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石油の支配者 (文春新書)
 
 

石油の支配者 (文春新書) (新書)

by 浜田 和幸 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

これまで石油の世界を牛耳ってきた「王者アメリカ」「本家・中東」。台頭著しいロシア、中国。アフリカでは採掘を巡って激しい覇権争いが繰り広げられている。誰がこれからの石油世界を支配するのか。誰が原油価格を決めるのか。「知られざる石油の世界」の教科書決定版。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

浜田 和幸
昭和28(1953)年、鳥取県生まれ。東京外国語大学中国科卒業後、米ジョージ・ワシントン大学政治学博士課程修了。米戦略国際問題研究所、議会調査局経済部等を経て現在、国際未来科学研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 新書: 236 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (2008/10)
  • ISBN-10: 416660662X
  • ISBN-13: 978-4166606627
  • Release Date: 2008/10
  • Product Dimensions: 6.7 x 4.3 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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14 of 20 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars もっと知りたくなる!, 2008/11/15
By benkeiu (東京都) - See all my reviews
・石油には二重価格が存在している(=日本はどの国よりも高い値段で買っている)
・原油市場を高騰させたのは日本の資金(=日本は図らずも価格を吊り上げさせて高い値段に泣いている)
・石油は化石燃料ではなく、地球内部でいくらでも作られている可能性が高い(=将来ただ同然になるかも)
・CO2排出権取引市場はエンロンの陰謀
等々、「へぇ〜」と唸る記述がそこかしこに書いてあります。新書なのでそれぞれのテーマの深掘りが必ずしもされていないので、「え、どうしてどうして?」というところで終わっていたりしていますが、石油という視点から、いつもとは違う世界に対する見方を提供してくれ、普段接するニュースの裏側を考える材料を教えてくれるところに本書の大きな価値があると思います。
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16 of 23 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 驚きの新説?, 2008/10/31
石油とは化石燃料、当然いつかは無くなる。節約して高くても当然。と言う今までの石油と思っていたことが吹っ飛んでしまいました。
本著では石油が無機物から出来得る。このことはロシアの科学者がスターリン時代から研究されていた、それを裏付けるようにメキシコやロシアでは枯渇したはずの油田から再び採掘できるようになったという。
この説が科学的に本当かどうかは著者は断定はしていないが、考えてみれば、石油が数億年前の海中の生物が石油になったという説も科学的に真理とはいえない。我々が石炭がそうだから勝手に思っていただけ?
ダイアモンドのように、石油も無機物から合成することは可能かもしれない。
イラン革命についてのアメリカの関与は説得力がある。
高い高い石油を買い続けた日本人は、資源争奪戦の国際社会の中ではただのお人よしでしかないと改めて思わさた。
でも、日本には省エネや水に関する高い技術力とそれを支える人がいるということに少し救われる気がする。
そのためには、景気回復のために麻生さんがすることは、次世代の子供のために積極的にお金をばら撒くべきである。特に教育にいくらつぎ込んでも注ぎ込む過ぎる過ぎる事はない。麻生さん教育にお金をどんどんばら撒くことを勧めます。
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8 of 14 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 本書を一読すれば、誰が石油を支配しているかが、よくわかります。, 2009/1/26
By 21世紀のケインジアン (兵庫県) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
 昨今の狂乱相場ともいえる原油高は、いったい何だったのか。いくら百年に一度の経済危機とはいえ、この乱高下は尋常ではない。裏を返せば、いかに膨大な投機マネーが原油先物市場になだれ込み、価格をつり上げていたかがわかる。実需に見合う価格ではなかった。

 原油価格は、単に需給メカニズムのみで決まっているのではない。石油は、国際的な「戦略物資」であり、「政治商品」だ。ゆえにその価格は各国政府、団体、企業などの「思惑」で決まるといっても過言ではない。

 本書は書名のとおり、一読して、誰が石油を支配しているかが、よくわかる。国際的な石油利権の絡み合いにも踏み込んでおり、興味をそそられる好著である。

 それでは、あの原油高の「犯人」は誰だったのか?

 著者は、〈原油を人質にとった「マーケット・テロリズム」といえるような前代未聞の状況〉が迫っているとし、犯人を絞り込む。

 著者は、その主役が、先進国の「インデックス・スペキュレーター(商品先物を買う機関投資家)」。具体的には、投資銀行やヘッジファンド、年金ファンド、大学基金、財団、富裕層の個人、政府系ファンドなどであるという。

 その他の大きな要因として、 欧米の投機筋と同じように、「新セブンシスターズ」と呼ばれるロシア、イラン、サウジアラビア、中国、マレーシア、ブラジル、ベネズエラの政府系石油会社が原油市場に大きな影響力を持ちはじめているということが、重要である。

かつてセブンシスターズといえば、欧米の石油メジャー七社をさしていたが、これらの振興国の影響力は日ごと高まっている。新セブンにとって石油は「政治商品」である。その中でも、政治的観点から、とくに中国とロシアの動向からは目が離せないと著者は述
べている。
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