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20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人
 
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20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人 (単行本)

成実 弘至 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

20世紀はファッションが一般的に広く普及した時代と言われている。本書は、20世紀、ファッションは何をなし遂げたのか、その創造性をあらためて問う、まったく新しいファッション文化史。本書では20世紀のファッションをつくった代表的なデザイナーたち10人、ワース、ポワレ、シャネル、スキャッパレッリ、マッカーデル、ディオール、クアント、ウエストウッド、コム・デ・ギャルソン、マルジェラを取り上げ、時代や社会のなかで彼らがどう闘い、どのようにファッションをつくってきたか、さまざまな角度から切った意欲作! 


内容(「BOOK」データベースより)

ファッションは、何をなし遂げたのか。その創造性をあらためて問う、まったく新しい、ファッション文化史。

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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 どこかで読んだことがあるものばかり!, 2008/5/25
ヒドイ本だと思う。巻末の参考文献を見ればわかるように、この本のそれぞれの章に書かれたことのずっと詳細が、参考文献になった本にすでに書かれているのだ。もちろんどんな評論や歴史本も参考にする本があるが、安易にその縮約文みたいなものは書いてはいけないわけで・・・ファッションだけでなく、美術・デザイン思潮も絡めて論じることで新奇さを出そうとしているが、それだってすでに書かれていること。何も新しさがなく、ただ他人の研究の上にのっかった本。これってアカデミズムの世界で、アリのことなんですか? 
あと当時のファッション雑誌などの一次資料に当たってないのが明白なのもイタい。研究ではなく、お金儲けのために簡便で読みやすい本を書いた、って感じかなあ。以前から雑誌や新聞に書いていた文章もそうだけれど、鷲田清一そっくりだったり、柏木博そっくりだったり、この人の論点てイタすぎるよ。参考文献だけ、コピーしてそっちを買ったほうが、ずっと楽しめるし、深い知識が得られます!
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 すでに書かれたファッション史, 2008/6/16
たしかに初めてファッション史を読む人には、わかりやすい本だと思う。
その時代のアートやデザイン思潮と絡めて書いているところも「文化史」になっている。
ただし、ここに書かれていることのほとんどが、ファッション史もデザイン史も文化史も、
すでに他の人によってより詳細に書かれたことである。
それら深く掘り下げた先人の研究の表層をかすめ取って、読みやすく、
編年構成で20世紀を概観しようとすれば、このような本はできるだろう。
著者独自の新しい視点、新規な論はほとんどない。
それが「教科書」としては、読みやすくはなっているのだろうが。
著者は外国語文献は、やたらと本文に引用するが、内容の多くは日本の文献をもとに書いている。
つまり自分の文章として書いている部分の多くは、すでに日本で誰かが書いたものなのである。
リーバイスのジーンズの詳細、クレア・マッカーデル、スウィンギング・ロンドンの詳細、
パンクとシチュエーショニストとの関係性、70年代に入ってのレトロ傾向の分析など、
みなすでに他の人がより詳細に書いている。であるならば、より「独創的な視点」が必要ではないだろうか。
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36 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ファッションを正しく時代のなかでとらえた本!, 2008/1/14
かつて特権階級のものだったファッション。それが100年の間に、誰もがお金さえ出せばブランドものを持てる時代になったが、自分自身、ファッションにいくらか興味を持ちファッション誌を時折読んでいたものの、20世紀の流行がどのような背景で生まれ、どのように移り変わってきたか、本当に何もわかっていなかったな、とこの本を読んで痛感した。確かに表面的な出来事は知っているが、知っているのはデザインの本質ではなくて、シャネルのスキャンダルだとか、デザイナーの交代劇だとかで、デザインを正面から見ていない話ばかりだからだ。
ファッションが生まれていくには、時代の社会的な諸々の波や、他ジャンルのデザインや思想からの影響もあるらしい。有名デザイナーの人生にスポットを当てたものや、思想的に語られた本は多いが、このようにファッションを「文化史」の視点で書かれた本は、ほとんどないと思う。
ファッションの大衆化にはアメリカの成金が案外役に立っていたことなど、なかなか面白い話もある。
読後には「流行っているから着る」のではなく、もう少し真摯に服と向き合いたくなった。
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