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ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書)
 
 

ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ (文春新書) (新書)

青柳 いづみこ (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

どうして音楽を聴いただけですぐに弾けるの?オーケストラが鳴る指揮者とは?『のだめカンタービレ』『ピアノの森』『神童』など音楽マンガを読み解き、クラシックの世界の深奥に誘う。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

青柳 いづみこ
ピアニスト・文筆家。東京芸術大学大学院博士課程修了。平成2年度文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目され、5枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤となり、『翼のはえた指』(白水社)で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』(平凡社ライブラリー)で日本エッセイスト・クラブ賞。大阪音楽大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 「開けゴマ」=「のだめ」?, 2008/5/1
By 九月 - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「神童」などの
音楽もののマンガのエピソードを
ピアニストで大阪音楽大学の教授でもある著者が
読み解いています。
「『のだめカンタービレ』は「開けゴマ」の呪文」という
小見出しもあり、メインに取り上げられているのは
「のだめ」です。

ピアノは、女の子の習い事としては一般的なので
「弾ける」と言うのは躊躇するレベルでも、
多少は弾いたことがある人は多いです。
けれど「のだめ」に出てくるようなコンクールや演奏会となると
ほとんどの人にとっては縁遠いもの。
それらについて、著者はさくさく紹介しています。

驚いたのは、第二次世界大戦前までは必ずしも
「楽譜に忠実に弾け」というスタイルが絶対ではなかったこと。
19世紀までさかのぼると、楽譜のまま弾かないのが主流だったとか。

ほかにも、留学事情や入試のお話、
コンサートで受けるプログラムの章などは
「のだめ」の解説にもなっていて興味深かったです。
ただ「のだめ」を読んだことも見たこともないという人には
「のだめ」話が多すぎて、いまひとつわかりにくいかもしれません。


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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 恰好の<のだめ>解説本, 2008/6/12
これを読むと、ピアニストや音楽家たちの実情がよく分かります。基本的には<のだめ>のエピソード解説から始まりますが、歴史上の音楽家のエピソードや筆者自身の経験や見聞も数多く出てきて音楽家の現実というものが如実に伝わってきます。殊に最後の章など身につまされます。

クラシック音楽が好きで、<のだめ>のファンならぜひ読んで下さい。如何に<のだめ>がよく出来ているかがよく分かります。筆者はプロの音楽家ですから、まるで<のだめ>の打ち明け話を聞くようなおもしろさがあります。

ただ<のだめ>のそのままの引用が多すぎて、どこまでがフィクションでどこから筆者による現実の解説なのかが曖昧です。もっと積極的に<のだめ>の世界を批評するような書き方だとよいと思います。

以下に目次を掲げておきます。目次にはもっと詳しい見出しが添えられていますが、それを読むと本書の内容が端的に分かります。

第1章:一回読譜したらとっととやるぞ!
第2章:楽譜どおり弾け!
第3章:バレンボイム対ホロビッツ!?
第4章:コンクール派と非コンクール派
第5章:留学
第6章:指揮者の謎
第7章:コンサートで受けるプログラム
第8章:音楽は人間が出る?
第9章:ピアニストは本当に不良債権か?

見出しより

ショパンはのだめにうってつけ/フランクはお母さんに愛されすぎた?/収入ゼロが2万人/スタートが遅れる日本のシステム/楽譜のどこを読むの?/ポゴレリッチは、のだめのモデルのひとり?・・・・



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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 一般人にはまだまだなじみがないクラシックの世界, 2008/6/23
By saki (東京都昭島市) - レビューをすべて見る
「のだめ」「ピアノの森」「神童」という最近映画化されたクラシック音楽コミックを題材にして、ピアニスト、音楽家の世界の内側を教えてくれるエッセイ。私は「のだめ」は読んだけれど「ピアノの森」と「神童」は読んでいないので、、、。でも一番引用されていたのはやはり「のだめ」。
「のだめ」のヒットで、クラシック界という閉じた世界の扉が一般人に開かれた。というのですが、ずらずらと登場する固有名詞で一般人である私が知っているものはほんのわずか。なんのことやら、、、という記載もたくさんあります。
でもこれはクラシック界だけのことではない。建築の世界にしたところで、先日yahooのアンケートであなたの知っている建築家は?の4位だかに姉歯があがっているっていうんですから。。。(姉歯氏は「建築家」じゃないし!!)
欧米のように、一般人ももっと音楽とか建築とかアートとかに興味を持って話題にすることが出来たらいいんですけどね。
そういう意味で「のだめ」やこの本はいい「ネタ帳」かも。
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