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予測して防ぐ抗精神病薬の「身体副作用」―Beyond Dopamine Antagonism
 
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予測して防ぐ抗精神病薬の「身体副作用」―Beyond Dopamine Antagonism (単行本)

長嶺 敬彦 (著)
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

長嶺 敬彦
1956年山口県生まれ。自治医科大学医学部卒業。医学博士。麻酔科医から出発し、プライマリ・ケアと僻地医療を専門としたのち、1999年から清和会吉南病院で内科医として精神疾患患者の身体疾患の治療に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 201ページ
  • 出版社: 医学書院 (2009/06)
  • ISBN-10: 4260008358
  • ISBN-13: 978-4260008358
  • 発売日: 2009/06
  • 商品の寸法: 25.6 x 18.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 とにかくまず読む, 2009/8/31
精神科において内科疾患は極めて重要な問題である。患者さんの寿命を左右するといって過言でない。ところが精神病院に内科医が常勤する病院はとても少ない。著者はその貴重な医師であり、内科医でありまがら精神科の知識も豊富である。その視点は精神疾患を持って生きなければならないひとへの深い共感である。内容は解りやすく丁寧で、深く広く、精神科に勤務するコメディカルが持つべき1冊と断言できる。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 精神医療に関与する者が最初に読むべき壮大なる抗精神病薬にかんする叙事詩。, 2009/8/8
By おじいさん - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
とにかくセンスのよい、おしゃれな本。二色づり。まことに読みやすい。この書は、雑誌「精神看護」に連載されていたもの。
著者は吉南病院に勤務する内科医師。
同病院には精神科があり、著者は横から冷静に精神科の治療実態を観、かつ内科医として関わっていた。
その彼が この本を書いた。
「精神看護」(2009年7月号)で彼は語っている。
「私にこの本を書かせたものとは・・・統合失調症の患者さんは3つの病と闘っている。1つ目はもちろん統合失調症である。2つめは社会との軋轢で、偏見(スティグマ)である。3つ目が抗精神病薬による身体合併症で、これを「身体副作用」と表現した。・・・しかし、その出現は最新の脳科学理論をもとに考えればある程度は予測できる。それは、患者さんのQOLを阻害している。」(119頁)
全3部構成。
パート1は、抗精神病薬を使いこなすための「考え方」
パート2は、「身体副作用」から患者を守るちょっとした工夫
最後の補論は「臨床の知」と「科学の知」からみた統合失調症のはじまりと終わり
一気に読ませてくれる。
統合失調症の新しい理解―神経発達障害仮説、そして「ドパミン遮断」の抗精神病薬の登場、そして副作用。
なるほどと納得させてくれる。これほどわかりやすく語ってくれた本に出会ったことはない。
パート2は精神医療現場で皆が直面している問題。薬の受容体プロフィル、離脱、水中毒、悪性症候群、代謝障害、「痩せ」、誤嚥性肺炎、認知症。著者は最新の知識とオリジナルな解釈をまぜて読者を納得させてくれる。
補論は壮大なる統合失調症に関する叙事詩となった。
これほど 冷静に 原因を究明しようとした医師は少ないであろう。
これだけの知識を「精神看護」の読者たちは知っていたのである。この驚き。
精神医療に関わる者は まず必読書。
著者の熱い情熱に感動した。久しぶりの読み応えのある本である。クレペリンも中井久夫も全部かみ砕かれてほうりこまれている。博学多才の内科医は基本的には、現行の薬物療法を肯定しているのだ。「適量」とは何か。まことに難しい現状況で、精神医療の現場の労働者は困惑するかもしれない。しかし、「身体副作用」にこれほど焦点をあわせていかないといけないと主張している医師を私は知らない。
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