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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
 
 

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) (文庫)

by 司馬 遼太郎 (著)
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Product Description

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   同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。

   司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)



出版社/著者からの内容紹介

松山出身の歌人正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描く大河小説。全八冊

Product Details

  • 文庫: 350 pages
  • Publisher: 文藝春秋; 新装版 edition (1999/01)
  • ISBN-10: 4167105764
  • ISBN-13: 978-4167105761
  • Release Date: 1999/01
  • Product Dimensions: 5.9 x 4.2 x 0.7 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (109 customer reviews)
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82 of 86 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars ある朝, 2006/10/7
 ある朝のことだった。通勤電車の中で中年のサラリーマン風の人が熱心に古びたハードカバーの本を読んでいた。カバーもせずに読んでおり、何を読んでいるのかなと覗き込んでしまった。それがこの本であった。司馬遼太郎の著作で評価の高いことも知っていたが、かなりの長編であるし、最近は歴史小説もあまり読んでいないこともあって、正直どうかなと思っていたがどうしたわけか読み始めてしまっていた。
 新しい時代「明治」に生きる、好古、真之、子規ら松山出身の彼らの成長を読み進めるうちにいつの間にか引き込まれてしまった。新しい日本を作っていこう、国を良くしていこう、そのために自分自身で何を成し遂げようか、そういった驚くほど前向きで壮大な志しをそれぞれが持ち自分の道を進む。現代ではなんとなく抱き難い、そういった真っ直ぐな目標や夢を持ち、そのための努力をし、前に進んでいく。そんな姿に、「歴史小説」であるにもかかわらず、「オレもがんばろう!」という気にさせられてしまう。
 この兄弟が特別な才能をもった特別な人間なのか?決してそうではなさそうである。著者のあとがきにもあるように、”かれらがいなければいないで、この時代の他の平均的時代人がその席をうずめていたにちがいない。”
 長いこと時間をかけて全8巻を読み終えて、ようやく著者のあとがきを読んだとき、「坂の上の雲」という最高に素敵な題名をつけた司馬遼太郎にありがとうを言いたい気持ちになった。
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29 of 31 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 胸が熱くなります。久々の感覚!, 2005/8/5
1973年生まれの私は、当然父でさえも戦争を知りません。

この本は、職場の支店長が強烈にすすめておられたので、思い切って読み始めました。感想は、、、『支店長!ありがとう!!!』です。聞いてみると、周囲には読んだ人がとても多かった。今更ながらではあるが、でも、出会えて本当によかった。

日本人の純粋さ、まっすぐさに強烈に感動しました。

現代に生きる私たち日本人の中にも、いまだ武士の魂というものが脈々と行き続けているのでしょうか?

愚直な、現代では信じがたいほど鈍臭く真っ直ぐすぎる主人公達に新鮮な感動を覚えました。引き込まれていくのであっと言う間に読み終わることができました。もっともっと若い人たちにもどんどん読んでいただきたい。

私自身、決して戦争を肯定するものでも、帝国主義を肯定するものでもありません。ただただこの時代の人たちの生き様を目に焼き付けて欲しいと強く感じました。

今は、これを読むのが楽しみです。素晴らしい作品です。

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7 of 7 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 明治という時代が本当によくわかる作品, 2009/6/5
もうすぐNHKでもドラマ化しますし、相当認知度の高い作品で、あまり紹介する必要がない気もするのですが・・・しかし!あまりに好きな作品なので少し書かせてください。

当然星5つ。司馬遼太郎の作品で一番有名なのは「竜馬がゆく」かもしれませんが、個人的にはこちらの方が好きです。

明治維新後15年しかたたない弱小国家である日本が世界の一流国の仲間入りをするために(というか不平等条約を改正してもらうために)、涙ぐましい努力で陸海軍を増強し、結果として日清戦争で清を破り、さらにそのたった10年後にはロシア帝国というとんでもない超大国を相手に戦争を起こし、それをも結果的にではありますが戦勝国としてポーツマス講和条約に望むのです。当時としてはまさに奇跡としか言いようのない大番狂わせだったわけです。

明治に生きた3人の主人公を軸にその日清・日露戦争をジャーナリストのような視点で克明に描いているのがこの作品です。3人の主人公とは・・・陸軍初の騎兵隊を率い、当時最強といわれたコサック騎兵を破った『秋山好古』、日露戦争の勝利を決定的なものにした日本海会戦で、その作戦の全てを担った男、『秋山真之』、真之の幼馴染であり、明治期の俳句に革命をおこした『正岡子規』です。ちなみに真之は好古の弟です。

日本人ならば、読めば必ず日本人としてのアイデンティティーをそこに感じることでしょう。とかく第二次世界大戦の敗戦が直近の戦争として、よく取り上げられます。しかしたった100年前の同じ日本で、このような誇り高き戦争(もちろん戦争はよくありませんが)がおこなわれたということは皆が必ず知って欲しいことだと思いました。

日本人なら、とにかく読んでくれ!!!
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司馬遼太郎は、戦後左翼プロパガンダの宣伝システムに担ぎ上げられ、団塊の世代を中心に崇拝すらされている。... 続きを読む
Published 2 days ago by 聴雪

5.0 out of 5 stars 膨大な資料をもって、明治期を再構成! 凄い。
言わずと知れた、司馬遼太郎の代表作、そして大作。
彼はこの本の為に10年の歳月を掛けたそうです。正に魂が込められた作品。... 続きを読む
Published 5 days ago by シャカリキけー助

5.0 out of 5 stars 温故知新
戦争を美化しないでほしいといった司馬遼太郎さんの遺言がわかる作品!
すぐれちゃんも感激していた!
Published 7 days ago by あさかクリスマス

5.0 out of 5 stars 司馬作品は読みやすい
... 続きを読む
Published 14 days ago by ヒデボン

5.0 out of 5 stars 見事な『歴史』の小説化
舞台は明治維新後30年目くらいの日露戦争の頃の日本、主役は全編を通して陸海軍でそれぞれ司令官、参謀として活躍した秋山好古、秋山真之兄弟。正岡子規が同郷(伊予)の... 続きを読む
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Published 1 month ago by apfel

5.0 out of 5 stars 日本最後の古武士達
もうずいぶん前ですが、学生時代に司馬遼太郎さんの作品をいろいろ読みました。
その中でも「竜馬が行く」と「坂の上の雲」は、今も読み返す本です。... 続きを読む
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5.0 out of 5 stars 最後に分かる本当の意味
この作品は長い。読むのに苦労する部分も有る。しかし、この作品の中の人々は生きている。私たちに何かを語りかけてくるのだ。これこそ司馬さんの手法の成せる技なのだろう... 続きを読む
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