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ぼうしのとり
 
 

ぼうしのとり (単行本)

山田 このは (著), PONNE (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「人は何度でも立ち上がれる。自分を信じていれば…」遠い懐かしい空を思い出させてくれる作品。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山田 このは
専門学校卒業後、看護師として働く。絵本ストーリー以外に、学生のころより漫画、イラストレーション、詩、短歌などを創作している

PONNE
静岡県静岡市出身。名古屋造形芸術短期大学卒業。ネットショップ「4つの窓」を運営するイラストレーター。キャラクター性のある、さまざまなタッチのイラストを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 新風舎 (2006/12)
  • ISBN-10: 4289009425
  • ISBN-13: 978-4289009428
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18.4 x 14.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 1,039,071位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    560062位 ─   > フォーマット別 > 単行本

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5つ星のうち 5.0 子供も大人も感じるものがある。, 2007/2/22
By noppy (愛知県名古屋市) - レビューをすべて見る
一気に読んで、ちょっとウルッときました。この絵本を読んで、いろいろなことを思った。
昨今、いろいろないじめに関するニュースを聞く。いじめはいけないんだ、とオトナは言う。
しかし、いじめはなくならない。なぜ子供はいじめをするのか、という根本的な原因がこのシンプルなストーリーの中で表現されていると思う。
この物語が「みにくいアヒルの子」と決定的に違うのは、みにくいアヒルの子は、醜い(劣る)状態から始まり、最後は美しい白鳥(優位)となって終わる、立身出世物語。
「ぼうしのとり」は、それぞれが持つ個性には優劣など無くお互いの持つ個性を尊重し合おう、そういうお話。
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5つ星のうち 5.0 やさしいものがたり, 2008/2/1
勇気を出して、というものがたりだと感じました。
文章も絵もやさしい。
いまうちのこはまだ四歳だけれど、小学生になったら読ませてあげようと思います。

いじめ:
僕自身も中学・高校とある程度のいじめを受けていた。
思えば小学生の時は逆にクラスじゅうであるおんなのこを汚い扱いして、いじめていた。
当時も僕は何も考えていないばかだった。彼女はどんな気持ちでいただろうか。どんな絶望的な,悲しい気持ちでいただろうか。それを思いやれず,何もしなかった自分は今でも許せない。
今でもテレビドラマとかでいじめのシーンが出てくると,つらい。悲しい。

かもめのジョナサンも「違う」ということで群からいじめられていた。ジョナサンは特別な鳥だったけれど。


ふつう:
特別でありたい。ふつうでいたくない。
でもふつうすぎて、秀でたところのない,自分のことはもうこの年齢になってよくよくわかっている。

大槻ケンヂのグミ・チョコ・パインでも、ふつうでいたくなくて焦る若者が描かれる。あの焦燥感は気分が悪くなるほどよくわかる。大槻ケンヂはふつうじゃなかったけどね。

「サイコドクターぶらり旅」の昔の記事に次のようなものがある。(12月5日分)

「普通になりたい」というのが口癖だった。自分が高校生の頃、常に人とは違っていたいと思っていた私は、「普通になんかならなくてもいい。『普通』の女の子なんてどこにもいないんだから」と答えたが、彼女には通じなかったようだ。
 私にとっては、普通であることは耐え難い苦痛であり、それでも現実には普通でしかない自分に諦めを感じているのだが、人と違うことによっていじめられ続けてきた彼女にとっては、「普通である」と認められることこそが、なによりの安らぎなのだろう。
「うん、普通になった」というと、彼女はうれしそうに笑った。


ふつうと違うことの居心地の悪さと、ふつうでいることの居心地の悪さ。

周囲がどう思おうと、どう言われようと関係ない、と言い切れるほどは人は強くない。かなしいけれど。
身の置き場所をまだ見つけあぐねている。

そして大勢のふつうな者たちもそれぞれがぜんぜん異なっているのだろう。そういうことに思いをはせられるようになりたい。

そして誰かが/誰かの:
ぼうしのとりの背中を押してあげたりすさんは、だれなんだろうか。
誰にでもりすさんはいるよ、と言ってあげたいけれど、本当はどうなんだろうか。
誰かのりすさんになってあげたい。
強くて優しい関係になりたい。
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