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風に舞いあがるビニールシート
 
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風に舞いあがるビニールシート (単行本)

森 絵都 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

愛しぬくことも愛されぬくこともできなかった日々を、今日も思っている。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。


内容(「MARC」データベースより)

国連で難民事業に携わる里佳は、上司で元夫のエドがアフガンで死んだという知らせを受ける。そして、エドがアフガンで助けた少女のことを伝え聞き-。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。

登録情報

  • 単行本: 313ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/05)
  • ISBN-10: 4163249206
  • ISBN-13: 978-4163249209
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (41件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 106,688位 (本のベストセラーを見る)

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5つ星のうち 5.0 粒よりの短編集, 2006/7/21
By ringmoo (愛知県高浜市) - レビューをすべて見る
(TOP 100 REVIEWER)   
このほど直木賞を受賞した短編集です。表題作を含め六編の、どれも素晴らしい粒よりの短編集です。

「器を探して」「犬の散歩」の二編は、女性が自分のもやもやとした人生に対して、ある吹っ切りをして自己をしっかりと掴んで、新たな歩みを始める物語です。
前の二編はやわらかさの中に描かれていますが、それを更に突き詰めて、個人の幸せと世界の幸せを対決させて、主人公の女性に大いなる一歩を踏み出させる作品が、表題作の「風に舞いあがるビニールシート」です。この難民たちの「風前の灯」のような人生を著わす言葉が、何度も登場しますが、元夫の死の様子を聞いた時、本当の意味でこの言葉の意味を理解し決断をしたのだろうと思います。

私が男だからなのか、ミステリー好きだからかは解りませんが、この表題作以上に気に入ったのが、仏像の修復師を主人公にした「鐘の音」です。タイトル自身の捻りも気に入ったのですが、とにかく主人公の心理描写が素晴らしくぐんぐん引き込まれましたし、そこにあった「謎」が氷解し意外な形を見せるミステリー風の終わり方も気に入りました。

「守護神」もややミステリー風の展開で面白いですし、「ジェネレーションX」も軽妙で楽しい作品でした。

いずれにしても大満足の一冊で、私としては今年120冊近く読んだ中で、BEST1の本でした。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 大切なものを守って生きる, 2006/9/3
 本書は、6つのそれぞれ独立した短編を集めたものである。どれ一つをとっても、十分に長編に育てられる充実した世界を背景に持ったものを、きりっとしまった短編に仕上げてあるのだから、実に贅沢な本と言える。帯に書かれた惹句に曰く「自分だけの価値観を守って、 お金よりも大事なものを持って生きている――。あたたかくて強くて、生きる力を与えてくれる、森絵都の短編世界。」多分、担当編集者の書いた文であろうが、作者の作品のポイントを見事に捉えたよい惹句である。
 巻末に置かれた、表題作は、作者としてかなり苦労して書いたらしく、参考資料のほとんどはそれで埋まっている。その辺が表題に選んだ理由なのだろう。しかし、主人公が周りの理解に支えられて頑張るのであって、主人公自身の強さはあまり出ていなくて、私は高く評価しない。
 それよりも、冒頭に置かれた「器を探して」の方が、一見受け身のようでいて、その実周りの人間を引っ張っている主人公の強さが出ていて好きである。担当さんも同じ意見らしく、帯に引用されている文章はこっちの作品の方である。
 この作者、「アンパンマン」のシナリオライターから出発して、最初は児童文学一筋だったが、近年急速に非ジュブナイル作品も書くようになった。今後が期待される。
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24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 強く思えるものを持ってますか?, 2006/8/3
By 夢追い虫 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
森絵都さんの直木賞受賞作。

ある者は難民救済。
ある者は草野球。

6人の主人公達は
他人から見ればちっぽけにしか見えないかもしれないけど、
かけがえのない大切なものを持っている。
それに対して、それぞれ譲れない確固としたプライドも持っている。

他人がその重みの大小を決めることはできない。
その重さは本人だけが決めるのだから。
その価値は自分にしかわからなくても、
お金よりも大事なものを持っている人の強みを見せ付けられました。

個人的には私と同性であり、日常を感じさせる
「器を探して」「犬の散歩」の二人の女性に
最も感情移入できました。

それにしても森絵都さん、
どんどん一般文学らしいテーマを描くようになってますね。
個人的には「永遠の出口」くらいの
瑞々しさがあった方が好みなのですが、
間口の広い作家になっていくのが手に取るようにわかるので
これからも楽しみです。
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5つ星のうち 3.0 ちから強く生きること
今を懸命に生きる6人の物語集。表題作は本当に泣けます。夫のフィールドに掛ける思いを元妻が引き継ぐ感動作に仕上がっています。あとお気に入りは、ジェネレーションX。... 続きを読む
投稿日: 17日前 投稿者: ko_taro

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投稿日: 5か月前 投稿者: Umeko

5つ星のうち 4.0 風に舞いあがるビニールシートって言葉がすごく印象的
表題作は難民支援組織に勤務する女性の話です。
これが良かった。
女性の自立を描いた短編としては素晴らしいと思いました。
投稿日: 5か月前 投稿者: ぷーやん

5つ星のうち 4.0 後味がさわやかな短編ばかり!
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投稿日: 8か月前 投稿者: Just Smile

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投稿日: 10か月前 投稿者: KASUMI

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投稿日: 19か月前 投稿者: mur:mur

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