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夜想
 
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夜想 (単行本)

貫井 徳郎 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

名作『慟哭』から十四年。ふたたび「宗教」をテーマに、魂の絶望と救いを描いた雄渾の巨篇。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

貫井 徳郎
1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、第四回鮎川哲也賞の最終候補作『慟哭』を刊行して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 447ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/05)
  • ISBN-10: 4163259902
  • ISBN-13: 978-4163259901
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 意欲的な次の朝焼けを期待したい, 2007/6/17
『慟哭』から14年。
貫井徳郎はミステリの体裁をとりつつも、あくまで人間の「心」の叫びを描き続ける。『空白の叫び』では犯罪を犯すに至ってしまった少年たちの悲痛な叫びを描き続けたが、本作で貫井は14年前にデビュー作で扱った、「家族を失った男」の御しきれない悲しみ……それを単なる「悲しみ」と表するするのはあまりにも陳腐すぎるからこそ、貫井はこうした体裁をとり続けるのかもしれない……を、新興宗教という組織を舞台に淡々と焼きとった。
『慟哭』では、ミステリ色を色濃く出し、宗教の持つ恐ろしさと心の弱さが全面に押し出されていたが、本作では“救済”をその最後に求めた。野心作であり、意欲作であることは高く評価したいが、今回の“救済”は甘さでもあった。
章立てがぶつ切りとなり、短いモノローグの交差が目立つラストは、中盤までの展開の期待感からすると、消化不良と、持久力の低下を実感させる。雪藤の破綻の露呈もまた、説明的すぎやしまいか。
個人的には、非常に意欲的なテーマに精力的に取り組む作家なので今後も応援したい。文庫化に際しては、ぜひ大幅な加筆・修正を期待する。//
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 目に見えないもの。, 2007/8/1
事故により一瞬にして妻子を失い、生きる望みを無くした主人公・雪籐が、
ある能力を持つ女性・遥と出会い変わっていく様子を描いた物語です。

半分くらいまでは少しテンポが遅い様に感じ、
ちょっと飽きてしまいました。
丁寧に書いていると言えば聞こえは良いですが、
何となく物足りなかったです。
後半は続けざまに事件が起こり、あっと言うまでした。
更にラストは想像していたものと違い、
良い終わり方でした。

この物語を読んで、
人は、考え方一つでどうにでもなるものなのだなと、
改めて思いました。
嫌いだと思っていた人も、
見方を変えるととてもいい人に感じてくるから不思議です。
物事を悪く捉えるととことん悪くなるし、
前向きに考えればどん底にいても、光明を見いだすことが出来るのですね。こんな風にポジティブに生きて行きたいものです。
この本は、悩みを抱えている人に是非読んでもらいたいです。



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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 自分を救うのは自分自身なのだ。, 2007/7/14
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
突然の事故で妻子を失った雪籐。彼の落とした定期入れを拾った女性は、
物に触れるとそこに籠った思いを感じ取れる不思議な力を持っていた。
雪籐は、彼のために泣いてくれたその女性・・・天美遙のために生き
ようと決意するのだが・・・。

さまざまな理由で救いを求める人がいる。絶望のどん底から誰かが救い
上げてくれないか、じっと待っている人がいる。遙の不思議な能力に
すがろうとするたくさんの人たちがいても不思議ではない。最初は
個人的な好意のボランティアだったものが、有名になりすぎて暴走する。
遙が有名になるきっかけを作った雪籐にさえ止めることはできない。
遙は、自分が望む望まないにかかわらず、教祖に祀り上げられる。
その過程はぞくりとするほど怖い。救いを求める人に手を差し伸べる
遙だが、彼女自身の救いを求める心は誰が救ってくれるのか?また、
雪籐は本当に救われたのか?最後まで目が離せなかった。「自分を
救うのは自分自身しかいない。」この言葉が作品を凝縮したようで、
とても印象的だった。
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5つ星のうち 4.0 貫井作品の中で1、2番目に好き!
宗教もの・・・とは言ってはいけないのでしょう。
怒られる、主人公(雪藤さん)に。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: ずんだぱんだ

5つ星のうち 5.0 前作を超える傑作!!読むという行為が心地よい。
残念ながら前作「慟哭」は面白く読めませんでした。最初の50ページ程でラストの仕掛けがある程度予測できてしまったので、読書の残りは予測の為の確認作業っぽくなってし... 続きを読む
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5つ星のうち 5.0 読みやすい作品でした。
宣伝の『宗教・絶望』という単語に惹かれて買いました(ちなみにミステリー入門者です)。交互に展開される2つの物語が重なり、1つの物語を紡ぎ出す様に引き込まれて40... 続きを読む
投稿日: 2007/6/9 投稿者: 紗里奈

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