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証言・臨死体験 (文春文庫)
 
 

証言・臨死体験 (文春文庫) (文庫)

立花 隆 (著)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介
臨死体験者23人の証言記録集。人生が千差万別であるように、臨死体験も人さまざま。そこに人間存在の多様性と奥行きの深さがある


内容(「BOOK」データベースより)
人が病気や事故で生命の危機に瀕した際、ときとして、死後の世界を垣間見ることがある。これを、臨死体験という。本書は、臨死体験をしたことがある人から、その体験をできるだけ詳細に聞きとった証言記録集である。人の人生が千差万別であるように、人の臨死体験も千差万別。そこに、人間存在の多様性と奥行きの深さがある。

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5つ星のうち 5.0 臨死体験者へのインタビュー集, 2007/8/22
臨死体験に関する本は何十冊も読んだが、その中で一番のオススメはこの本です。本書の特徴は、臨死体験に関して肯定の立場も否定の立場も取らず、ひたすらニュートラルな立場で《臨死体験そのもの》を描いている点です。極力、主観が入らないように、臨死体験者に対するインタビューという形式を選択しているのも、好感が持てます。否定派が読んでも、肯定派が読んでも、興味深く読める良書だと思います。
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15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 我々がもっとも後回しにしたい宿題「死」について, 2004/4/11
By silver・apples ""レトロ童子"" (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
~人間は、いや生きとし生きるもの全ては「死」を忌み嫌い恐れるものですが、これは肉体そのものを喪失する恐怖と、死後の世界が解明されぬ闇の中の不安で在ると言う理由からでしょう。神秘あるいは宗教的真理を否定する所から出発したはずの「科学」も、歴史を重ね現代最先端の科学の現場ではその「神秘」を検証・下手をすれば証明する皮肉な様相を呈していま~~す。政治から科学まで現代日本誇る論客・立花隆が、その神秘の世界を考察するのも時代の要請と言う物でしょう。
~~
本書のみならず起死回生を果たした人々が語る臨死体験は様々な形で紹介されています。どれも共通したイメージが語られ、ゆえに死期に際した脳が特異な幻覚を生成するのだと、一応の科学的な解明?が成されなかば定説とされています。しかし大脳生理学者ワイルダー・ペンフィールド博士による生体実験(電極刺激による脳の感覚地図検証実験)で右側頭葉にあるシル~~ベウス裂を電極刺激してみると肉体から魂が抜け出す感覚=幽体離脱の感覚が起こる事が発見されています。つまり死に際して脳が放電異常を起こしこの回路が刺激され、人は魂が抜け出す意識体験をする。だから臨死体験は幻覚であるとされるが、これは矛盾している。そもそも魂が実在しないのなら、なぜそんな回路が脳に仕掛けられていなければならないのか。さら~~に何の目的でそんな回路が「設計」されているのか。進化論の偶然は「設計」などしません。設計とは「意思」が成し得る行為です。その意思とは何者なのか。我々はそれを「創造主」「神」と抽象的に呼ぶしかありません。が、これらの状況証拠からみても、やはり死後の世界はこの現実世界以上にリアルな世界であり、我々の実態はこの肉体では無く「脳」という臓~~器でも無く、「魂」とよばれる実体なのだと思わずにはおれません。時代遅れの科学を武器に神秘を「科学的では無い」と斬り捨てる唯物論者の方々はご一読をお勧めいたします。~
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13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 臨死体験報告から我々が読み取らねばならないこと, 2004/4/12
By silver・apples ""レトロ童子"" (東京都) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
~本書には臨死体験による様々な意識体験が語られている。臨死体験の信憑性に関しては著者の「臨死体験/上・下」を参照して予備知識を得ていただくとして、本書では複数の体験談を提示する事で、果たしてそれは暗示に拠る幻覚なのか、はたまた真実であるのか審判は読者にゆだねられている。臨死体験者が日本人である場合、三途の川やお花畑のイメージが共通する~~様だが、これはカトリック・仏教・イスラム教などそれぞれ民族に相応しい宗教の様式・民族性がある事と同様、皮相的な相違と多様性で在るに過ぎないだろう。「魂」もまたその人生では多様な民族の肉体とともに多様な文化を生きるのだから、民族ごとの特色が出ても不思議なことでは無く、これを単なる嘘や既成観念や暗示と片付けては安易だろう。なぜならば、~~これは余談となりますが、切符の行き先さえ間違っていなければ「信仰」という名の電車に西のカトリック駅から乗ろうが東の仏教駅から乗ろうが、終着駅は同じなのです。同様に、死後三途の川を渡ろうが暗いトンネルを抜けようが、行き着く目的地は一つなのですから。
~~
数々の体験談に拠れば肉体の死後、嘆き悲しむのは現世に残された者のみであり、魂は安楽と解放を満喫している様に窺える。これは現世に生き「死」を恐れ忌み嫌う我々に心の準備を促す唯一の希望だろう。その貴重な体験を単なる妄想幻覚と斬り捨てる事は私には出来ない。とは言うもの仮に死後の世界が本番であると信じ頭では理解出来ても、死を恐れるのが生き~~物の本能です。私は基本的に死を恐怖しはしないが、まだ死にたくは無い。あまつさえ悲惨な死に方だけはしたく無い。それが正直な人情と言うものです。けれどもしかしたらそんな世界が実在すると思える事は、死すれば皆無と言う唯物観よりは気休めとなるでしょう。予備知識がありさえすれば、その時を迎え少なくとも死後の世界に面食らう事だけは避けられるの~~ですから。~
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