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強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)
 
 

強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書) (新書)

by 神谷 秀樹 (著)
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Product Description

内容紹介

我が世の春を謳歌し世界中のビジネスマンのお手本だったウォール街は、何を間違えたのか。米国経済の「失敗の本質」を鋭く暴く。


内容(「BOOK」データベースより)

リーマン、AIG、メリルといった大手金融機関の超弩級破綻が続くウォール街。これまで繁栄を誇ったアメリカ経済はいかにして間違ったのか。NYの日本人投資銀行家が鋭く抉るアメリカンスタンダード「失敗の本質」。

Product Details

  • 新書: 208 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (2008/10/17)
  • ISBN-10: 4166606638
  • ISBN-13: 978-4166606634
  • Release Date: 2008/10/17
  • Product Dimensions: 6.7 x 4.3 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 3.9 out of 5 stars  See all reviews (45 customer reviews)
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18 of 25 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 門外漢が読むのに良い本, 2008/12/21
タイトルは薄っぺらい週刊誌のようだが、サブプライムに端を発する現在の金融恐慌を、ウォール街インサイダーからの視点で平易に説明している。

複雑な社会問題には、多様な説明の仕方があるのが常であり、世界バブルの崩壊が一冊で説明できるはずはない。しかし、ウォール街の実情を知らない一般人にとって、この本は新しいモノの見方を提供してくれる。そういう意味では、専門用語を多用し過ぎず、平易にウォール街の強欲資本主義を説明する点に、この本の価値があると言えるだろう。とくに、投資銀行の倫理観の麻痺、アコギな金儲けの手法に関する具体的な描写には、リアリティがある。

論理展開の飛躍が目につかないわけではないし、最終章の「バブルにいかに立ち向かうか」は、持論の強引な展開が少しきついかも知れない。したがって、ウォール街に身を置く投資銀行家による、ウォール街的価値観を否定する主張だという前提を持って、読んだ方が良い。

金融恐慌への一つの視座を得たい門外漢(私を含める金融業以外の方々)であれば、読んでみても良い本だと思う。
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13 of 20 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars 最初のとっかかりとしてなら、, 2008/11/20
現在の、サブプライムローン問題に端を発す金融危機。
そもそもの原因は、投資家の強欲さに原因がある
という筆者の分析はたしかにうなずけるところもありますが、
それだけではないだろう、という思いもします。

投資家のモラル低下を招き、お金の動きを制御できなかった米国の金融システムの問題、
アメリカの自由市場経済への信頼と、永続する繁栄という錯覚
消費者の購買パターンの変化
アメリカが抱えるアフガンやイラク戦争への軍事支出、
投資家のモラルがしっかりしていれば、金融危機は起こらなかったのか
また、なぜサブプライムの破産は、あのタイミングだったのか、

など、考え進めると疑問は次々に出てきます。
この本を、投資家という切り口からみた金融危機分析としてなら、評価できます。
しかし、金融危機の全貌の原因分析には至っていないと思います。

ただ日々状況は変わっているわけで、この本の内容もひとつの取っ掛かりとしてなら、
読んでみるのもいいと思います。
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26 of 41 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars いい本だけど、本当に著者は「いい人」なのかな, 2008/10/24
By 革命人士 - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
日経BPなどでサブプライム危機突入以前から、投資銀行家でありながら、投資銀行のビジネスモデルの危うさを批判し続けた著者の本。日本はもちろん、世界中で投資銀行の荒稼ぎぶりがこの数年喧伝されてきただけに、なんでこんなあっさりこけるのかと思ったが、財務や企業合併のアドバイザリーでフィーを稼いでいたかつてと異なり、投資銀行の商売は自分のバランスシートで賭けをする危うい商売に転じていることがわかった。リターンが戻ればそのリターンを元手に金を借り、さらに大きな賭けを打つ。リターンがあればよいが、縮小均衡する市場では一気にバランスシートが腐ってしまう。活躍が喧伝されてはいるが、数社の巨大投資銀行が生まれる今日までにつぶれた投資銀行はキダーをはじめ、あまたある。今ある、あった会社もたまたま生き残って来たに過ぎないのかなと感じた。

うまくいくときはぼろもうけできるが、損するときはそれ以上の莫大な損失を抱える。さらにバンカーが持ってきた利益のかなりはバンカー個人が取ってしまうが、損失をバンカーは持ってくれない。さらに、キーになる人を失うと、投資銀行は看板倒れの役立たずになってしまう。これを知らずに、世界の証券会社は投資銀行でやけどを負い続ける。著者の見立てに従うなら、野村證券がリーマンの部門買収は成功するか疑わしい。

インベストメントバンカーというのはすごく頭のいい人たちなので、その中で生き残ってきた著者というのも、相当なものではないかと思う。本書では、同業者の強欲振りを批判する一方、自らがいかに誠実に仕事してきたかを書いているのだが、ひょっとしたら…だが、その強欲ぶりと対比させることで、自らのよさを本書で日本市場にアピールしている著者も、強欲さをむき出しにして潰れていったほかの投資銀行家より一枚上手、もっと怖い人なのかな、なんて考えてしまった。
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冷静な目で批判した本です。... 続きを読む
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3.0 out of 5 stars 時流は理解できるが、残念な気持ちになります。
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