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運命の人(一) (単行本)

山崎 豊子 (著)
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商品の説明

内容紹介

沖縄返還にまつわる政府の機密文書を入手した新聞記者と、ニュースソースの女性秘書が逮捕された「外務省機密漏洩事件」に材をとり、ひとりの男の挫折と再生のドラマとして再構築。国家権力に完膚なきまでに叩きのめされ、職も、家族も、誇りも失った男が辿り着いたところは――。


内容(「BOOK」データベースより)

毎朝新聞政治部記者、弓成亮太。政治家・官僚に食い込む力量は天下一品、自他共に認める特ダネ記者だ。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材の中で、弓成はある密約が結ばれようとしていることに気づいた。熾烈なスクープ合戦の中、確証を求める弓成に蠱惑的な女性の影が―。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/4/24)
  • ISBN-10: 416328110X
  • ISBN-13: 978-4163281100
  • 発売日: 2009/4/24
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 ネタばれあり, 2009/5/1
By なみ (東京都大田区) - レビューをすべて見る
山崎豊子の待望の新作ということで書店で見かけた途端、1、2巻あわせて買いました。
1巻では主人公で政治部の新聞記者・弓成亮太が沖縄返還に伴うスクープを血眼になって求める様が
最初に描かれる。また返還の影に行われた密約が行われるシーンもある。
外務省事務官である三木昭子との関係は1巻では特にセンセーショナルには描かれず、問題の密約の
証拠を入手するシーンも省かれていて、何時の間にか弓成が入手している。もちろん実際に入手した
シーンは後で挿入されるのだが。

当時の政治家がほとんど実名に近い仮名で描かれ、誰が誰なのかを調べていくのも面白い。
あっという間に読み終わった。
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 やっぱり山崎豊子, 2009/5/1
By kelly35 (東京) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
国が、政治家らしい人物をそろえていた時代。
新聞記者が、少なくとも記者魂を抱いていた時代。
この本を手にとって、この事件を境にそれらが姿を消したのだと痛感した次第。

大変な事件だった。
機密漏洩という不祥事もさることながら、「情を通じ」という時代がかったことばの生々しさが強く印象に残り、それまでの新聞記者のイメージが失墜した。
そういえば、あれから、この新聞社は祟られたように衰退していったのだった…

山崎豊子はその著書で必ず時代を鋭い感性と冷徹な観察眼で浮き彫りにし、読者にまざまざと見せつけてくる。
昭和40年代に起きた古い事件を描くことによって何が浮かび上がってくるのか。

「新聞だけは批判をされない」といわれた時代の凄腕の記者が遭遇した事件の正体を見極めるために、わくわくしている。
さすが、山崎豊子。腕力がある。面白い。その時代を知っている人は楽しめるはずだ。

それにしても政治家もジャーナリストもケチくさい人物ばかりになったが、互いの傲慢さは年月を越えて変わらないようだ。
それを改めてかみしめながら、届いたばかりの2巻目をこれから読む。


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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 読みながらキャスティングしたくなる本です, 2009/5/18
久々の超大作に一気に読み終えました!
事実をリアルタイムに知らないのでネットで検索しながらの読書になりました。
山崎さんの作品は「この人は誰のことだろう?」と考えんがら特定していく
のも楽しみの一つです。
きっとこの作品もドラマ化や映画化されるであろうと、ついつい考えてしまい、
読みながらキャスティングしてしまっていました。




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