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こころと脳の対話
 
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こころと脳の対話 (単行本)

河合 隼雄 (著), 茂木 健一郎 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「脳」は「悩」を救えるか!?人生を二倍楽しく生きるココロとアタマの活用法。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

河合 隼雄
1928年、兵庫県生まれ。臨床心理学者。元文化庁長官。京都大学数学科卒。1962~65年、スイスのユング研究所に留学。日本初のユング派分析家となる。ユング心理学の普及、臨床心理学の発展に力をつくす。また、欧米と異なる日本人の心性を考えるために、日本の神話や宗教を研究。京都大学教育学部教授、国際日本文化研究センター所長を経て、京都大学名誉教授。2007年逝去

茂木 健一郎
1962年、東京都生まれ。「クオリア(感覚質)」を手がかりに、脳と心の謎に挑む新進気鋭の脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授のほか、早稲田大学、東京大学などの非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 203ページ
  • 出版社: 潮出版社 (2008/07)
  • ISBN-10: 4267017999
  • ISBN-13: 978-4267017995
  • 発売日: 2008/07
  • 商品の寸法: 17.8 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 8,358位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 脳は心を表す場なのかなあ, 2008/8/2
 10年ほど前から河合先生の著作や講演に行き、心や魂、児童文学について多くを学ばせていただきました。近年、茂木先生のおかげで、脳科学に親しみを持ち、生き方が変わるほどの影響を受けました。その二人の対談とあって、雑誌「潮」からもずっと読んでいました。
 脳をいくら細部にわたって細かく見ても、意識や心は見えてこない。でも、心や意識は厳然と存在する。こういった疑問に、「夢分析」や箱庭療法など、お二人に共通の話題で、読者に分かりやすく考えを示してくれています。
 中高生からでも十分に読める内容です。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 聴き手のたのしい饒舌, 2008/11/29
河合さんは、「聴き手」として、もうこれ以上ない相手だといつも感じられるのは、多くのさまざまな分野の人との対話を読んでいると思うこと。
この茂木さんとの対話でも、やはり・・・と思いながら、読み進めていると、対話の句切りの各所で河合さんが、「もっと脳の話を聞きたかったなあ・・」と終るところが、この対話集の特徴になっているところを表わしています。
茂木さんの深々とした関心が、河合さんの豊かな体験や思うところをいつにもまして引出し、読み手のこちらも、たのしく、おもしろく、尽きなくページを夢中で進めてしまう。

河合さん没後の出版ですが、読んでいると、「聴き手」のマイスターといっても、それでも足りないほど。ほんとうに貴重な方を失ったなあと、改めて思われる。

河合さんが「聴き手」としてのマイスター、ということの証しみたいな話がある。
河合さんがよくタクシーに乗ると、運転手の方がなぜかよく、「じつは、ほかの仕事がしたかったんですよねぇ・・」などと話しかけてきてしまうというエピソードの中にもある。もちろん運転手の人は河合さんだとは知りもせず、気づいてもいないわけだが、つい「へぇ・・」などと答えてしまうと、運転手の人は尽きなく話しかけて来て、ついには道に迷ったり、間違えたり、ということになるので、だんだんタクシーに乗る際にはそんなムードに「乗らない」ように体勢をつくるようになったそうだ。

箱庭の現場の話とか、また患者さんとの興味深い体験など、「割切れない」ことの不思議さ、おもしろさを、思いださせる話し満載だ。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「先生の言葉、宝石のようです」と茂木氏を感嘆させた対談集 , 2008/12/1
By くろやぎ (神奈川県) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
 臨床心理学者の河合氏と脳科学者の茂木氏が、それぞれの専門である「こころ」と「脳」についての3回の対談をまとめた一冊です。

 河合さんの考えは、従来の研究者らしくありません。
「全体を認識することが大事であって、解釈する必要はない」と言います。クオリア(感覚質)をライフワークとする茂木さんと、対談の冒頭から意気投合するのは、必然のなりゆきでした。

 あの自信たっぷりの茂木さんが「河合先生の言葉、宝石のようです」と感嘆してしまいました。こんな茂木健一郎、見たことありません。

 本書の内容は、2006年に月刊誌に掲載されたものをまとめたものです。
 対談が2年前に終わっているのに、なぜこんなに出版まで間があいてしまったのでしょうか。せちがらい今の出版界事情では、次々と新刊を繰り出さなければやっていけないはずです。

 詳しい事情はわかりません。
 河合さんの遺族に配慮したのかもしれませんし、単に編集担当者の怠慢だった(笑)のかもしれません。

 読み終わって私が感じたのは、河合さんが治療と研究に取り組んでいる姿が、目に浮かぶように生き生きと感じられたことです。
 もし、河合さんが亡くなった直後に出版されていたら、「あぁ、こんなに元気に活躍しておられたのに……」と追悼の思いが先にたちすぎて、河合さんのメッセージが心に届いてこなかったと思います。

「人間を全体で見よ」とい河合さんの治療姿勢は、この時期に読むからこそ胸に響いてくるのでしょう。

 茂木さんといっしょに、あなたも河合先生と「関係性」を結んでみてはいかがでしょうか。
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