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魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)
 
 

魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫) (文庫)

by ジェフリー ディーヴァー (著), Jeffery Deaver (原著), 池田 真紀子 (翻訳)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

超一流イリュージョニストの“魔術師”は早変わり、脱出劇などの手法を駆使して、次々と恐ろしい殺人を重ねていく。ライムたちは、ついに犯人の本名を突き止めるが、ショーの新たな演目はすでに幕を開けていた―「これまでの作品のなかで最高の“どんでん返し度”を誇る」と著者が豪語する、傑作ミステリ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て小説家となる

池田 真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 文庫: 340 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (2008/10/10)
  • ISBN-10: 4167705699
  • ISBN-13: 978-4167705695
  • Release Date: 2008/10/10
  • Product Dimensions: 6 x 4.2 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 5.0 out of 5 stars  See all reviews (6 customer reviews)
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5.0 out of 5 stars 読者もひとりの観客として, 2008/12/10
魔術師が次々と仕掛けてくる”誤導”にライムたちと同様に読者も惑わされていく。
どんでん返しにつぐどんでん返し・・・でもリンカーン・ライムシリーズを読んできた
ファンだとそれも慣れてくる。しかし、要求されている高いレベルを次々とクリアしてくれる
魔術師ならぬディーヴァーに感服。

今回もすばらしいストーリーで、結末から百数ページ前に犯人が判明するのだが、その衝撃度
や、息をつかさぬ展開はコフィン・ダンサーのほうが上だと思った。
しかし、その後のカーラとライムとのやりとりなどに感じる”人生感”と言えばよいのか、
ひとりひとりの人生の物語の深さを、いままでのシリーズ以上に感じさせてくれる。

また巻末の解説にも触れているように、師弟という関係・・・犯人とその師匠、カーラと
バルザック、サックスとライム、更に言うならカーラと母親、サックスとある権力者などの
力量関係によってうまれる感情や出来事がこの作品のテーマなのであろう。
また、その関係から一歩前に踏み出す勇気、カーラとバルザックのシーンはさわやかな
読後感を読者に与えてくれた。

魔術師が起こす事件の裏に流れる”人間物語”が本書の肝になる部分。
奇怪な事件によって”誤導”し、最後に感動をもたらしてくれる魔術師ディーヴァーに拍手。
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2 of 4 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 最強の敵‘魔術師’。変幻自在のプロットの妙, 2008/10/14
By Wakaba-Mark - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
<リンカーン・ライム>シリーズ第5弾。
’04年、「このミステリーがすごい!」海外編第2位、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第3位。

本書は、ディーヴァーが前作『石の猿』執筆中に着想したという自信作である。

今回の強大な敵は、密室状況の犯行現場から忽然と姿を消す、その名も‘魔術師イリュージョニスト’。今までライムが対してきた犯罪者のなかでも、シリーズ2作目の‘コフィン・ダンサー’に勝るとも劣らない難敵ではないかと思う。

大胆不敵なイリュージョンのトリックを駆使して恐るべき犯行を重ねてゆく‘魔術師’。
事件解明のため、ライムら捜査陣は見習いイリュージョニストのカーラに協力を要請して捜査のスタッフに加え、イリュージョンの手ほどきを受ける。しかし、‘魔術師’は指揮を執るライムの自宅の寝室に易々と侵入してしまう。危うし、リンカーン・ライム!

本書の面白さは、すっかりお馴染みとなった科学の最先端を行くライムの鑑識捜査+<ライム>チームの機動力を生かした捜査と‘魔術師’のイリュージョン(変装、早変わり、ピッキング・侵入、脱出、読心術、腹話術、動物使い、手品、ミスディレクション・・・)のトリックとが、しのぎを削る展開である。

しかも‘魔術師’はなかなか真の動機を覗かせず、章が変わるたびに次から次へと畳みかけてくるトリックと、二重三重それ以上の“どんでん返し”、そして物語の緊迫感はシリーズ中屈指といえる。

本書で読者は、見事にディーヴァーの、それこそイリュージョンのようなミステリーの術中にはまり、「こちらと思えばあちら、あちらと思えば今度はそちら」とばかりに変幻自在のプロットで手玉に取られること請け合いである。
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1 of 2 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 誤導のための何重もの複線、何度も曲がる変化球のようなプロット, 2009/2/7
By voodootalk - See all my reviews
(TOP 10 REVIEWER)   
日本語訳2004年10月15日(原作2003年)発売。

リンカーン・ライム・シリーズの第5作にあたる本作は、『石の猿』を執筆中に「どうしてもライムに解決させたい事件」のインスピレーションが浮かんでしまったエピソードで有名な作品でもある。本作のインスピレーションのきっかけは彼のWEBによると、ビジネス・パートナーの息子とニューヨーク名物の「ビッグ・アップル・サーカス」を見に行ったことかららしい。そこで彼は早変わり芸人のショーに圧倒される。これが本作のイリュージョニストの原形となった。彼の頭脳の中で、このように一瞬にして姿を変える犯人と逆にベッドに縛りつけられてほとんど動けないライムとの対峙から派生するプロットが一瞬して生まれ出たに相違ないことが想像できる。

彼は当初のそのインスピレーションにマジシャンに対する一層の研究・知識を加え、誤導のための何重もの複線、何度も曲がる変化球のようなプロットに仕上げている。それは、まるで一流の魔術師(イリュージョニスト)が完璧に彼の演技で観客を思うがままに翻弄し、誤導させるかのように、読むものをいつものジェットコースターな筆力で、ぐるぐる回転させてくれる。

いつも違う手数で決して読む者を飽きさせないその筆力。サービスでちょこっと『悪魔の涙』のパーカー・キンケイドを登場させたり、プリンセス・テンコーのくだりも出てきたりと、ファンを実に大切にしている。ジェフリー・ディーヴァーこそ真の魔術師(イリュージョニスト)、余りの面白さに他のことが全く手に付かなくなる僕らこそ『The Vanished Man(不動にされた男)』である。傑作!
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5.0 out of 5 stars 引き続き読みつづけたいシリーズとなった
『エンプティー・チェア』、『石の猿』と、ライム、サックスの師弟コンビの前に、敵役が形無しの感が多くなっていた。が、本作の敵役=イリュージョニストは、強い。最強で... 続きを読む
Published 3 months ago by hit4

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Published 5 months ago by あつぼう

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Published 14 months ago by cho

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