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「北方領土」上陸記 (文春文庫)
 
 

「北方領土」上陸記 (文春文庫) (文庫)

上坂 冬子 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戦後半世紀を過ぎてなお、理不尽に奪われたままの土地、北方四島。現地に降り立った著者の目に映ったものは―。旧島民たちの悲痛な望郷の念、現ロシア住民たちの戸惑い。幾度も軌道に乗りながら土壇場で水泡に帰してきた領土返還交渉の歴史を振り返りながら、問題の本質を見つめ風化を防ぐ熱情にあふれたノンフィクション。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

上坂 冬子
1930年、東京に生まれる。作家、評論家。昭和史・戦後史にまつわるノンフィクションが多い。1993年「硫黄島いまだ玉砕せず」などの言論活動により第41回菊池寛賞、第9回正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 8・15以後も戦争は終わっていなかった, 2006/9/10
By まさきー - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
固有の領土と叫びながら、僕らが四島の情報を知らなすぎることを痛感する。同時に本書を多くの人に読んで欲しいと思った。
せめて『文庫本まえがき』だけでも読んで欲しいと思った。わずか3ページだが、実に的確に本書のテーマを綴っている。

本書は、北方領土について何が行われ、行われなかったのかの記録としても読める。元島民、返還交渉、漁船拿捕等、島に生活の根拠を置いていた人の話から、政治の舞台に至るまで見事に描かれている。特に、『日ソ共同宣言の愚』の章は読み応えがある。

8月15日を過ぎても戦争が終わっていなかったという悲しい歴史があることを、もっと多くの日本人は知る必要があるのではないか。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 返還運動のドキュメント, 2006/4/12
本書は北方領土を扱う書であって、元島民の領土返還運動の軌跡であるとか、
漁民に対するソ連・ロシアの、「領土境界線」における拿捕など、
かなりミクロ的な視点で北方領土問題を綴っている。
著者は「ロシアに好意を持てない」の立場を明確に打ち出していることからも分かるのだが、
基本的に「北方領土は4島全部返還さるべき」の立場が貫かれている。
ために、二島「先行」返還論の意味付けや鈴木宗男に対する中立的な見解はみられない。

が、「いかに北方領土の元島民が苦しんできたか」という、(誤解を恐れずに言えば)感情面からの北方領土問題の入門書としては有用である。
また、元島民の地道な活動をルポとして取り上げた本としては最新のものである点も評価できるだろう。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 北方領土を知るための良書, 2008/2/10
 現在の北方領土の状況がわかる。写真で、郵便局など戦前の日本の遺構を見ると、ロシアの横暴に対する怒りの気持ちがこみ上げてくる。
 千島・樺太交換条約や太平洋戦争降伏時のどさくさなど、北方領土がロシアに占領させるまでの経緯についても勉強できる。
 日本固有の領土として、なんとしてもロシアに返還させなければならない。
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タイトルに「上陸記」とあるが、2002年に著者が実際に訪れた国後・択捉島内の様子を記しているのは第1章のみである。それ以外の8章では、返還運動の歴史や外交交渉で... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 江口哲学

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