 2006/1/31 投稿者: nakayama-toru

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投稿日: 2006/1/9 投稿者: itchy1976

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投稿日: 2006/1/3 投稿者: たこやき21

5つ星のうち 3.0 うーーーーん
 期待したほど面白くなかった。

 このテの(ある種アタリマエの事が論じられている)評論って、やっぱり現場の声を多く抽出してほしい。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/30 投稿者: banana

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