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食の世界地図 (文春新書)
 
 

食の世界地図 (文春新書) (新書)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

日本に白菜が入ってきたのは、大正時代だった
クイズ番組の正解をめぐり訴訟にまで発展したマヨネーズの語源をはじめ、料理・食材にまつわる様々な知識を通じて各国の文化を見る


内容(「BOOK」データベースより)

炊き立てのご飯に味噌汁、そして白菜の漬物といえば日本人の朝食の定番。だが白菜が日本に入ってきたのは明治時代のことだった。一方、韓国料理に欠かせない唐辛子は、一六世紀に日本からもたらされた。「羹に懲りて膾を吹く」が、トルコでは「ミルクでやけどをした人はヨーグルトを吹いて食べる」となる。「フレンチ」・フライはベルギーが発祥の地、スープはもともとパンだった―人が日々口にしている食べものには、各民族の歴史がつまっているのだ。

登録情報

  • 新書: 331ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/05)
  • ISBN-10: 4166603787
  • ISBN-13: 978-4166603787
  • 発売日: 2004/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 159,404位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 4.0 食材の世界史、料理の西洋史, 2004/5/24
By 不審な言動 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
世界地図というより世界史かな? 前菜は「新大陸の食材が世界史をどう変えたか」というお話。ジャガイモ、トマト、唐辛子、トウモロコシ等新大陸起源のメジャーな食材が登場、とくにジャガイモは欧州の救荒作物として大普及しアイルランドのジャガイモ飢饉では世界中に移民が散らばりその中にケネディの祖先がいた…とかね。有名なお話が多いんだけど、なぜだか飽きません。考証がしっかりしてるからか。

一皿目。ナンはイラン起源で北インドの食べ物である。南インドはチャパティが主流。北イタリアは手打ちパスタが主流なのでやわらか味。アル・デンテは乾燥パスタが主流の南イタリアのこだわり。……なんて話題はぼくは知らなかったのでとても面白かった。本書を読んで、たとえばインド料理屋に行くと、一枚のプレートの上に世界地図が広がっているような感慨を受けますよ。イラン起源のナン、新大陸の唐辛子、ユダヤ教イスラム教ヒンズー教の影響で肉はチキンとマトン、野菜類はアフリカ起源新大陸起源ヨーロッパ起源…ああめくるめく食の世界。

二皿目、フランス料理を中心とした話になります。デュマの料理事典やナポレオンの故事、革命で失職した宮廷料理人がレストラン隆盛のもとになった…等々、歴史のスターたちにちなむ料理が次々と紹介されます。けどぼく的にはあまりヒットしなかったなー。どっちかというと東洋史のほうが好きだからだろうか。本書には中華の話はあまり出てこないんだよね。西洋史はちょっとゲップ気味なので★は4つ。
しかし小事典が巻末付録についてて、これだけでもかなりのボリューム。デザートもぬかりなしってことか。蘊蓄のための本と言うより、世界史と自分のつながりを再認識できるってとこが気に入りました。

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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 シリーズでお勧めします。, 2005/9/24
大学の論文チックな書き方で、すらっと読むわけにはいかないので、シリーズを買い揃えてちょびちょびと読んでいますが、読みながら、ほほーん、と発見がままあります。それが本当だったらという前提ですが。

21世紀研究会のこのシリーズ(人名、民族など)を一通り目を通しておくと、ネタが切れて困ったときに役立つと思います。

大学生の方には特にお勧めですね。
社会に出ても役に立つ情報満載です。
新聞などのメディアをから世界を紐解くとき、はたまたスーパーで食材を選び料理を作るとき、ひょんなことから外国人と接するとき等々、社会人にはいろいろな観点を持つ必要性に迫られますが、この本を読んでおけば「世界の中の日本」という意識で知識が注入されるので、間違っても「日本国民は単一民族だから云々」という世俗から離れた理論に陥ることはないでしょう。

ただ、これが絶対正しい話だと思ってもらっても困るので、星4つ。

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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 顔の見えない食文化論?, 2006/1/2
この本は、value for moneyがあるかないかといったら、まああるといっていいだろう。第一章「世界を変えた新大陸の食材」のジャガイモの話から、「料理の国籍」、「食べ物の起源と語源」、「美食家にちなんだ料理」、「食をめぐることわざ」、そして巻末の「世界料理小事典」まで一気に読ませる。さらに、目を楽しませ、理解を容易にする多種多様な図版の存在を考慮すれば、これはちょっとした食文化事典である。しかし、最近の話題も随所に織り込まれているにはいるが、実際のところ最近あふれている食文化本に比べてもアプローチに新鮮味はない。注意したいのは図版・マップ類の出典がほとんど明記されてないことと、明記されていても少々作成過程が怪しい場合があること(例えば、石毛本から作成した地図)。食べ物本を読む最大の楽しみの一つは、それを書いている人物の顔を浮かべながら読むことである。しかるに、21世紀研究会という顔のない集団の不気味なことといったら。どなたか著者名を教えてはくれまいか。
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