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利己的な遺伝子 (科学選書)
 
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利己的な遺伝子 (科学選書) (単行本)

by リチャード・ドーキンス (著), 日高 敏隆 (翻訳), 岸 由二 (翻訳), 羽田 節子 (翻訳), 垂水 雄二 (翻訳)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、動物や人間社会でみられる親子の対立と保護、兄弟の闘い、雄と雌の闘い、攻撃やなわばり行動などの社会行動がなぜ進化したかを説き明かしたものである。著者は、この謎解きに当り、視点を個体から遺伝子に移し、自らのコピーを増やそうとする遺伝子の利己性から、説明を試みる。大胆かつ繊細な筆運びで、ここに利己的遺伝子の理論は完成した。


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Inheriting the mantle of revolutionary biologist from Darwin, Watson, and Crick, Richard Dawkins forced an enormous change in the way we see ourselves and the world with the publication of The Selfish Gene. Suppose, instead of thinking about organisms using genes to reproduce themselves, as we had since Mendel's work was rediscovered, we turn it around and imagine that "our" genes build and maintain us in order to make more genes. That simple reversal seems to answer many puzzlers which had stumped scientists for years, and we haven't thought of evolution in the same way since.

Why are there miles and miles of "unused" DNA within each of our bodies? Why should a bee give up its own chance to reproduce to help raise her sisters and brothers? With a prophet's clarity, Dawkins told us the answers from the perspective of molecules competing for limited space and resources to produce more of their own kind. Drawing fascinating examples from every field of biology, he paved the way for a serious re-evaluation of evolution. He also introduced the concept of self-reproducing ideas, or memes, which (seemingly) use humans exclusively for their propagation. If we are puppets, he says, at least we can try to understand our strings. --Rob Lightner
--This text refers to an out of print or unavailable edition of this title.


Product Details

  • 単行本: 548 pages
  • Publisher: 紀伊國屋書店 (1991/02)
  • ISBN-10: 4314005564
  • ISBN-13: 978-4314005562
  • Release Date: 1991/02
  • Product Dimensions: 7.3 x 5.2 x 1.3 inches
  • Average Customer Review: 4.6 out of 5 stars  See all reviews (22 customer reviews)
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44 of 49 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars すばらしく明晰な理論。ただしここに道徳を求めるのはお門違い, 2002/7/14
中学生のころ古本屋でちょっと立ち読みしたのがこの本との出会い。すごくおもしろかったのに、結局買わずじまいなまま(中学生はお金がないのだ)タイトルも忘れてしまって、ずっとなんの本だか思い出せないままでいた。でもこの本の言わんとするところはちゃんと頭に残っていたんだから、ドーキンスの理論の基本的アイデアは中学生にも理解できていたのだ。

なんで中学生にもわかるのか。それは、ダーウィニズムの不明確なところを、利己的遺伝子というただ一つのアイデアだけで、きっちり明解にしてくれるからだ。

考えてみてほしい。ダーウィニズムでいう淘汰の単位は、一体なんなんだろうか? 働きバチのカミカゼアタックは利他的だけど、同じ種や同じ群のなかで殺し合うこともある。どこに利他・利己の区切り線を引けばいいんだろう?

ドーキンスはこの混乱をあっさり解決する。区切りなんてものはない。淘汰の単位は、生命体を作り上げる基本的な単位である遺伝子であって、遺伝子はすべて利己的に振る舞うというのだ。一見利他的に見える行動は、そうすることでより多くのコピーを残そうとする遺伝子の利己的なふるまいで説明できる。ダーウィニズムをつきつめたこの理論は、実にわかりやすく納得しやすい。

ただしこの本、あまりに誤読が多いので注意。「人間が道徳的にはいかにふるまうべきかを述べようというのではない」と著者がわざわざ冒頭でことわっているというのに、そうしようという人がいるのだ。増える性質を持つものが増えるってだけのことに、意識を持つわれわれが、それに沿った決断を下すべきって意味は含まれちゃいないのに。

ナチスの御用科学者が優生学を悪用したのと同じ論理で、この本の理論を振りかざす小賢い連中に引っ掛けられないためにも、一度きっちり読むべき名著。ちなみに「ミーム」というアイデアが披露されたのも本。

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3 of 3 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 社会科学への自然科学からの挑戦, 2005/11/20
ダーウィンの進化論を受けて、生命が共通して持つ遺伝子を中心に、
どこまで理論武装できるか、曖昧模糊とした社会科学に影響を与える事ができるか、
に挑戦した本だと思います。

当然のことながら、進化の過程を見た人なんていないんですから、
自然科学に基づく理論・仮説にならざるを得ませんが、
それに対しては誰も文句は言えないと思います。

それよりも、全ての社会科学系の専門家は、自然科学を受け入れた上で、持論を展開する必要があると思います。
例えば、ダニエル・デネットは哲学者ですが、最新の自然科学を踏まえて哲学しています。

また、自然科学系の専門家の間でもドーキンスの説に対しては賛否両論あるのも事実ですが、
最大の論敵であるグールドも、言っていることはそれほど変わりません。
彼は古生物学者なので、実際に化石が発見されない限り仮説を全面的に受け入れる事はできない、
という学者としての主張をしているだけです。

本書を読まれて、より深くドーキンスの世界を知りたくなった方は、
彼の他の著作である「延長された表現型」「盲目の時計職人」を読まれることをお薦めします。

また、生命進化においては脳の進化についても進んできています(当然脳も遺伝子からできていますが)ので、
脳科学についてはアントニオ・ダマシオがお薦めです。

更に、本書にその萌芽はあるのですが、複雑系理論を知ることで理解がより一層深まります。
スチュアート・カウフマン「自己組織化と進化の論理」をお薦めします。

あと、本書で命名された「ミーム」は、
スーザン・ブラックモア「ミームマシーンとしての私」がより発展した理論を提供しています。
リチャード・ドーキンスが序文を書いています。
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17 of 25 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 生物学の古典, 2002/11/14
By kenken96660 (東京都江戸川区) - See all my reviews
ドーキンスはケンブリッジ大学の動物行動学者。原著が出版されたのは1976年。著者はあらゆる生物の行動を一貫して突然変異と自然淘汰という2つの原理のみで説明しようと試みている。利己的遺伝子という概念はそのためのツールであるが、言葉が独り歩きしている感が強く思想界から一般の間違った俗流の生物学者にまでインパクトを与えている。間違ってはいけないのはこのこの言葉は概念であり実体はないということである。著者自身、「自然淘汰の単位として役立つだけの長い世代にわたって続きうる染色体物質の一部」という曖昧な定義を採用している。古典として是非読んでおくことをお薦めする。
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4.0 out of 5 stars おもしろいです。
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