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犯罪は「この場所」で起こる (光文社新書)
 
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犯罪は「この場所」で起こる (光文社新書) (新書)

by 小宮 信夫 (著)
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Product Description

出版社 / 著者からの内容紹介

犯罪を「したくなる」環境と犯罪を「あきらめる」環境がある。
原因論から機会論へ――新しい犯罪学


門が閉まっていれば入らなかった――大阪小学校内児童殺傷事件の公判で、加害者はこう述べたという。
従来、犯罪対策は、犯罪者の人格や劣悪な境遇(家庭・学校・会社など)に犯罪の原因を求め、それを除去しようとすることが中心であった。しかしながら、このような処遇プログラムは結局再犯率を下げることができなかった。こうした「原因追及」の呪縛を解き、犯罪の予防に新しい視点を与えるのが、「犯罪機会論」である。
本書では、どのような「場所」が犯罪を引き起こすのか、また、物的環境(道路や建物、公園など)の設計や、人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善を通して、いかに犯罪者に都合の悪い状況を作りだし、予防につなげることができるのかを、豊富な写真と具体例で紹介する。


内容(「BOOK」データベースより)

門が閉まっていれば入らなかった―大阪小学校内児童殺傷事件の公判で、加害者はこう述べたという。従来、犯罪対策は、犯罪者の人格や劣悪な境遇(家庭・学校・会社など)に犯罪の原因を求め、それを除去しようとすることが中心であった。しかしながら、このような処遇プログラムは結局再犯率を下げることができなった。こうした「原因追及」の呪縛を解き、犯罪の予防に新しい視点を与えるのが、「犯罪機会論」である。本書では、どのような「場所」が犯罪を引き起こすのか、また、物的環境(道路や建物、公園など)設計や、人的環境(団結心や縄張り意識、警戒心)の改善を通して、いかに犯罪者に都合の悪い状況を作りだし、予防につなげることができるのかを、豊富な写真と具体例で紹介する。

Product Details

  • 新書: 249 pages
  • Publisher: 光文社 (2005/8/17)
  • ISBN-10: 4334033199
  • ISBN-13: 978-4334033194
  • Release Date: 2005/8/17
  • Product Dimensions: 6.8 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.4 out of 5 stars  See all reviews (12 customer reviews)
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12 of 15 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 留意点は感じるものの…, 2006/1/20
By たこやき21 (東京都) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
何か犯罪が起こるたびに騒がれる「○○が原因だ」「△△の影響だ」と言った「原因論」。しかし、実際にその原因が正しいかどうかもわからず、また、原因の除去というのも極めて困難な場合が多い。それよりも、原因を持っている人が、実際に犯行をその場所・機会を除去して、犯罪を起こせないようにしよう、というのが本書の主張。その論理と、英米、そして日本における取り組みを紹介する。
近年の日本の犯罪報道を見ても、犯人の「普通でない場所」を見つけ出しては「これが原因だ」とすることが多く(しかも、それが極めて意図的だったりする)、それによっていわれも無い差別なども起きていると感じていた私にとって、この「機会をくじく」という考え方は実に共感できるものだし、正論であると感じる。また、「機会」を奪って時間稼ぎをすることで、「原因」が自然と除去されることも多々有る、というのも確かだ。「原因」論よりもはるかに「機会」論の方が効率的だとも思う。
もっとも、読んでいていくつか留意したいところも感じた。まず、この書の前提となっている「犯罪増加」というものであるが、「認知件数」などは、警察の方針などによって大きく変わるため、それが正しいかどうかは疑問符がつく。次に、著者は「地域・コミュニティの強化」を強く訴えているわけだが、それが強過ぎるが故に犯罪が起きたり、また隠蔽される(絆が強過ぎるが故に犯罪行為も言い出せない)…などという事も考える必要があろう。そして、著者の主張で出てくる「割れ窓理論」。これについては、その効果を疑問視する声も多い。そのようなところも考慮する必要があろう。
とはいえ、全体的に見れば、一読の価値がある書だと思う。
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11 of 15 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 犯罪の機会を減らす, 2005/8/28
By vatmideo (大阪府) - See all my reviews
(TOP 100 REVIEWER)   
犯人が逮捕されると、犯罪者の身の上や生活環境が問題とされることが多い(犯罪原因論)。
しかし、窓ガラスが割れている建物、落書きが多い場所、ゴミが散乱している箇所では犯罪が起きやすい。また近所付き合いをしている地域や他人の目が光っている場所では、犯罪は犯しにくい。だから犯罪を犯す機会を減らせば犯罪は減る(犯罪機会論)。
そういった犯罪機会論の立場から、欧米で実践されている様々な試みや日本での取り組み等を紹介している。
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6 of 9 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 犯罪者心理をよく理解されている, 2007/5/2
By English learner "英語学習者" (Japan) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
先日、裏の住宅が泥棒に入られた。
犯人は庭にあった物置(かなり大きいタイプ)を足場にして
住居に進入したようである。
その家はしかも、普段留守がちであり、かつ部屋にはカーテンを
昼間でもしていた。
まさに、犯罪は「この場所」で起こったのでした。

自分の家の防犯のために本書を購入しました。
本書は、従来の犯罪者の心理にウエイトを置く犯罪学ではなく、
場所にウエイトを置く考え方です。

写真も多く、また外国での防犯対策例を列記されていて
今後の参考にしたいと感じました。

しかしそれにしても、近年の犯罪者の狡猾なこと。
警戒している区域を少し離れて、より目の届かない場所を
選ぶという。

本書だけで犯罪の抑止力となるとは思えないのですが
犯罪者に犯罪を少しでも躊躇させるために、あらゆる
防犯対策を尽くす必要があるのだと思います。
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