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早期教育と脳 (光文社新書)
 
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早期教育と脳 (光文社新書) (新書)

小西行郎 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

普通の育児の中にこそ、脳の成長に必要な刺激がすべてある!
本来、生物にとっての「臨界期」とは、「生物が環境に適応するために脳が柔らかい状態で生まれ、それぞれの環境に合わせて生きていけるように脳の機能を柔軟に作り替え、それを定着させることのできる時期」のことです。この「環境に合わせて生きていける」が重要なのであり、算数や英語といった知能を強化することのみに与えられた能力ではないのです。
ところが、今の行きすぎた早期教育の風潮は、人間の発達の一つの側面であるに過ぎない「臨界期」を、「教育的効果の高い時期」といった狭い範囲で捉えているように感じられます。(本文より)
教育すれば、必ず効果があるわけではない!

著者は1947年香川県生まれ。京都大学医学部卒業後、福井医科大学助教授、埼玉医科大学教授を経て、現在東京女子医科大学教授。日本乳児行動発達研究会、日本赤ちゃん学会事務局長。文部科学省の「脳科学と教育」プロジェクトにも携わる。著書に『赤ちゃんと脳科学』(集英社新書)『赤ちゃんのしぐさ辞典』(共著、学習研究社)など多数。

第一章 早期教育と脳
第二章 乳幼児と英語教育
第三章 育児不安と孤独な母親
第四章 地域社会と子ども集団
第五章 障害児教育から子育てを考える


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小西 行郎
1947年香川県生まれ。京都大学医学部卒業後、福井医科大学助教授、埼玉医科大学教授を経て、現在、東京女子医科大学教授。日本乳児行動発達研究会、日本赤ちゃん学会事務局長。文部科学省の「脳科学と教育」プロジェクトにも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 198ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/8/18)
  • ISBN-10: 4334032621
  • ISBN-13: 978-4334032623
  • 発売日: 2004/8/18
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 出発点として, 2005/11/12
 「こういう教育がいいよ」とか、あるいは逆に「世の教育論は間違いだらけだ!」とか声高に主張したり、誰かを糾弾したりする本ではありません。
 子供の数が減少するのと反比例して増えてくる様々な教育論について、その激しい潮流の中で立ち止まり、冷静に見つめなおす機会を与えてくれる本、ということになると思います。
 早期教育論がまとう「科学的根拠」についても、「人間」という、あまりに複雑な生き物に全面的に適用してよいものか、恣意的な利用は無いか、それは本当に子供のためになる教育=能力開発なのか、真面目で丁寧な見方で検証していきます。

 もちろん、「子供なんて自然に放っておけば勝手に大きくなる」と乱暴な結論を出しているわけではなく、自らが早期教育を受けた時の気持ちや経験も語りながら、「親が情報に左右されて与える教育が子供の信頼を獲得できるものだろうか」と述べ、親それぞれが考え抜いた結果としての教育を与えるように主張しています。

 これは、教育産業や学校(あるいは塾など)の理論に子供を任せる、あるいは「早期の英才教育こそ子供の将来の幸せになる」という盲目的信念に従うより、ずっと大変なことなのかも知れませんが。。。

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20 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 考える早期教育, 2004/9/22
 少子化の現在、子供に対してかけられるお金が増え、早期教育をふくむ教育熱が高まっていると思う。
 著者は障害児教育を専門とする立場から、一般的な早期教育に対しての提言・批判をしている。
 頭ごなしに早期教育に反対するのではなく、現在あるデータを挙げつつ、自身の研究や体験を含めて、精緻に考察していく。

「こうすれば必ずうまくいく!」「これはやってはいけない!」といった一本調子な本が多い中で、その慎重な姿勢はとても好感が持てる。三歳児神話や幼児からの英語教育にも、「ちょっとまってくださいよ」と言いながら検証が始まるような流れ。

 おおまかに流れている思想は、あまり極端なことをして偏りのあることをするよりも、こどもと親があり、家族があり、地域があるという状態を改善していく必要がありそうだ、ということ。

 そんなにすぐに変わらないよ、と言われるかも知れませんが、なにごともできることからコツコツと。じっくりと書かれる著者の考え方から学べることがたくさんあります。

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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読みやすいです, 2005/6/23
今流行の早期教育について,脳科学の観点から検証する好著.
非常に読みやすく,育児中の親・教員・一般の人にオススメ.
脳を専門にやっている人には少し物足りないかもしれないが,読み物として十分楽しめる.
この手の本は何冊か読んだが,その中でも最後まで視点がぶれずよくまとまっている.
早期教育については様々な立場をとる人がいると思うが,積極的な立場の人にこそ立ち止まって読んでほしい一冊.
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