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空中ブランコ (文春文庫)
 
 

空中ブランコ (文春文庫) (文庫)

奥田 英朗 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

奥田 英朗
1959(昭和34)年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て、作家に。2002年に『邪魔』で第4回大藪春彦賞、04年に『空中ブランコ』で第131回直木賞、07年に『家日和』で第20回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 282ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/1/10)
  • ISBN-10: 4167711028
  • ISBN-13: 978-4167711023
  • 発売日: 2008/1/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (45件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 日常に疲れた人に, 2008/1/26
小説を読んでこんなに笑ったのは久しぶりだ。
人間みんなどこか可笑しなところがあるよね、というユーモアに溢れた人間賛歌。

飛べなくなった空中ブランコ乗り。
尖ったものが苦手な先端恐怖症のヤクザ。
義父である教授のヅラをはがしたくなる医師。
ボールが投げられなくなったプロ野球選手。
過去に書いた小説と同じ小説を書いてしまうのではないかと、気に病む女流作家。

それぞれの登場人物たちは、自分がどこかおかしいのではないかと思って伊良部総合病院の神経科のドアを叩く。
しかしそこにはそんな患者たちよりもっとおかしい精神科医、伊良部がいるのである。

丸々と太った体、子供のような言動。
伊良部に振り回されるうちに、患者たちはやがて、まわりの人たちも自分と同じような悩みを持っていることに気づく。
こう書いてしまうと陳腐かもしれないが、実際狭い世界にいると、本当ならこだわらなくてもいいような部分に固執してしまうのはよくあることだ。
僕自身もしばしばそうなる。

このおかしな医師、伊良部はそんな行き詰った人たちの視界をほんのちょっと広げてくれるのかもしれない。
日常に疲れた人に、ぜひおすすめしたい一冊である。
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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 主人公に魅力を感じるかどうかがすべて, 2009/2/23
僕は感じません。奥田先生の作品は好きな物も多いですが、このシリーズはあまり面白くありません。おそらく笑いのツボが違うのだと思います。もちろん読ませる力はあるし、暇つぶしに読む分には十分に役目を果たしてくれますが、再読はしないでしょう。
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34 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 医学博士の伊良部一郎はもしかしたら「人間博士」かもしれない!?, 2008/5/3
By TKMT (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 伊良部総合病院の神経科医である伊良部一郎を主人公とする人気シリーズ第2弾。神経科医を軸に組み立てた作風はとても斬新で、表題作の「空中ブランコ」を含む計5本の作品はいずれも面白く(個人的には、特に「ハリネズミ」と「義父のヅラ」が実に印象的であった)、思い切り笑わせてくれるものもあれば、思わずホッとするものなど、味わいに富んだ作品ばかりである。本当に一気に読ませる内容・文体であり、文句なしの「星5つ」の著書である。

 神経科医を主役とした作風それ自体に最初は違和感を抱く読者もいるかもしれないが、軽快な話の展開構成に自然と本書の魅力に惹きこまれるのではないか(「趣向」が合わないと感じる読者もいるから、本書の評価は割れるだろう)。誰もが神経的・精神的な「病」を抱えているといっても過言ではないこの現代社会において、本書に登場する奇抜な思考・言動を惜しみなく披露する伊良部医師は、一服の「清涼剤」的な存在感を十二分に醸し出している。あまりの荒唐無稽さに、患者のほうが「自分こそ医者ではないか」と思わせるくらいだ。こんな医者がいるとは思えないが、どこかにいてほしい類いの医者だ。治療していないようで実際のところは治療している。とにかくこの医師は「ただもの」ではない。白衣の名刺に付けられた「医学博士・伊良部一郎」の「医学博士」の隣に、「人間博士」と付け足したい気分である。

 本書のメッセージは、やはり「(とくに)心の病を治すのは自分である」ということになろうか。伊良部はそれを大胆な言動を通じて遠回しに患者に気付かせているのだ。なお「人間の宝物は言葉」であり、「その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう」(281頁)という最後の作品「女流作家」における女性作家の言葉は、まさに作者自身のそれであろう。伊良部病院の神経科が「地下1階」にある理由も私には理解できた。伊良部医師の今後の活躍が楽しみだ。
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投稿日: 3か月前 投稿者: Ksuke

5つ星のうち 4.0 おもしろい!
能天気で自由奔放な精神科医に惹かれてしまいました・・・
前作も読んでみようと思います。
投稿日: 4か月前 投稿者: かず

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5つ星のうち 5.0 何も上手くいかないときに。
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物事が上手くいかないときにオススメの1冊です。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: mia

5つ星のうち 4.0 異常な精神科医
楽しい。
ちょっと、面白い伊良部先生が、いい味出しています。
患者も、なかなかの曲者ぞろい。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: いじさま

5つ星のうち 5.0 第2作、ますます快調!
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マユミは無愛想。
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5つ星のうち 3.0 伊良部先生、診療のお時間です
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投稿日: 8か月前 投稿者: 倒錯委員長

5つ星のうち 5.0 シリーズ2弾目もおもしろい!
伊良部神経科第2弾ですが、実におもしろかった。
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