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拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書)
 
 

拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書) (新書)

関岡 英之 (著)
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出版社/著者からの内容紹介
この国は今やアメリカ政府の意のままに変えられている
日本が様々な分野でアメリカに好都合な社会に変えられてきた、近年の不可解な日米関係のメカニズムを、米国の公文書に即して描く

内容(「BOOK」データベースより)
建築基準法の改正や半世紀ぶりの商法大改正、公正取引委員会の規制強化、弁護士業の自由化や様々な司法改革…。これらはすべてアメリカ政府が彼らの国益のために日本政府に要求して実現させたもので、アメリカの公文書には実に率直にそう明記されている。近年の日米関係のこの不可解なメカニズムのルーツを探り、様々な分野で日本がアメリカに都合のいい社会に変えられて来た経緯を、アメリカの公文書に則して明快平易に描く。

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5つ星のうち 5.0 厄介で迷惑な隣人・アメリカ, 2006/3/26
By 仮面ライター (札幌市) - レビューをすべて見る
(TOP 1000 REVIEWER)   
 
 アメリカ産牛肉を巡る紛争は、日本だけではなく、EU(欧州連合)との間でも1989年から起こっており、未だに決着がついていないという。原因は、アメリカの牛に投与されている成長促進ホルモンで、それに発ガン性の疑いがあるとして、EUは今日に至るまで禁輸措置を解除していないらしい(『今日の話題』、06年3月22日付け「北海道新聞」)。

 このように、自国の消費者の健康や安全を守るという政策は、当然のことながら、他国の政府にとやかく言われるまでもなく、当該消費(輸入)国政府の確固たる判断に基づく。ところが日本では、本書で明らかにされているように、アメリカが日本の消費者の利益を慮ってくれているのだ。ありがたくて涙の出そうな「お気遣い」だが、無論、アメリカの真意は全く違う。

 アメリカは、日本の消費者のためではなく、アメリカの生産者や投資家そして投機屋などのために、日本に対して様々な要求を突きつけているのだ。この著書は、そうした「改革」という名の要望(即ち内政干渉!)の実態を白日の下にあばき出しており、まさに日本国民必読の書と断言出来る。読者諸氏は多分、この現実に慄然とし、未来に暗然とするであろうが…。

 日本という国は、恐らく、アメリカの「属国」、というよりはアメリカ帝国の「属州」に近いのではないか。従って、この国の総理大臣は、差詰めアメリカから指名される「属州総督」と言って過言ではない。さらに、有力閣僚の中に日系アメリカ人(巷間、「アメリカではの守(出羽の守)」と呼ばれる)が名を連ねているのも、これまた紛れもない事実であろう。
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96 人中、87人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あまりにも露骨な・・・, 2004/9/25
それにしてもアメリカの自分たちの価値観に対する絶対的な自信って一体何なんでしょう。
しかもそれを、圧倒的な経済力と軍事力によって世界中に押し付け、さも当然といった顔を、というよりむしろそれこそが世のため人のためと思って疑わない厚かましさ。
アメリカ的な価値観とアメリカの国益こそが絶対的に善であり、アメリカンスタンダードこそがワールドスタンダードであるという傲慢。
毎度のことながら辟易させられますね。
これだけ大っぴらに「アメリカの国益のために」毎年日本に要求されている「年次改革要望書」について、なぜほとんどの国民がその存在すら知らないんでしょうか。
政治家とマスコミの責任は重大ですね。
まさに”拒否できない日本”。
そりゃあアメリカの日本改造もさぞ進むことでしょう。
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83 人中、75人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 さまざまな分野の人がそれも急いで読むべき1冊, 2005/8/6
著者は14年間銀行に勤めた後、建築家石山修武に師事したが、そのとき建築家の国際資格の基準がなぜかアメリカと中国との取り決めによってなし崩し的にグローバルスタンダードとなっていく様を見て、かつてBIS規制導入によって日本の銀行がなぎ倒されていったときのことがオーバーレイしてくる。そのイヤな予感は予想をはるかに上回る戦慄すべき規模で的中し、調べれば調べるほどに次第にアメリカによる日本社会のシステム的なロボトミー手術の有様が浮き彫りになってくる。
ヘタなミステリーよりもスリリングであると同時に、現政権下でも着々と進行中の事態であるだけに逃れがたい危機感が押し寄せてくる。(中韓の反日感情への嫌悪→ナショナリズムへの揺り戻し→実は親米へのより一層の依存という流れが見え隠れしている昨今だけに)
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