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シューカツ!
 
 

シューカツ! (単行本)

by 石田 衣良 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

仕事も会社も、わからない。でも今、闘うしかないんだ。水越千晴、鷲田大学三年生。仲間七人で「シューカツプロジェクトチーム」を結成した。目標は全員で、最難関マスコミ合格。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石田 衣良
1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業後、数々のアルバイトを経て、広告制作会社に入社。数社を転々とし、コピーライターとして独立。97年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。詩的な散文で現代の事象を切り取るオリジナリティーが高く評価され、若い層を中心に幅広い人気を得る。2003年に『4TEEN』で第129回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 単行本: 325 pages
  • Publisher: 文藝春秋 (2008/10)
  • ISBN-10: 4163275002
  • ISBN-13: 978-4163275000
  • Release Date: 2008/10
  • Product Dimensions: 7.5 x 5.1 x 1.1 inches
  • Average Customer Review: 3.1 out of 5 stars  See all reviews (19 customer reviews)
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3 of 3 people found the following review helpful:
3.0 out of 5 stars シューカツを題材にした青春小説, 2009/1/28
シューカツを題材にした青春小説。
自分が就職活動したのは、かなり昔のことで、今の状況とは全く違いますが、社会に踏み出す時の根拠のない不安や、他人と比較して、羨んだり、悲しんだりというような気持ちの動きは、今昔変わらないですね。

人物設定は平凡で、そもそも個人戦的要素が大きいシューカツでプロジェクトチームを立ち上げるというところから現実味がないのですが、最近のシューカツについては詳しくないので、リアリティがあるのかどうかはわかりません。
ただ、その中に、引きこもりの問題などを取り入れているところが、石田さんらしい。

個人的には、最後をさらりと終わらせてしまっているところが残念です。
ここまで書いたのならば、どのように悩んで、どのような決断をしたのか、というところまで書き切ってもらいたかった。
そう考えるのは、贅沢でしょうか?
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17 of 23 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 名は体を表す, 2008/12/31
By mayumi (福岡) - See all my reviews
「就活」と呼ばれるイベントと化した就職活動をテーマにしているところが
「上手いな」と思い、手に取ってみた。

しかし、読み終えた今は不快感だけが残っている。
まず、同じ大学の仲間7人で「シューカツプロジェクト」と言うチームを
結成するところから違和感を覚える。
大学生活をあと1年以上も残し、まだ社会人になる準備も出来ていないまま、
社会や企業と言った未知の世界に飛び込まなくてはならない不安から、
友達同士で「一緒に頑張ろうね」となりたい気持ちは分からなくてもない。
同じ業界を目指す仲間との情報交換や、周りのアドバイスに耳を傾ける素直な気持ち、
そして友達と励ましあうことも、時には必要だろう。
だが、就職活動とは、自分の人生を掴み取るためのもの、
それを自分のために、一人で頑張れなくてどうする。
それに、プロジェクトチームと言っても、人事からの連絡を待っている時に電話をかけてきた
仲間の一人に対して、ないがしろな態度を取ったかと思えば、
最終面接に向かう途中に突然電話をし、「私なら大丈夫って言って」と頼むなど、
自分に内定が出るまでは、仲間を気遣う余裕もない、自己中心的な馴れ合いが目に付く。

私が本書の中で一番不快に感じた部分は
「今まで数え切れないくらいの試験を受けてきた。
 でもそれもこの就職試験が最後(そして一番大切なもの)なんだから」というところだ。
希望する、難関・大手と呼ばれる企業に挑戦するのは素晴らしいことだと思う。
ただ、そこからの内定を手にするためだけに、今までたくさんの試験を受けて来た訳ではないだろう。
他の方も書かれてあるが、学問というものを馬鹿にしている。
大学というものは、就職へのステップのためだけにあるのではない。
大学や学問というものは、もっと崇高なものだ。
それに、社会に出てからこそが、自分自身がこれまでに培ってきた人間力や心の強さと言った
ペーパーテストでは量れないものが試される、
本当の試験の始まりなのではないだろうか。

作者は綿密な取材の上、就職活動という社会への入り口に戸惑い
翻弄されながらも、成長して行く現代の大学生の姿をリアルに描いただけかもしれない。
私が感じた不快感は、その向こう側にある、きっと多くの人が感じているであろう就活への
疑問点・問題点(新卒至上・早すぎる選考開始・景気の動向によって大きく変わる採用状況、
大学側も受験生に就職の強さをアピールせざるを得ないことetc.)
に対するものだったのかもしれない。

だが、せっかくそれをテーマにしたのであれば、
就活の渦の中の主人公の姿をもっとシニカルに描き、
現在の企業の採用活動に対して、問題提起をする部分がもう少しあっても良かったのでは、
と思った。

カタカナ表記の後に「!」まで付く、軽いタイトル通りの本であったように思える。
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40 of 63 people found the following review helpful:
1.0 out of 5 stars 最低の小説, 2008/11/8
読んでいて非常に苛々する不愉快な小説でした。

まず人物描写が非常に浅薄で底が浅い。
中学生程度が読むならともかく、大人が読むにはとても耐えられません。

心理描写も非常に雑。単純すぎる。

主人公に全く共感ができない。
気に食わない先輩に生意気な口をきいたり説教したり。
著者はそれをいいと思っているようですが、読んでいて白けました。
エントリーシートに嘘を書いて、最終面接でバレて、
面接官の前で大泣きするなんてありえない。

ここまで幼稚な人物が、大手企業の内定を複数とるとか、
世の中なめてるとしか言いようがありません。
著者の見識を疑いたくなる。

ここまでだったら、ただの出来の悪い小説で済みますが、
一番許せないと感じたのは、著者が大学や学問を非常に蔑視していると思われる表現が
多々見受けられることです。
大学や学問を軽視し、就職のみを尊ぶ叙述は非常に大衆的で低俗。
そんなにバイトやシューカツだけしたいなら、大学やめたら?と
主人公らに言ってやりたくなります。
少なくとも、大企業への橋渡しとしか考えてないようですから。
著者も主人公も。
それくらい、主人公らはバイトと遊びとシューカツしかしてません。

某新聞にこの小説の書評があり、
「シューカツは3年でほぼ終わるんだから、大学も3年でいいのでは?」などと書かれていました。
この小説を真に受けると、そういう馬鹿な発言も出てくるのでしょう。

こいつら、別に大学来なくていいんじゃないの?というのが率直な感想。
それから就職難とか不景気とか言われている時代に、
どう考えても無教養で幼稚な主人公が大企業から引く手数多とか、
本当に全く共感できません。

こんなものを参考にするような人が、大学の品位を落としているんです。
稀代の悪書としか思えません。
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